映画を観てきました!
『遺書、公開。』
2年D組の生徒と担任に送信されたクラス全員の「序列」
犯人も目的もわからないまま半年が過ぎ、序列1位の姫山椿が自殺してしまう。
その数日後、クラス全員宛に椿からの遺書が届けられる。
椿の自殺の原因を探るために、ホームルームの時間を使ってそれぞれが自分宛の遺書を公開していく。
これから観に行く予定の方はここまでで!
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中盤までの予想を超える展開が面白かったです。
表向きでは宛てた相手を思いやるような言葉の裏に隠された真実。
暴かれていくクラスメイト達の闇の姿。
演技がちょっとオーバーで笑っちゃったりもしたけど、あれだけの表現が出来る若手俳優たち、むしろすごいと思う。
ドス黒い感情を見事に出してた。
いや、ホントつい笑っちゃったんだけど (*≧艸≦*)
序列に縛られるクラスメイト達。
「担任までが自分の順位を気にするか?」って思うけど、私たちって何だかんだで肩書きとか経歴だけで人を見るとこあるよね…(⁎ꈍωꈍ⁎)
あれほどの醜い姿を曝け出しておきながら、ラストでみんな仲良くコーラスしてたりして「いやそれはないだろ、もう元には戻れない程の精神的ダメージあったろ」って思っても、人が死んでも傷ついても何もなかったかのように普通に戻れる怖さを描きたかった…とか?((((;;O□O;lll))))
終盤のどんでん返しというか種明かしというか、そこがね〜
中盤が良かった分、意外性に欠けて衝撃が弱かったかな。
ラストシーンは蛇足に感じたし、また謎の「新序列」が貼り出されてるのも、どういうこと?
よくある「呪いは終わらない」ホラー的パターン?
ミスリードも余計なだけだったし、変に捏ねくらなくても、もっとシンプルで充分良かったのにな。
作品としては惹き込まれたし、個性的なクラスメイトたちの暴露演技は見モノです。
いや、ホントつい笑っちゃったんだけど (*≧艸≦*)(←しつこい)