休日関係なく働くようになって約4年が過ぎて、ようやく変化に気がついた。
いつの頃からか、朝から昼にかけての時間が
とてもいとおしく感じるようになった。
仕事をしている時間、ひとりで過ごす時間、家族と過ごす時間
関係ない。
特に土日はいとおしさが増す。
何一つしてあげられていない妻が聞いたら、
さぞかし呆れ果てて涙も出ないことだろう。
ウィークデイは、あちこちから色々と飛んでくるし、飛び出してもくる。
「それ、今じゃないと駄目?」
「失敗しながらでいいからね。そこまで確認の必要はないよ。」
「報告はきっと覚え漏れるから、いつも書き置きを頼んでるよね。とりあえず言いましたからは駄目だよ。」
に始まって、
「納期なんとかならんかなぁ、一部だけでもいいから入れて」
「価格更改は全商品一覧で提出してください。他社と比較しますから」
「見積り頼みたいけど、現物あるから取りに来て」
等々、
他にも矢継ぎ早に色んなものが飛んでくる。
生産計画に加工実績分析に金型や在庫品の管理、
資金繰り計画に税理士さんや社労士さんとの相談事
トタン屋根が外れただの、エアコンが調子悪いだの、機械も調子悪いだの
管理業務もあれこれ。
当たり前になっている「あ~しんど」の声が出なくなったらどうしよっか。
と思いながらまた明けていく一日への感謝。
二度と戻ることのない日々への畏敬。
語らざれば憂い無きに似たり。
イライラしているけれど、迷いはない。