倉庫を整理していると、
当店が昭和の頃に使用していた
古い紙袋が出てきました。
電話番号が2ケタなので
昭和30年代後半に使用していたものと思われます。
絵柄だけスキャンして補正し、復元してみました。
当時はケーキも製造販売しておりましたので
『パンと洋菓子』と表記されています。
まだビニール袋の普及していない時代なので
包装の主流は紙袋や経木などでした。
このような紙袋が大きさで5種類くらいあり
菓子パンも皆この紙袋に入れて販売しておりました。
当時はこのような店がまえでした。
パン屋といっても、仕入の袋菓子をはじめとして
ジュース・アイスクリーム・バター・ジャム
コーヒー・紅茶・ミルクのほか
缶入りの贈答用の菓子なども販売しておりました。
製造品目も菓子パン・食パン・調理パン、
シベリア・甘食・蒸しパン・ロックケーキをはじめとして
羊羹やお饅頭・おはぎ等の和菓子まで製造していましたので
“パンとお菓子のコンビニ”の様な状況でした。
早朝4時の仕込み時間から
夜10時間まで店を開け、定休日なし
という、まさに現代のコンビニと同じ営業形態でした。
横浜桜木町シベリアのコテイベーカリーHP