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『 湘南江ノ島   香水壜美術館 』

2008年04月03日 15時57分34秒 | 神奈川のこと
当店の店名の由来になった「COTY香水」、ルネ・ラリックのデザインによる香水壜は世界中の女性に夢を与え続けました。 江ノ島の香水壜美術館 にラリックの香水壜が所蔵されていると知り、さっそく行ってみました。
             
江ノ島大橋の手前洲鼻通りに、この美術館があります。館長さんが20年の歳月をかけて収集した、貴重な香水壜が展示されています。

                    
ラリックの作品「誘惑」は制作された数も少なく、無傷の姿で見られるのはこの美術館だけなのだそうです。その他にも貴重な作品も数多く所蔵され、時のたつのも忘れ、ひとつひとつ見入ってしまいます。19世紀末~20世紀初頭に戻ったような優雅な時が過せる美術館です。
                    
香水壜美術館には、ミュージアムショップが併設されていて、現代の作家の作品やアンティ-ク、アクセサリー、書籍など購入する事ができます。
そこで見つけた小さな香水壜 ラベルには
                  MUSE DE COTY N.Y.
COTYのラベル文字がはっきりと残っています。1946年に発表されたものだそうです。香水も少し残っていますので、香りも確認できました。COTY香水の香りをずっと探していた私にとって、感動的な瞬間でした。
   
                
そして、こちらは遠藤館長の著書です。数ある資料の中でもっともCOTYについて詳しく書かれ、作品の写真が美しいので、何度も図書館で借りていました。店名の由来を調べる時に最もお世話になった書籍、その著者が館長さんだったことに、帰宅してから気付きました…残念!
次回はもっと時間の余裕をもって出かけようと思います。何度も行きたくなる美術館です。HPでは所蔵品の一部を見ることが出来ますし、書籍やアクセサリー等の通販もあり、とても便利です。ぜひご覧になってください。

この記事を書くにあたり「湘南江の島香水瓶美術館」館長・遠藤賢朗様のご好意により、リーフレット写真、HP画像を使用させていただきました。ここに厚く御礼申し上げます。




                  
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