横濱・櫻木町コティベーカリーぶろぐ

街のこと店のこと今昔物語

付藻茄子(つくもなす)公開中@静嘉堂美術館

2013年03月08日 08時31分32秒 | 好きなもの
 
 安土桃山時代の大名物『付藻茄子』や国宝『曜変天目』が、
現在静嘉堂美術館で、3月24日まで展示公開中です。
 
武蔵野の面影の残る雑木林の中
ゆるやかな坂道を登って行くと、洋館の静嘉堂文庫が姿を現します。
  
この洋館に隣接する静嘉堂美術館です。
三菱の岩崎彌太郎の弟、彌之助。
その子の・小彌太、父子二代によって設立されました。
国宝7点、重要文化財83点が所蔵されています。 

付藻茄子は、室町幕府の三代将軍足利義満の所有から始まり
松永久秀へと渡り、織田信長→豊臣秀吉→徳川家康
と戦国武将の所有を経て
三菱財閥・岩崎氏の所有となりました。
本能寺の変・大阪夏の陣
2回も罹災しましたが
徳川家康の命で大阪城の焼け跡から破片が集められ
名手により元の姿に復元されました。
まさに奇跡の茶器です!
NHKアニメ『へうげもの』の第1回にも登場していました。

国宝の曜変天目は、
すい込まれるような神秘的な青色でした。


満開を迎えた庭園の梅。

雑木林の中にある岩崎家の霊廟
緑のドームが、とても印象的でした。




☆犬山∪・ω・∪ 二つの国宝☆

2012年12月08日 10時36分43秒 | 好きなもの
  
その①犬山城
愛知県の犬山城は現存木造十二天守
国宝四城のひとつで、
現存する日本最古の様式です。

こんもりとした山の上に小ぢんまりと建っていて
アットホームな雰囲気で親しみの湧くお城でした∪・ω・∪

室町時代 (1537年)
織田信長の叔父・織田 信康によって建てられ
池田氏・石川氏・成瀬氏と城主がかわり2004年(平成16年)まで
日本で唯一の成瀬氏・個人所有の城だったそうです!

高所恐怖症を抑えつつ
天主閣4階・高欄の間の欄干にそって一周すると
眼下に木曽川が、ゆったりと流れていました。
かなり怖かったのですが、すばらしい眺望でした。


お城の敷地内にある針鋼神社(はりつなじんじゃ)では
七五三の時期だったので珍しいお守りを見ることができました♪
尾張の神社は笹の枝にお守りをつける風習があるそうです。

犬山市のキャラクタ~わん丸君のお守りがついています。


お城の土産店で見つけた名物「きなこ棒」「きびだんご」

美味しいので写真を撮る前に沢山食べてしまい
きなこ棒の量が減ってしまいました(笑)
本来はぎっしり詰まっていて、ずっしり重いです。




その②有楽苑の茶室『如庵』
お城から少し離れたところに有楽苑があります。
信長の実弟・織田有楽斎の茶室・国宝『如庵』はこの中にあります。


右側の建物が『如庵』です。

“如庵”の名は織田有楽斎のクリスチャンネーム“ジョアン”によると言われ、
この日は小雨模様でしたので庭の苔や草木が、より美しく見えました。

この手水鉢は『釜山海』という名がついていました。
加藤清正が朝鮮出兵時の土産として
有楽斎に送ったと伝えられています。

中央にくぼみがあり、まるで人が彫ったような波模様がついていました。
海から引き揚げた天然の石なのだそうです。

織田有楽斎は江戸時代に徳川家康から屋敷を与えられ
そのことから東京『有楽町』の名がついたとのことでした。




  

LEDシーリングライト・リモコン騒動(ノ∀`)

2012年11月15日 13時16分04秒 | 好きなもの
 
いつも便利に使っている、LEDシーリングライトですが
突然リモコンが効かなくなり
部屋の照明を消すことができなくなってしまいました。

電池の入れ替えをしたり
他の部屋で使っている同じリモコンで試したり
ブレーカーを落としてみたり
シーリングライト本体の電源を切ってみたり・・・

あらゆることを試しながらも、心の中で
「な~~んだ、こんなことが原因だったのかぁ!」的な
解決になるのではないかという予感もしていました。
優秀な国産メーカーの製品が、たやすく故障するとは考えられませんから。

メーカーの相談窓口で聴いてみると

「他の電気製品の影響で干渉が起きている可能性があります
点検してみてください」


…とのこと。
部屋中の全ての電気製品を、よくよく調べてみると
TVのリモコンが家具のすき間に落ち
リモコンボタンが押された状態になっていました(ノ∀`)
それがシーリングライトの操作を妨害していたのでした。

そのリモコンを隙間から出しただけで全てが解決しました

な~~~んだ、そうだったのかあぁぁぁ!
何事も原因がわかってしまえば呆気ないものですが、
分からない時は堂々巡りになってしまうもの。
オペレーターさんの客観的な提案は、こんな時有り難いです



リモコンが増えると、便利な反面こんなトラブルもあるものですね~
気をつけようと思いました。



☆信長ファンの聖地★安土城(趾)に行きました☆

2012年11月06日 12時58分46秒 | 好きなもの
 
彦根から5駅ほど京都方面に行くと
信長ファンの聖地・安土城があります!
築城3年で焼け落ちてしまったので今は石垣が残るだけです。

もう,この駅の表示を見ただけでファンとしては
テンションが上がります
 

そして駅前には信長像! 
 
駅前北広場はこの風景、まさに信長一色です。
安土城天守閣を思わせるユニークな建物は『天守タワー』
  


 
 線路を隔てた反対側には
城郭資料館と相撲櫓があります。

マンホールの蓋にも信長の旗印が!
 
 
レンタサイクルで見渡す限り続く田園風景の中を走って行くと
セミナリヨ趾、ここは公園になっていました。
堀のそばなので水辺の景色が素敵です


更に自転車で走り、安土城(趾)に到着


木の枝の杖を借りて、石段を登ります。

この杖は、見かけより急な石段登りの必需品でした。
入り口の注意書きに
「マムシやハチなどに注意、全て自己責任で」
とあり、気を引き締めて登りました。

登り始めて、すぐにあるのが羽柴秀吉邸と伝えられる場所。

同じく前田利家邸




やっと天主閣の表示にたどり着き、最後の石段を登り…

天主閣跡に到着
ここに、あの天主閣があったのだなぁ…と感慨に耽ります
 
ハチの巣に気をつけながら撮った天主閣跡からの風景
右手前に小さな西の湖、遠く琵琶湖がかすんで見えました。


天主閣近くにある森蘭丸邸と伝えられる場所。
立ち入り禁止区域で、石柱も傾いているので目立ちません
 
 安土文芸の郷には、
お城を再現した展示もあるのですが、
この日は月曜日で休館、駅前の安土城郭資料館も休館でした





10月20日には、
横浜・赤レンガ倉庫でテレビ神奈川
戦国鍋TV tvkに40年の歴史あり!祝ってみせようホトトギスLIVE」
が開催されました。
この番組に出会って以来、
超ニガテだった歴史に親しみを持つことができました。

この日は、全国から集まった9000人のファンが
歴史アイドル?のパフォーマンスに熱狂しました。
番組は終了してしまいましたが、番組再開を熱望してやみません。 


  

彦根城の“ひこにゃん”

2012年11月01日 08時02分34秒 | 好きなもの
 
地元・神奈川テレビTVK戦国鍋TVのおかげで、にわか戦国ファンになり
“にわかお城めぐり”に出かけてみました。

掃部山公園の近くに住む縁で
先ずは井伊掃部守直弼のご実家
現存木造12天守・国宝4城のひとつ「彦根城」に行きました。

長い長い石段を登って行くと、天主閣にたどり着きました!
この日は少々曇り空でしたが、
天守閣に登ると琵琶湖を眺めることができました。
天守閣の階段は殆ど垂直に近く、
慣れるまでちょっと怖かったです。

大河ドラマ『江』の撮影が「西の丸三重櫓」のそばであった
という立札も立っていました。
(初が、お菓子を江に食べられて怒るシーン)


一番印象に残ったのは「落とし橋」としての機能をもつ「廊下橋」です。
  
この橋は、敵から攻撃された場合
橋を落として侵入を防ぐという機能があったそうです。


下に回って、見上げると迫力があります!!!!!!
現在はがっしりと造られていて、落ちそうにありません(笑)


そして、彦根城といえば「ひこにゃん」です。

ひこにゃんスケジュールでは詳しい登場日程が確認できます、
この日は博物館前が会場でした。


演技の合間には、
スタッフさんにブラシで毛並を整えてもらっておめかし♪ 

 
狭い縁側での演技なので、
あまり大きな動きはできない様子…
でも手先だけでの感情表現がみごとで、愛らしい!
さすがゆるキャラ殿堂入りの人気者です~♪

 


街でみつけた石材店のひこにゃん♪


彦根駅前の井伊直政像


駅の反対側には、石田三成の佐和山城(跡)があります。
駅構内に展示されている武将にゃんこ(=^・^=)
左からにゃんにゃん七剣士の藤堂高虎「とらにゃん」
中央・ライバルキャラ「しまさこにゃん」そして「いしだみつにゃん」

ゲーム『戦国無双』イベント開催中で
彦根駅から佐和山城へのシャトルバスも出ていました。

イベント開催中のお店の入り口には、
石田三成の家紋のれんが掛っていました。

映画『のぼうの城』公開間近ということで、近江鉄道の
『のぼうの城』ラッピング電車も走っていました。



ひこにゃんの彦根・街案内
【公式】ひこにゃん The Movie 2


史跡とエンターテイメント&近江牛グルメ
いろいろな楽しみ方ができる彦根は、とても楽しい街でした。








『高円寺ゆるキャラ(R)まつり』に行きました☆

2012年10月28日 10時15分53秒 | 好きなもの
    
大好きなmixiアプリ
ふしぎな生き物 ふにゃもらけ
高円寺フェスタ2012“ゆるキャラ®プロレス”に参加するとのことなので
応援に行きました~♪

高円寺北口広場の特設リングの周辺は
沢山の観客でいっぱいでした。
試合の様子(YouTube)
ゆるい熱戦が繰り広げられ、なごやかな熱狂につつまれました。
出場選手一覧


懸命にふにゃのお世話をする作者の塚本なごみさん(後ろ姿)♪
試合終了後は、高円寺中央公園に移動して撮影会です。  

次々にリフト付きトラックに乗り込むゆるキャラたち。


こちらの会場も、たくさんのファンで溢れていました。



各ブースでは、キャラクターグッズが販売されていました。


初めての高円寺散策で、楽しい秋の一日でした。



京都☆亀屋清永のお菓子『清浄歓喜団』

2012年10月10日 18時50分11秒 | 好きなもの

NHK大河ドラマ『平清盛』に
何度も「唐果物・からくだもの」として頻繁に登場したお菓子
"清浄歓喜団"
(せいじょうかんきだん)

京都・八坂神社そばの亀屋清永
遣唐使が伝えた唐菓子“清浄歓喜団”を、今に伝えるお店です。

今回初めてお店に行くことができました。
老舗の風情が素敵です♪

このお菓子を知ったのは、
お菓子の歴史を調べていた20年ほど前のことでした。

縄文土器の様な、可愛らしい形が魅力的です。
千年以上のロングランを誇るお菓子

 
お店の方のお話によると
「寺院で作られている物は今でもあるかもしれませんが、
菓子店で作られているのは当店だけです。」
とのことでした。




ちょうど店の前を僧侶さんが通過、京都らしい風景でした。




オリツル・サイダー@横浜

2012年08月22日 08時17分15秒 | 好きなもの

残暑厳しい日が続きますね、横浜も連日35度近い猛暑の毎日です。
そのためか今年は無色透明でシンプルな“サイダー”が美味しく感じられます。
 
横浜はサイダー発祥の地です。
文久3年(1868年)外国人居留地でイギリス人ノースレーが
リンゴ風味の炭酸飲料である「シャンペン・サイダー」を製造販売。
 そして明治32年(1899年)秋山巳之助氏が横浜扇町で
『金線サイダー』を製造しました。

当時のサイダーがどのような味だったのかは知る由もありませんが、
昭和初期のサイダーの味を今に伝える
『オリツル・サイダー』は素朴で甘味・後味さわやか。
きっと往時のサイダーも、このような味であったのではないでしょうか。
ラベルのデザインも素敵です




坪井屋さんで製造されている
オリツルサイダーは昭和3年ごろに製造が始められ、
2006年に復刻されたそうです。
横浜中華街の安田屋酒店さんで、販売されていました。





    

☆『戦国鍋TV 渋谷パルコ 夏の陣』 開催☆

2012年08月09日 13時51分29秒 | 好きなもの

地元・テレビ神奈川の人気番組
なんとな~く歴史が学べる 『戦国鍋TV』 の展示イベントが
 
渋谷パルコ3階・パルコミュージアムで開催中です。
 
番組でお馴染みのセットや小道具が展示されています。

もし利休が現代のアパレル界に登場し
wabi sabiという店の店長だったら…?
という設定が楽しい『RQ』…WABIってます!


色鮮やかなOICHIのセット


北条綱成の「地黄八幡」をはじめ、いろいろな小道具が展示されていて
それぞれの楽しいシーンが思い浮かびます。
壁には各コーナーの紹介パネルが貼られています。

幕×JAPANのセットの設計図、うつけバーNOBUの台本


名物コーナー・ミュージックトゥナイトのセットには
ヒット曲?の映像が常に流れています。

7月28日(土)、8月12日(日)には出演者によるトークショーも開催されました。
7月の方に参加したのですが
RQ役の山本匠馬さんを生で見ることができ感激 

楽しい番組の中に入り込んでしまったような気分になれる、
この展示イベントは
8月13日(月)まで開催されています。 



 10月20日には横浜赤レンガパークで
戦国鍋TV
~tvkに40年の歴史あり! 祝ってみせようホトトギスLIVE~

があります、とても楽しみです。 





京都☆伏見稲荷大社へGO!(o`・´o)

2012年05月31日 07時45分02秒 | 好きなもの

以前、パソコンやネットの災難が続き
どこかにIT神社はないかしら?あれば是非お参りしたい!と思っていました。

そんな折、旅行で立ち寄った京都・伏見稲荷にお参りすると
問題が全てが解決したので、
それ以来、私にとって伏見稲荷はIT神社になりました。

今回はお礼参りなので稲荷山の頂上を目指しました。

参道の整備も整い、前回のお参りの時とは、まるで違った印象でした。

 

入り口に躍動感のあるキツネのモニュメントも新調されていました。
シッポの宝珠と、口にくわえた稲穂が可愛らしいです。


迷宮の入り口のように見える「千本鳥居」
ここから、頂上まで急な登り坂が続きます。


途中のお茶屋さんで「稲荷すし」をいただいて、エベルギー補給。
「ここまでで三分の一くらいですよ」とお店の方に聞いて
折れそうになる心を奮い立たせて、頂上を目指します。


ひたすら赤い鳥居をくぐり階段を登り続け、頂上に到着。

ここが標高223メートル
稲荷山 山頂

の標識がありました!
この日京都は気温14度で肌寒かったのですが、汗ばむほど暑くなりました。



稲荷山を下ってゆくと、ひときわ目を引くキツネの像がありました。
山から躍り出たような躍動感が魅力的です。
頭に宝珠、口には竹をくわえています。

竹からは、きれいな湧水が流れ出しています。

ここは眼力さんという社で、眼や“先を見る目”を守ってくれるそうです。


正面から見ると、さらにインパクトがあります。


伏見稲荷大社のお守り、高さ2.5㎝ほど
折り紙で折ったようなスタイリッシュなデザインです。
小ぶりなのでデジカメ用のお守りにしています。


ふっくら可愛い真っ白キツネぬいぐるみのお守り
汚れやすいので、家のPC用です。


こちらは境内のお土産店にあった根付。
前回買ったもの(右)と並べると阿吽のキツネになりました。





「京阪奈・ぶらり歴史散歩」には、
とても分かりやすい稲荷山の案内図が掲載されています。