今朝も氷点下の朝だった。
先週から続く冷え込みに、風邪などひいてしまったりして
少しスローな日々を過ごしている。
通勤先の最寄り駅で、息せき切って駆け込んでくるのは
女性のほうが多い。
ほっぺを真っ赤にして白い息を煙のように吐いてホームへやってくる。
アクセル全開での走り込みに、コートの前ももちろん全開。
少しの工夫で節約可能なエネルギーを、燃やさずにはいられない様に親しみを覚える。
その逞しさに、あやかりたくなるやら、頼りにしたくなるやら。
駅から会社へ向かう途中、軒先に植えられた紅梅が咲いていた。
写真を撮ろうかと考えたけれど、やめた。
5秒程度眺めていただろうか。
数輪咲いていていただけでなく、つぼみの膨らんだものもいくつか発見した。