勝馬投票物語

総選挙のマイクパフォーマンス

諸行無常の響きあり

読売巨人の旗の色

盛者必衰の理を表す

忖度の人も久しからず

ただ春の夢の如し

猛き自民も安倍で滅ぶや

ひとえに風の前の塵に同じ

新たな風

新しいパートさんが今日から働き始めた。
ようやく私より年下の人が来てくれた。
子供に風邪を移されたとかで、
鼻がまだ完治しきってないようだった。

が、今日の作業を見るには、
作業への対応の不器用さや不味さは感じなかった。
人間関係を含めた適合性はまだこれからでないとわからないが、
少しでも長く続けてほしいものだ。

と、部下の心配をするのはいいが
より気を引き閉めて仕事に取り組まねばならない。

これって、見えてんのかなぁ

眼鏡を新調した。
慣れがやって来るまでは
よく見えるってのはプラスに感じていられそうだ。

眼鏡選びの際、
今や老眼力が付きつつあるのだけれど、
まだ対応可能だからギリギリセーフ
と言う事にして
予算の都合上であることには蓋をした。

蓋をしたと言えば、
見えないままにしてきて
蓋をしていた事が見えてきた

通勤路では
公園を横切る時の草木花
レギュラーと準レギュラーメンバーの顔
電車内の広告

会社内では
仮置きしていた資財・部材
未使用なままの吊り下げ用の釘
ゴキブリの糞らしき粒

マイナスがプラスを呼び寄せるように
プラスもマイナスを呼び込む。
バランスは何時か帳尻が合うことになっている。

何度転び挫けても
チャレンジし続けられるうちは立ちあがれ。
虚しく無駄な時空の闇を
突き抜けなければ見えないものがあるのは
知っているだろ。

劣等生小唄

迷いなき早寝は
迷いだらけの早起きを呼んだ

少し多目に作ったアイスカフェオレと
昨夜もらったショートケーキの歪な姿

通勤路へまっしぐらに向かい
会社に着いてから気付く鍵の不携帯

投げ出さない為に必要なんだ。
ギリギリセーフの繰返し
ビデオ判定は受け付けねぇ



メッセージが届いたとSNSページ
薄い多面性と共通項と言うデータな私

本当にしたいことは大抵突発的
そっと感謝の札を裏返しては不愉快を抱く

脳は心地好い思考にうつつを抜かし
何の軋みも抵抗もなく空回りを繰り返す

投げ出さない為に必要なんだ
ギリギリセーフの自己暗示
奴等のようにはなれないが

充実

今日は夜明け前から激しく雨が降った

出かけるときにはまだ風も時折強く吹いていた

いつ雷が鳴りだしてもおかしくない様相に

いつもより３０分早く出勤してみた





案の定、靴の中から下半身裏面までずぶ濡れ。

到着すると一枚一枚濡れた衣服を脱いだ。

乾いたタオルで軽く拭ってから、

洗剤の匂いが濃い衣類を身にまとった。





「働くのがもったいないなぁ」

飛行機・車・自転車・信号機・そして犬に鳥。

みんなどっかへ。

居るのは私の息と雨