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横浜市歌 @横浜開港記念日

2011年06月02日 09時34分36秒 | 街のこと

横浜港は安政6年6月2日(太陽暦で1859年7月1日)に開港されました。
これを記念して6月2日は開港記念日とされています。

1909年(明治42年)7月1日に行われた、横浜港の開港50周年記に発表された
横浜市歌
今日まで歌い継がれ、市民に愛されています。
昭和30年代の横浜市立小学校では、開港記念日は勿論のこと
行事があると必ず横浜市歌を歌いました。


  
作詞は森林太郎(森鴎外)、作曲は、当時東京音楽学校(現、東京藝術大学)助教授だった南能衛氏です。
文語調で格調高く、メロディーも素晴らしい歌です。

わが日の本は島国よ (わがひのもとはしまぐによ)
朝日かがよう海に (あさひかがよううみに)
連りそばだつ島々なれば (つらなりそばだつしまじまなれば)
あらゆる国より舟こそ通え (あらゆるくによりふねこそかよえ)


されば港の数多かれど (さればみなとのかずおおかれど)
この横浜にまさるあらめや (このよこはまにまさるあらめや)
むかし思えば とま屋の煙 (むかしおもえばとまやのけむり)
ちらりほらりと立てりしところ (ちらりほらりとたてりしところ)


今は百舟百千舟 (いまはももふねももちふね)
泊るところぞ見よや (とまるところぞみよや)
果なく栄えて行くらんみ代を (はてなくさかえてゆくらんみよを)
飾る宝も入りくる港 (かざるたからもいりくるみなと)

 

ところが、格調高い文語文は子供には意味がよく分からず、空耳や替え歌で歌っていました。
「果なく栄えて行くらんみ代を」は「果てなく栄えて遊覧民謡」と思い込んでいました(笑)
3節目は、特に子供の替え歌の絶好の餌食?でした。  
今は桃食って腹下し
泊まる所は宿屋
宿屋のおかずはキンピラゴボウ
焼いてうまいのはカキモチ・センベイ


※きっと横浜の各校で、いろいろな替え歌が歌われていたことでしょう。


横浜市歌を音頭にした『アラメヤ音頭』です↓
正調「よこはまアラメヤ音頭」の踊り方・改訂(YouTube)
  
  

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