な~んにもない

もう、わけわからんわ。

今更なんの心配を

2022-04-25 14:34:04 | 日記
山の緑も空の青もすっかり夏の装いになっている。

春は既に夏へと変化を遂げようとしている。

田植えの準備は着々と進められていて、燕を目にする機会も増えてきた。




デジタルな刺激から離れて、アナログな世界に身を浸してみる。

生かされてある今に、なんとなく笑みがこぼれる。

上手くいかないことだらけで、課題ばかり山積みな世界を離れてみると、運の良さに感謝しかない。




「過去の行いがあって今がある」という言い方によくなる。

実際は、切羽詰まった今の連続で、振り返って初めて過去と出くわす感じ。

頭じゃ「過去があって今がある」と納得しているけれど、感覚的には今しかなくて、過去はその付属物でしかない。




時間なんて本当はないのかもしれない。

真夏日に迫る暑さのせいだろうか。

きっと馬鹿にされるよな、こんなこと誰かに言うと。


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イメージ

2022-04-19 16:13:44 | 日記
ツツジが咲き始めている。

蕾を膨らませ始めているものも多くある。

蕾を見て「もうひと雨あった方がいいのかなぁ」等と勝手なイメージまで膨らませる。



外を歩けば、まだまだマスクの花盛り。

汗ばみ痒くなるので、会話せねばならない時に備えて、私は手に持って歩いている。

ゼロコロナ対策に次々まだまだ蕾を見せているのは、日本と中国くらいになってきている。




それぞれのイメージ通り、デザイン通りに、世の中を作り替えようと、世界中の火花がやまない。

「お前はどっちなんだ」と、世の中がかつて通って来た道へと花々を植え替えていく。

心の奥底で震えている、あなたにもあるその花は、何の震えを示しているんだろうか。
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にわかナチュラリスト

2022-04-17 23:28:43 | 日記

水の張られた田んぼが、次々に走って行く。

窓を開けて土の香りで満たす。

芝桜が彩りを添えている。



野良仕事をしに帰ってきた。

街でこの話をすると、大抵気の毒がられる。

自然の深さは、手入れを通して付き合ってみたところで、必ずわかるものではないし、私自身も怪しいもんだ。



田舎へ行けば、季節季節の生き物が出迎えてくれる。

今ならウグイスの声が響き、雨蛙が喉を動かし、魚が列をなしている。

外来種駆除とか、生物多様性だのと言われる度に、
何故か生き物が減っていくのも実感としてわかる。



朝晩はまだ暖房器具が恋しくなる寒さがある。

自然との付き合いは、心地好いものばかりではない。

風や水や食物を通して自然とつながっている生活があるだけ。

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巻き込まれる

2022-04-15 08:48:47 | 日記
四月も半ば。台風一号が日本近海に来ているそうだ。

異常気象危機というニュースが、また一つ生み出されそうだ。

ウクライナ危機・オミクロン危機に続いて今年の三大ニュース候補。



日本には八百万の神々という信仰がある。

明治維新以降、欧米化が進み蔭がすっかり薄くなっている。

昭和・平成と時代は流れ、物と心を分けて考え実践し続けた旧ソ連での社会実験から学ぶべきことは何なのだろう。



仕事に無理やりキリを付けて、そろそろ野良仕事へ向かうことにした。

年が変わって一度も手入れせずにほったらかし。

自然との関わりを体感し、目には見えない変化に期待しよう。




「環境」と、今は今で手を変え品を変え自分と周囲を分けて考える実験に挑んでいる。

自分とはどこまでのことを言うのか。

吸い込む空気に吐き出す空気。口へ入れたものに身体から排出したもの。

そもそも肉体も自然の一部じゃないのかなぁ、とも。
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よどみの中で

2022-04-09 09:35:22 | 日記
空はすっかり春の色に変わった。

青く茂り始めた桜の花は、舞い上がったり地面を這いつくばったりしている。

散ってなお「死ぬ」「生きる」二つの決意が交差し流れていく。




髪は伸び、爪も伸び、皮膚細胞は垢となり剥がれ消えていく。

言われてみれば、頭の中を除けば人の体も自然物で、桜の花の様な世界が展開している。

死を特別視する常識の中に浸かっているからだろうか、あまりそのようなイメージは持たない。




これまでは目立たないようにジワジワ変化していた物価が、あからさまに高騰し始めている。

戦争を誰も止められないでもいる。

安全、安心の街づくりも、危機管理も、再生可能エネルギーも、まるで役に立ってやいない。




全身全霊を傾けるのなら、それこそ死んでしまうかもしれない道を選ばないと、生きてこない。

嵐が過ぎるのを待っている多くの人が、ジタバタしている私の陰口をたたいている。

病院のお墨付きがあったって、その時が来れば渡らねばならない川がある。
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