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窓ぎわのトットちゃん

2023-12-27 18:41:00 | 映画鑑賞

ねこ友会メンバーと映画を観てきました!


『窓ぎわのトットちゃん』

ムビチケでの座席予約に慣れていない我ら。
裏面のQRコードをスキャンするだけだと思ったら、購入番号と暗証番号を入力しないといけないのね!?
も〜小さい文字も読めなくなってきてるのに、こんな細かい作業めんどいわ〜(ll≧ω≦ll)
モタモタしてしまって、もし混雑してたら後ろの人に舌打ちされちゃいそう。

無事座席を確保して、劇場地下の「MUJIカフェ」でランチ。
「MUJIカフェ」での注文方法もちょっと独特で、ここでも戸惑う我ら。
カウンターの前であーだこーだとお惣菜の選び方にモタモタ。
困ったおばちゃん達です (;◔ᴗ◔;)


散々喋って、お腹を満たして、いよいよ映画。
作品柄なのか、客層は年輩の方が多いようですね。

これから観に行く予定の方はここまでで。










*******************











黒柳徹子さんの幼少期を記した自叙伝のアニメーション映画化。
私は原作を知りません。

淡い色彩の柔らかいタッチ、日常の中にじわじわと侵食してくる戦争の影。
「この世界の片隅に」をちょっと思い出しました。
落ち着きがなく「困った子」と小学校を退学させられたトットちゃんを受け入れてくれたのは、電車の車両を教室として利用している「トモエ学園」
どんな子供にも優しい眼差しを向けてくれる小林先生との出会いによって、トットちゃんの毎日は輝き始める。

トットちゃんは環境に恵まれた子だったんだなぁ。
両親もトモエ学園の先生も学園の仲間達も、トットちゃんのありのままを認め、その強烈な個性を見守ってくれている。
今の徹子さんはこうして形成されていったんだと納得出来る素晴らしい環境。
その日常を脅かす戦争の存在が淡々と描かれてる分、怖いです。

トットちゃんと小児麻痺のヤスアキちゃんとの交流がメイン。
手足に障害があり、静かに読書ばかりして過ごしていたヤスアキちゃんを「みんな一緒でしょ」と、木登りに誘い、プールに誘い、彼に新しい景色を見せてあげるトットちゃん。
可愛がっていたヒヨコの死をきっかけに命の儚さを知ったトットちゃんにとって、この2人の突然の別れは、あまりに悲しく重い。
トットちゃんが葬儀場を飛び出し、戦争一色になった街を駆け抜け、トモエ学園で小林先生の胸の中でようやく大きな声をあげて泣き出す場面は、胸が締め付けられました。

トットちゃんやヤスアキちゃんの声優はもちろん、子役達の演技がもう素晴らしすぎて!.。.:*・'(*✪ω✪*)’・*:.。.
おそらくプレスコ方式で収録したんじゃないかとは思うけど、繊細な喜怒哀楽を愛らしく伸び伸びと演じていました。

作品の中に、絵のタッチが違う場面がいくつか出てきて、それも子供達の想像力によるものなのかなぁと思うと、自分の知らない世界を教えてもらった気がして、微笑ましくも刺激的でした。

後半はずっと涙腺崩壊 (இωஇ)
いや、鼻水の方がヤバくて、終映後は冷静を装いながらも「早く鼻をかませて〜」とトイレに直行。
優しく温かく切ない感動作です。
オススメです!



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コメント
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