横濱・櫻木町コティベーカリーぶろぐ

街のこと店のこと今昔物語

横浜トリエンナーレ開催♪

2008年09月23日 19時55分39秒 | 街のアート
            
3年に1度のアートの祭典、横浜トリエンナーレ2008が開催されています。期間は9月13日~11月30日まで、会場は横浜港周辺の各所です。広い範囲で開催されているトリエンナーレを見て歩くのに便利なガイドブックが美術手帳〔別冊10月号〕から発売されています。
    
            『アートシティヨコハマ・ガイドブック 
               横浜トリエンナーレの街を歩く』

当店も151ページ野毛・桜木町の【買う】のコーナーで紹介されています。当店をご紹介下さったのは146ページに掲載の桜木町のアートセンターART LAB OVAさんです。そして148ページにはスナックのカウンターの中に立つ主宰「ヅ」さんの姿が見られます♪ そして黄金町を担当された檀原さんのブログはコチラ。地元のアーティストさんの情報を元に作られたガイドブックなので、従来のものとは一味違った情報が満載ヾ(*´∀`*)ノキャッキャ♪
ようやく去った厳しい残暑、秋の横浜のアート散歩にピッタリな1冊です。


               
       ※飛び込み台から、不安げな表情で下を覗き込む少年…
トリエンナーレの玄関口?「横浜ランドマークプラザ」のガーデンスクエア(吹き抜け部分)に設置された
      エルムグリーン&ドラッグセット・
                「Catch Me Shoud I Fall」
                  (落っこちたら受けとめて)

               
9メートルを超える高さの飛び込み台は、下から見上げるとこんな風に見えます。高所恐怖症の私にとっては、足のすくむ思いです((((;゜Д゜)))
11月3日までの期間、いろいろな作品との出会いが楽しみです♪

         
※気温はまだまだ高いですが、高層ビルの上には秋の空が広がる横浜です。 




オペレッタ♪こうもり♪

2008年07月19日 23時27分23秒 | 街のアート
横浜は、毎日30度超えの真夏日が続いています。そんな中、山下公園そばの神奈川県民ホールに、小澤征爾音楽塾オペラプロジェクト「こうもり」(YouTube)の公開リハーサルを見に行きました

※休憩時間に3階ロビーから撮った景色です、遠くに大桟橋と客船が見えます。

オペレッタを見に行くのも、生の小澤征爾さんを見るのも、今日が初めてです♪
豪華で華やかな舞台、ヨハン・シュトラウス2世の優雅で軽快なウィンナ・ワルツの旋律で、気分は当時のウィーンにタイムスリップした気分でした。遠くからですが、お元気そうな小澤征爾さんを拝見し、とても嬉しくなりました♪
ニューイヤーコンサートで、よく演奏される「こうもり」序曲ですが、劇の内容知りませんでした、はなるほど~こういうストーリーだったのかぁ、と納得しました。
劇中の「シャンパンの歌」には…
       ♪シャンパンは酒の王と呼ばれる
       王者シャンパン 万歳!

という一節がありますので、幕間の飲み物は「シャンパン」にしました。軽くてフルーティーで、とても美味しかった~、やはりお酒の王様なのかも知れません♪

(7月21日・神奈川県民ホールを皮切りに、8月2日まで、全国各地で公演されるので、内容には触れないことにします)


              
これは山下公園のアート作品です。2005年トリエンナーレの際に展示され、ポスターにもなった05年展の象徴的な作品でした。もう撤去されてしまったものと思い込んでいたので、またこの作品を見ることができ、嬉しくなりました。

…と、いう事は、私は2005年以来、山下公園に行っていなかった~~!地下鉄の「みなとみらい線」の“元町・中華街駅”に降りたのも初めてでした。2004年に開業しているのに、近くでいつでも行けると思うと、元町・中華街にも行かないです。秋になって涼しくなったら、地元を見て歩こうと思います。 




 

松坂屋のアールデコ♪

2008年07月10日 14時12分28秒 | 街のアート
2004年に横浜最古の百貨店として「横浜歴史的建造物」に指定された横浜松坂屋。アールデコ調の建物が古き佳き時代を感じさせます。
                
               ※1階~3階までのエレベーター表示
横浜松坂屋のシンボルとも言うべきアールデコ・エレベーター表示。いまや他では見られない貴重な表示板です。時計の針のようにクルクル動く様子はYouTubeでご覧下さい。

                 
                       ※全体の様子
これらの表示板はいつ頃作られたものなのかなと思い、松坂屋に問い合わせてみました。「記録が残っていないのではっきりは分かりませんが、昭和初期の頃に作られたものと思われます」とのことでした。
ゆったりとした時代だった昭和、その時代の象徴でもあるアールデコ装飾を店内で探してみました。
            
             ※4階~7階は、シンプルなタイプ
                    
                   ※エスカレーターの装飾
          
                   ※階段にある階数表示



上野松坂屋のエレベーターも素敵~♪横浜松坂屋は10月で閉店してしまいますが、なんとかこの表示板だけでも、どこかで保存して欲しいものです。横浜最古の百貨店、たくさんの人の、いろいろな思いをのせて動き続けたエレベーターですからね~♪

お祝いのお返しや、お中元・お歳暮、娘の学校の制服など、嬉しい買い物はいつも松坂屋でした。幼い頃は横浜の郊外に住んでいた私にとって、伊勢佐木町はキラキラ輝く大都会でした。前身の野沢屋だった頃オモチャを買いに来た思い出、大食堂にあった「入り九」マークの入った大きな急須と湯のみ茶碗。そんな時代の事を店内のアールデコ装飾が、思い起こさせてくれます。

                   
今年のお中元の買い物のサービス品、建物の全体がプリントされています♪

          
中は木綿の「ふきん」、松坂屋の「伊藤」マーク&野沢屋の「入り九」マーク入りで、私にとって貴重な記念品になりました。


【松坂屋のマーク】
最初の屋号が創業者・伊藤蘭丸祐道の苗字からとった「いとう屋」だったため、「井桁」の中に「藤」の文字になっています。伊藤蘭丸祐道の祖先は織田信長の小姓をしていたと伝えられているのだそうです~~イケメンだったのでしょうか?!





                    
       横浜桜木町シベリアのコテイベーカリーHP  

妻木頼黄の作品

2008年06月18日 19時36分53秒 | 街のアート
横浜には、明治の建築家・妻木 頼黄(つまき よりなか)の代表的な作品が残っています。 
              
横浜赤レンガ倉庫(よこはまあかれんがそうこ) 正式名称・新港埠頭保税倉庫。
2号館は1911年(明治44年)、1号館は1913年(大正2年)に建てられました。保税倉庫としての役割は1989年(平成元年)までに終え、2002年(平成14年)にリノベーションされ、1号館は展示スペース、ホールなどの文化施設、2号館は商業施設となり、付近一帯は広場と公園を備える赤レンガパークとして整備されました。海と歴史的な建物、楽しいショッピングモール、美しい公園、それらを一度に楽しむ事ができる、最も横浜の魅力にあふれた場所だと思います。 

              
現在は神奈川県立歴史博物館になっている横浜正金銀行は1904年に建てられ、平成7年には、国の史跡に指定されました。博物館では、県や市にちなんだ様々な展示会が1年を通じて開催されています。建物まで文化財という素敵な博物館です♪ 
                   
そして、お花見で有名な掃部山公園にある「井伊掃部頭(かもんのかみ)直弼」像の台座、これも妻木作品です!!!いずれの作品も重厚感があって、横浜を代表する建造物です。

横浜には妻木作品をはじめとして、街のあちこちに明治期~昭和初期に建てられた建造物が残っています。古いものと新しいものが調和している街・横浜。建物を建て替えずに、時代の変化にあわせて新築時の機能・性能以上に向上させる「リノベーション」こそが、横浜を魅力的な街にしている原動力だと思います。

リノベーションに関する本のご紹介は コチラ



妻木頼黄 安政6年1月20日(1859年2月22日) ~1916年(大正5年)10月10日)建築家。大蔵省などで数多くの官庁建築を手がけ、明治時代の官庁営繕組織を確立しました。



                  
       横浜桜木町シベリアのコテイベーカリーHP 

葉山芸術祭のお知らせ♪

2008年05月06日 09時58分33秒 | 街のアート
当ブログにリンクさせていただいておりますサイト Memories of you のakiyama様が、葉山芸術祭 で写真展を開催されています。
          
     ※この画像はakiyama様のサイトのトップページ画像をお借りしています。
akiyama様はカメラを初めて手にされてから45年写真を撮り続けておられます。葉山に転居されて6年、その集大成を発表されています。繊細な感性で切り取られた葉山の風景は見る者の心を海へといざないます。


           
葉山芸術祭は、5月11日日曜日までです。爽やかな初夏の海と様々なアートがが楽しめる魅力的なイベントに、ぜひ足をお運び下さい




葉山芸術祭HP内「キーワード検索」に「葉山の写真」と入れますと、詳細を見ることができます。

食と現代美術 Part4-開催♪

2008年01月13日 17時10分24秒 | 街のアート
1月11日(金)~29日(火)の期間、『 食と現代美術part4 』 が
BankART1929Yokohama で開催されています。
               
『 食と現代美術part4 』は、食文化と現代美術を巡る回遊形展覧会、
期間中は、周辺の老舗や進取の飲食店と作家のコラボレーションする
「横濱芸術のれん街・Ⅱ」や、横浜の産物を集めた朝市「BankARTwith濱の市」 が併催されます!

              
当店も【横濱芸術のれん街Ⅱ】に初参加しています。この「のれん」が目印です♪
              アーティストはふたみふゆみさんです。
               
               作品 「シベリアのきもち」 
この作品は装着可能です!
ぜひ暖かいカステラに挟まれるシベリア体験をなさってください♪
店内で、お客様の耳あて装着写真を展示しております、どうぞご参加下さい。
                 
        作品 「耳あてをつけた女の子」 
        こちらは絵画作品、店頭での展示風景です。
※メイン会場の展示入場チケットに付いた割引券は当店でもお使いいただけます、
ぜひご利用下さい。


         
また、当店はBankARTwith濱の市に出品いたします、ご来場下さい♪

日時・1月14日(祝日)午前10時~午後3時
場所・BankART Studio NYK河岸

詳細はBankART1929のサイトでご確認下さい



※BankART 1929 は、横浜市が推進する歴史的建造物を活用した文化芸術創造のプロジェクトです。


                  
       横浜桜木町シベリアのコテイベーカリーHP

野毛大道芸 2007・夏の陣  開催のお知らせ♪

2007年07月19日 14時53分18秒 | 街のアート
               
            野毛大道芸 2007・夏の陣が次の日程で開催されます。
7月21日(土)~7月22日(日)正午より、小雨決行 
           場所…野毛界隈、成田山横浜別院、横浜にぎわい座


       下町スタンプラリー、21日・22日
       21日成田山横浜別院・夕市
       21日・1時 横浜にぎわい座『大道芸パントマイム教室』

詳細は横浜の下町・野毛ネットよりご確認下さい。出演者・時間・場所なども記載されています。


21日(日)
当店はシベリア・甘食を中心に臨時営業いたします。

大道芸にお越しの際は、是非お立ち寄り下さい。


       
              


横浜美術館 小島烏水展

2007年03月08日 19時35分59秒 | 街のアート
           
現在、 横浜美術館 では 小島烏水版画コレクション展 が開催されています。小島は明治6年生まれ、小学校から横浜で育ち(戸部小学校・老松小学校・太田小学校)、横浜商業学校(現・横浜商業高校=Y校)を卒業、そして横浜正金銀行に勤務しました。横浜にゆかりの深い人物です。                                             
(横浜正金銀行の建物は現在、県立歴史博物館になっています。)
銀行員として勤務する傍ら、文学者、アルピニスト(日本山岳会初代会長) 、浮世絵や西洋版画のコレクターと幅広い分野で活躍しました。そんな小島烏水の「北斎・広重からゴッホ・ピカソ」という幅広く膨大なコレクション一堂に集めた、とても見ごたえのある展示でした。

また、アートギャラリーでは子どものための展覧会 シデロ・イホス 鉄の響き-原田和男展 が開催されています。鉄の奏でる様々な音色を楽しむことができます。触ったり叩いたりできる作品があるので、子供も大人も楽しめる作品展です。期間3月4日~3月18日

横浜美術館、水曜日は女性に嬉しい ハッピーレディースウェンズデー 先着100名にクッキーがプレゼントされます♪                 
                  
美術館前では次回展示「水の情景ーモネ、大観から現代まで」展のための インスタレーション の制作が始まっていました。春の一日、いろいろに楽しめる横浜美術館散歩でした。

メディアコンテンツ展 2007

2007年03月01日 20時20分35秒 | 街のアート
         
馬車道の BankART1929 の3階で 東京工科大学メディア学部 の卒業作品展が開催されています。学生さんのデジタルメディアにおけるさまざまな試みを体験でき、楽しめました。
          
私が特に興味を持ったのは佐藤美穂さんの『机上の空想』という作品です。テーブルの上に置かれた生花、その茎や花びらに触れるとそれがスイッチとなってテーブル上にさまざまな影のアニメーションが映し出されるというものです。テーブルだけではなく頭上のスクリーンにもアニメーションが映写されます。アニメーションも過剰なものではなく品の良いユーモアが感じられる作品でした。
花や触れる人の健康状態でアニメーションの現われ方が異なるという点も興味深いものがありました。

   『メディコンテンツ展2007』作品概要より…
「影」は、我々の身の回りにある物理現象ですが、見えないものを伝えるために、映画やアニメーションなどでは影を利用した演出法が様々な場面で活用されています。そこで、これまでアニメーションなどで利用されてきた影の映像的表現を、現実世界で触れて楽しむことのできるインタラクティブコンテンツで活用することを目指し、作品の制作を行ってきました。今回は、テーブルという日常の環境の中に、想像の世界を広げて制作しました。



桜木町・ON THE WALL

2007年02月20日 18時48分07秒 | 街のアート
          
桜木町、旧東急東横線高架下といえば ロコ・サトシさん のウオールアートで有名ですが、現在 桜木町ON THE WALL が開催されています。これは高架下に連なる約1kmの壁面を一大アート空間として活用してゆくための実験的イベントです。
   主催・横浜市  協力・NPO法人KOMPOSITION  協賛・ナイキ・ジャパン

          
参加アーティストにより、次第に壁面の作品が完成してゆく様子はとてもエキサイティング! 
           
完成した作品、完成しつつある作品を見ながら歩くのは桜木町ならではの楽しみです。
                   
       実施期間  2月3日~3月4日     周辺地図・アクセス

   ♪完成した作品から…
           

           
           
           

           
            
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