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猫の耳事件④

2021-07-27 19:33:56 | 地域猫

スーパーボランティアさんの御宅は大きな家でした。
玄関で捕獲器からケージに移す時もチャチャっと素手で。
いくら洗濯ネットに入ってるとはいえ、人馴れしてない野良猫相手にスゲー!Σ(o゚д゚oノ)ノ
血液検査の結果も渡し、片耳猫を託しました。

仲間が保護直後に市役所の地域猫活動担当者に今回のことを報告してくれたようで、その方から「市内でも置き餌目当てのアライグマに猫が襲われる事例もあるのでご注意を」という返信があったようで。
いやいや、この辺にそんな野生動物なんて〜(笑)と思っていたら、周りからもハクビシンやタヌキの目撃情報を結構聞かされたんです。
なので、ひょっとしたら片耳猫は野生動物に襲われて耳を噛みちぎられた可能性も出て来ました。
お巡りさん呼んじゃったけど、でもまだ両耳切られた猫の方は解決していないからね。


片耳猫を預けて最初に病院に連れて行ってもらってからは、毎日のようにラインで様子を写真付きで知らせてくれています。


まだ警戒心は解けず、ボランティアさんが部屋からいなくなるとご飯を食べるそうですが、毎日ほぼ完食。


抗生剤が入ったご飯なので、食欲があるのは大助かり。


広いケージに移されてからもトイレの中に入りっぱなしだったのが、ようやくトイレを卒業し、ウンチも好調のよう。
この御宅では、病院でも取り入れてる所があるという「光線治療」という特殊な機材を使っての治療もしてくれていて、猫も気持ちよさそうに受けているんだとか。


ただ、耳の血は未だ止まっていないようで…
エリザベスカラーも顔も血で汚れてしまう。


たまに通院して綺麗にしてもらってますが、すぐに血が滲んでしまうんだとか。


今通院している病院でも、耳の肉が盛り上がってくるのを待つしかないようで、しばらくは投薬と光線治療で頑張ってもらうとのこと。


とりあえず、今は状況を報告してもらいながら見守っています。
「あの時、保護出来ていなければ死んでいた」と別のベテランボランティアさんも言ってたそう。
そういう意味では「よくぞあの日あの時、私の前に現れてくれたものよ!」とつくづく思います。


仲間とも話していたのですが、この子を保護した時の状況はまさに運のいい「たまたま」が連発だったんです。

・たまたま私が仕事がない日で身動き取れたこと。
・帰宅直後に「両耳切られた猫情報」が届いて、すぐ探しに行けたこと。
・諦めて帰ろうとして、ふと気になって寄ってみた場所で偶然この子に出会ったこと。
・すぐに捕獲器と車を用意出来る仲間が2人駆けつけられる状況だったこと。
・来てくれたお巡りさんが親切だったこと(他の警官は冷たいらしい)
・駐輪場でたまたま出会った女性とライン交換出来たこと(初めて出会って、ラインのやり取り以外はそれきりなのに治療費のカンパもしてくれることになりました)
・たまたま土曜日で、病院の診察時間がまだ終わってなかったこと(日曜日だったら終わってた)
・すぐに安くお世話してくださる預かりボランティアさんに託せたこと。

様々なラッキーが重なったことで、この片耳猫の名前は『ラッキー』にしました。
今までが辛かった分、これからはずっと幸運に恵まれますように。
そんな願いも込めて…!(≧人≦)



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コメント (2)
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