映画を観て来ました!
『怪物の木こり』
劇場で初めて予告編を観たときに「これは無理だな…」と呟いた作品です。
とにかく暴力や血しぶきがダメなので、絶対観ないと決めていました。
それなのに!
いつもこれを覆される『王様のブランチ』映画コーナーでの紹介。
とりあえず凄惨なシーンはいつものように目を瞑っていればいいやという気持ちで観て来ました。
以前『見えない目撃者』という作品がかなりグロかったにもかかわらず、面白くて2回観に行っちゃったこともあるし、今回もそうなるかも?なんて期待もあり。
これから観に行く予定の方はここまでで!
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ある程度、スプラッタ的なシーンは予告編でやってくれていたので、本編はそこまで身構えなくても大丈夫だったかな?
ただ、お医者さんが椅子に固定されて殺害されるとこはずっと目を閉じてました。
あとで友人に聞いたら「そこまでじゃなかったよ」って言ってたけど、音声だけでもう無理…!((((;;OωO;lll))))
怪物のマスクを被った人物による連続猟奇殺人が起き、犠牲者は頭を斧で割られ、脳を奪われた。
その犠牲者たちは、かつて誘拐された子供たちであり、その子供たちには脳チップが埋め込まれ、それぞれ養護施設に捨てられていた。
その脳チップはサイコパスを生み出すためのもの。
サイコパスとして、いくつも殺人を犯してきた主人公の脳にも本人が知らないうちに脳チップが埋め込まれていることがわかり、怪物の次のターゲットとなる。
作られたサイコパス。
誘拐された子供たちはいわば被害者。
そういう意味でとても悲しい物語。
頭を怪我したことによりチップが壊れ、徐々に人間らしい心を取り戻していく過程が切ない (߹𖥦߹)
脳チップを埋め込まれた人物を襲う怪物の正体は!?
登場人物誰もが怪しく見えます。
医者か?
刑事か?
プロファイラーか?
婚約者か?
スプラッタ描写以外の部分ではかなり惹きつけられました。
プロファイリングで犯人を特定していく様子も面白かったです。
そのプロファイラー演じる菜々緒さんですら「この人もサイコパス?」と思わされます。
ラストがちょっと意味がわからなくて、友人といろいろ整理しているうちに「え、コレもしかして続編ある!?」なんて思ったり。
ここから先は確実にネタバレなので、観た人以外はホント読まないで!(ll≧人≦ll)
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婚約者の映美(吉岡里帆さん)がラストに二宮(亀梨和也さん)を殺そうとするだろうなっていうのは予想出来た。
たぶん、彼女も幼児誘拐事件の子供の1人なんじゃないかな?
育った養護施設で二宮がよく口ずさんでいたメロディーを彼女が歌ってたのも不思議だし、年齢的にも同じ頃誘拐されててもおかしくない。
弁護士の娘なのに劇団員っていうのもなんだか違和感だったし、常に演じることに長けているとか?
で、やけに彼女が柱に頭を打ち付けたシーンが強調されてたから、実は彼女も脳チップを埋め込まれていて、彼女は元々壊れていたのが、頭を打った時のショックで逆にチップが正常に働くようになって、その後サイコパスになってしまうとか?
そうすると、ラストに二宮が呟いた「かいぶつはたくさんともだちをつくりました」って言葉にも繋がらない?
な〜んて、これはこれで矛盾もあるけど、鑑賞後は友人と好き勝手に想像して盛り上がりました!(๑≧ꇴ≦๑)