朝の通勤時に汗をかかなくなってきた。
「少し寒いかな」くらいの服装で丁度いい季節となった。
今年の夏が長く居座った分、彼岸花の咲き始めも遅い様にかんじている。
会社に着くと、汗が引き体温が落ち着く間として使っていた時間がある。
その時間もほぼ不要となり、今はネットサーフィンしたり、静かに瞑想してみたりしている。
着くや否や「さぁ、早速デスクワークを始めるか」とは、どうしてもならない。
新たな一日の初めに自分のデスクに着いて感じる疲れが、解消されたり軽減したりはしていないからだろうか。
肉体的に本当に疲れているのかどうかは、怪しいと言えばそんな気もする。
学生の頃感じていた、部活動後の疲れに似た感覚が、いつしか朝にやって来ている。
これが体力の衰えの始まりだ、と言われればそんな気もする。
結局は、四の五の言わず前を向いて歩き続けるしかない生活に、飽きを感じているんだろうか。
感謝を忘れてまた、生意気なない物ねだりを当然の報酬だろうと考え始めている節もある。
自分を客観視できる方々がいらっしゃると聞くけれど、
季節の変化の様に、自分自身の変化に気付くことができたらなぁ。