寒さが緩むと頭のネジも

そんなこた
どうだっていい
令和ボケ



入れ替わり立ち替わり、
さまざまな問いが私の顔を覗き込んでくる。

ひとつひとつ解を出していくべきなのか。

問いを忘れず、できるだけ多く手元に置いて歩むべきなのか。

といった感じで謎だらけのワンダーランド。




ある時、妻が息子に
「人を見た目だけで判断してはいけない」
と、たしなめていた。

それは、どちらの経験から出た言葉なんだろう？

傍らにいた私へのメッセージなのか。




またある時、リチウム電池の第一人者が化石燃料車が５年後を目処になくなっていく話をしていた。

そこで、温室効果ガス削減への期待を問われ、完全に電気自動車と入れ替わっても、せいぜい１５％程度だと答えた。

より積極的に削減活動へ参加すべきなのか

表看板とは違う処に真の目的が置かれているのでは、と疑うべきか



あ～。時間がないと言うのに。

さくら

今シーズンもありがとう。

気が付けば４月も１５日。

異常気象の掛け声がないのが何故なのかと思うくらい

例年になく長く楽しませてもらっている。




それでも流石に今週限りで、次の季節へと進むのだろう。

舞い散る花びらは、平成という時代を名残惜しく感じているようにも見える。

また、令和という時代になってもよろしくと、
力強く手を振っているようでもある。



凍てつきひび割れた心に癒しを与えてくれてありがとう。

お互いどうなっているかわからないけれど、また会いましょう。

清明日和

鶯が鳴き始めている。

春の野草取りに懸命な姿を、どこか微笑ましく眺めた。

朝食を思わせる香りが漂ってきた。




大人と呼ばれるひとにとって、
いかにして待つのかも大切な仕事のひとつ。

子供と呼ばれるひとにとって、
よく眠るのも大切な成長の過程のひとつ。

そんなもっともらしい雲が流れて行った。




どうやらこの物思いを、サボる口実にしようとしている節がある。

続きは草刈りしながらでもできると、改めて教えてやらねばならない。

他人事

暖かくなってこないと桜は咲かない。

やがて暖かい時期が来れば、桜は散り始める。




この当たり前は、

桜を始め、植物だけの事だと決め込んで安心していた。