虎づくし展の案内状
赤坂の虎屋本店で、寅年を前に「虎屋・寅年・虎づくし展」が催されています。とらやのシンボルの“虎”を歴史・文化など多角的に捉え、バラエティーに富んだ、楽しく美味しそうな展示でした。
開催期間・11月1日(日)~30日(月)
店舗の2階に展示室があります。
虎にちなんだお菓子の展示もあり、意匠に富んだ虎屋伝統のお菓子から海外のお菓子まで、各国の虎のイメージを垣間見ることができて興味深いものでした。特にフランスのTigrebroodは甘食の様な外見のお菓で、印象的です。シベリアに似たお菓子もあり、親しみを感じました
黄色と黒と茶色、、、シベリアは虎のイメージなんだなぁ…と思いました。
野毛山動物園のシベリアトラ
この展示で、日本に虎が初めて来たのは横浜だった!ということを知りました。
文久元年(1861) 横浜港に上陸した虎は東京の麹町・福寿院、さらに三重県で見せ物興行でお披露目されました。「お手・お座り」など簡単な芸もできたのだそうです(*^v^*)
【『虎屋・寅年・虎づくし展』2009年11月 虎屋文庫、より】
この冊子を執筆されている川添裕さんは、横浜生まれ・横浜在住の方なので、プロローグにも「ボリショイサーカス横浜公演」や「野毛山動物園」の名があり、嬉しくなりました
少し足をのばして、お別れの近づいた「歌舞伎座」を見に行きました。この建物がなくなってしまうのは寂しいです 中学生の時、鑑賞会で初めて歌舞伎座で見た猿之助さんの『狐忠信』、あの感動は今でも忘れません。
・歌舞伎の世界を描いたマンガ→「かぶく者」
・そしてこちらはマンガ原作歌舞伎→市川海老蔵「石川五右衛門」
あと174日、カウントダウンの立て札がでています
歌舞伎座の近くにある旧NISSAN本社ビル。横浜に本社が移転したので、周辺はひっそりとしていました。
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