ぐ~たらEVERYDAY

平凡な日常を愉快に楽しく!

ちず旅行【真冬の長瀞編 Part2】

2018-01-28 23:05:28 | ちず旅行
長瀞2日目。
めーーーーっちゃ寒いけど、快晴です!(≧∇≦)b



通りの大きな鳥居を潜り、宝登山神社の参道を真っ直ぐ進み、目指すは宝登山頂!
一昨年は、直射日光をモロに浴び、灼熱地獄かと思われたこの道のり、今回は陽射しの有難さをヒシヒシと感じるほど空気の冷たさが全身を襲います。
歩いてるとポカポカしてきてイヤーマフも取りたくなるくらいなのに、ちょっとでも風が吹くと、たちまち身体を縮めざるを得ません!

宝登山神社を横目にロープウェイ乗り場へ。
朝早いせいか乗車客は私達だけです。



この日は、氷点下の気温に備えて、ジーパンの上にさらに白パンツを履き、下は4枚重ね、上は5枚重ねの厚装備。
山頂には約5分程で到着です。



ここからの眺望のなんと素晴らしいこと!O(≧∇≦)O



山々の連なりがダイナミックです。

さて、今回の旅行の目的は臘梅!
この宝登山に臘梅園がある事をテレビで知って、前から行きたいと思っていたのです。
開花情報によれば、まだ6分咲きとの事だけど、6分も咲いてりゃ見頃でしょ!と、このタイミングで訪れたわけなのですが…
んんん!?
見渡してみると、6分も咲いてない???Σ(OωO|||)



所々にマンサクの花や2本だけ花開いていた梅の木もあったけど、臘梅はちょっと寂しい咲きっぷり。
それでもめげずにカメラを向けていたら、突然通りすがりのおじいさんが「そんな所いくら撮ってもムダだよ!上の方に行けば、もっと咲いてるから」と教えてくれました。
え、そうなの!?
お礼を言って登ってみれば、ありました、ありました!∑(゚∇゚*)



黄色い花が見事に咲き乱れた一画が!



ここだけはホント見頃でした。
ここが6分咲きの西ロウバイ園なのか。
東ロウバイ園は、まだまだ1〜2分咲きだそうで。



すると、先程のおじいさんがまたやって来て、臘梅の種類や山の名前など、まるでガイドさんの如く、親切に詳しく教えてくれました。
このおじいさん、麓に住んでるらしくて、毎日ここに登って来てるんですって!
パ、パワフル!∑(゚∇゚*ノ)ノ



今年の臘梅は、雨が少なくて寒かったから、咲くのが少し遅れているようです。
土日は凄く混むし、午後になると風が強まってくるから、私達のように平日の午前中に来るのは正解だと。



臘梅園全体の満開にはまだ早かったとはいえ、この一画だけでも観られたのはラッキー!
おじいさんに会ってなかったら、私達、寂しい臘梅だけ観て、あのまま山を降りちゃってたかもしれない。
おじいさん、ありがとう!(*^_^*)



青空に映える黄色い小さな花。



なんて可愛らしいんでしょう!(*´ω`*)



ほのかにちゃんと梅の香りがするんですよ。



武甲山と秩父市街。
雪の積もったこんな雄大な景色、なかなか観られるチャンスないわ。



さらに上へ登り、宝登山頂の標識にて。



おじいさんの言う通り、だんだん風が強くなって来て、寒さもグッと増し、私ったら鼻水垂らしてたのにしばらく気づいてなかったくらい顔の感覚も麻痺してた!
いい歳してハナタレなんて…(|||□|||)

この少し先に宝登山神社の奥宮があるんです。
社務所も売店も無人ですけどね。



せっかくだから、しっかりお参りしました。
ここの狛犬はオオカミなんですよ。



雪が溶けきらない境内は、むしろ荘厳さと神聖さを感じさせる趣きがありました。



そこからは下山しながら、臘梅観賞。
ぬかるんだ泥と凍った雪で何度滑った事でしょう(転んではいないよ!)



ロープウェイで降りたら、一台のバスが目に入りました。
「ロープウェイ無料送迎バス」って書いてある。
え、そんなのあるの?
どこから出てるの?
知ってたら、麓まで寒い思いしないで着けたのに。
そんな気持ちでついついじーっとバスを振り返りながらガン見してたら、走り出したそのバスが私達の横で停車して、運転手さんが「長瀞駅まで乗っけてってあげるよ」
マジですかーーーーーっ!?
運転手さん、ありがとう!(*^_^*)

ランチは、前回とっても美味しいカキ氷に感動して翌日にランチにも訪れた『山草』さんにしようか迷ってたんだけど、バスで駅まで一気に行けたので、駅すぐの所にあるお蕎麦屋『むらた』さんに行く事に。
ここもとっても美味しかったの。
店の前に着くと、うそ!閉まってる!?Σ(OωO|||)
いや、閉まってるどころか改装中!?
『むらた』さんだけではなく、この岩畳通りのお店のほとんどがシャッター閉まってる!
どうしよう、ホントにどこもやってない!Σ(ll゚艸゚ll)
寒い!
とにかく寒い!
泣きそうになってたら、一軒のお蕎麦屋さんからおばさんが出て来て招き入れてくれました。
「この辺りは木曜日はどこもお休みなんですか?」と聞いたら、この時期は宝登山側は賑わってても、川沿いの方は閑散期でどこも冬の間はお店を閉めちゃうんですって!
こちらのお店は「それではあまりに寂しいから」と開店してるそう。
いやいや、おかげでお腹は満たされ、身体は温まり、本当に助かりました!(*´ω`*)



野菜天ぷらうどん、美味しかったです!
おばさん、ありがとう!(*^_^*)

時間的に余裕があるので、岩畳も歩いてみました。
風は強くなる一方!(((╹д╹;)))



荒川のライン下りも、冬は「こたつ舟」を売りにして続けているようですが、さすがにこの日はお休みだったみたい。
だって、川の水凍ってるもん!



池も全部凍ってるもん!
あらゆる水溜りも凍ってるもん!
ふと岩場に目を向けると、白くて長い藤の花のようなものが…



よく見たらツララ!∑(゚д゚;ノ)ノ
どうやらここは滝のようなんですが、水がツララとなってぶら下がっておりました!
驚きだわ!(๑⁺д⁺๑)

あまりに寒くて、どうしても旅行のシメにおしるこを食べたかった私。
でも岩畳通りはほとんど開いてないし、もうこうなったらコーヒーでもいい!
とにかく温まりたい!
彷徨い歩いて、駅近くのカフェでやっとのエベレストチャイ。



は〜生き返る〜(*´∇`*)

14:30の電車で長瀞を発ち、熊谷駅から赤羽駅までの一直線、ひたすら強烈な西陽ビームで目潰しを食らいながら帰宅。
今回の旅行、あの環境でよく風邪をひかずに済んだものだ!(;^_^A



埼玉県で一番人口が少ないという長瀞町。
でも四季を通して何かしらイベントがあって、地球の歴史や躍動も感じられて、自然や花に恵まれている素敵な町。
真夏の灼熱を味わい「もう夏の長瀞は訪れまい」と思った。
真冬の極寒を味わい「もう冬の長瀞は訪れまい」と思った。
それでも「今度は春の桜、秋の紅葉かな♪」なんて次の長瀞行きの楽しみをまた語っちゃう。
アクセス的に(本数少なくて)厄介だけど、ナンダカンダ長瀞が好きなんだなぁ!(*´ω`*)





1日1回、ポチッとクリック!
ご協力お願いします!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする