生まれた時から見守ってきた餌やりさんによると、現在8歳の地域猫・ダンゴ。
子猫の頃には他に兄弟もいたようです。
成猫になってからもママンにベッタリ。
私はあまりお世話をしたことがなかったけれど、おじさん人気が高く、みんなに可愛がられていたようです。
そんなダンゴが昨年7月末、車との接触なのか原因不明ではありますが、顎を大怪我して見つかりました。
仲間4人と協力して病院に連れて行き、診察の結果は顎と胸の骨折。
手術してしばらく入院しました。
ところが、顎に入れたワイヤーを外す1ヶ月後の手術の時までケージの中で過ごさせなければならなくなり、病院でも入院はこれ以上難しく、大混乱の我ら。
いつも猫の預かり先がなくて困っているのです。
悩みに悩んで、2週間をボランティア仲間のYさんが、次の3週間は私が家で預かることに。
大急ぎでケージを購入しYさんに貸し出し、ダンゴが我が家に来た時にケージも運び、しっちゃかめっちゃかな感じで預かり生活スタート。
ダンゴは家猫経験がないのに、とても人馴れしていて、どの家に行っても甘えん坊で可愛がられました。
猫じゃらしで遊ぶのが大好きで、ケージの中に閉じ込めてもおけず、運動も兼ねて毎日スキンシップ。
あれだけの怪我をした猫とは思えないほど、すっかり元気になりました。
1ヶ月経って、無事に顎のワイヤーを外す手術終了。
その後は、預かれる家がないので元の場所にリリース予定でした。
でも、他のボランティア仲間が「ここまで人に慣れてるのに外に放つのは可哀想。里親が見つかるまでうちで面倒見るよ」と言ってくれて、そういうことならこちらも願ったり叶ったり。
我が家からまた引っ越しして、ダンゴの里親を探すことになりました。
ここから、まぁすったもんだがありまして…(lll´д`lll)
結果的には、ボランティア仲間&ペットシッターさんのツテで、高齢猫を見送ったばかりのお宅が「ダンゴちゃんくらいの年齢の猫を迎えたい」と言ってくださりトライアル開始。
他に先住犬と先住猫のいるお宅なので、人間は好きだけど他の猫とはあまり仲良くなれなさそうなダンゴで大丈夫かなと心配でしたが、先住犬猫ちゃんとはそれなりの距離感でうまく付き合えてるとのこと。
この度、めでたく正式譲渡となりました。
名前は「ダイちゃん」になったそうです 。
骨折した後、逆三角形にほっそりしてしまった顔も、今ではふっくらして怪我する前に戻った感じです。
この写真、実はすぐそばで先住猫ちゃんも一緒にくつろいでいるんです (,,>᎑<,,)
怪我をした時、いくつかの病院に診察をお願いする電話をかけたら「助からないかもしれない猫にお金をかけるより、今元気な他の野良猫の世話に使った方がいい」なんて診る前から言い放った獣医。
ダンゴ、助かりましたよ!
手術して、ちゃんと普通に生活出来ていますよ!
一生可愛がってくれるおうちも見つかりましたよ!
もうあんたのとこには診察頼みませんよーーーーっ!٩(๑òωó๑)۶
ダンゴは入院してから里親さん宅に迎えられるまで、たらい回しと言ったら言葉は悪いけど、不本意ながら何度もあちこち家を移動させてしまい、可哀想なことをしました。
そのせいか、別のおうちに連れて行かれないよう、ダンゴなりに必死に甘えていい子にしていようとしていたみたいで (இωஇ)
ダンゴ、ごめんね…
でも、安心してね。
今いるところがずっとのおうちになったんだよ。
これからは、どこにも行かなくていいからね。
ダンゴの未来にただただ幸あれ。
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子猫も、もちろんですが成猫ちゃんも、じっくりと家猫になる、練習をすれば、きっと幸せになる
お家が見つかる、良い例ですね😊
ダンゴちゃん、助けて下さって、ありがとうございました😺
うちの地域にはもう子猫はいなくて、成猫が野良猫から家猫に迎えてもらえるということは本当に有難いことです。
大怪我は可哀想でしたが、結果一生大事にしてくれる家族が見つかったことは幸運でした。
これからの幸せを願うばかりです。