「何から何まで真っ暗闇よ
筋の通らぬ事ばかり
右を向いても左を見ても
馬鹿と阿呆の絡み合い
何処に男の夢がある」
ご存知、鶴田浩二の名曲『傷だらけの人生』の一節。
この歌が世に出たのは1970年と言うから、昭和45年。
それから約半世紀。
変わってないのか、一回りしたのか。
セリフ回しを除けば、ピタリと収まってしまう。
政界も角界も経済界も、
お偉方を筆頭にこぞって
関わりある身の回りの範囲しか見ないし、
イメージすらしない。
歌は次の歌詞で結ばれる。
「まっぴら御免と大手を振って
歩きたいけど歩けない
嫌だ嫌ですお天道様よ
日陰育ちの泣き所
明るすぎます俺らには」
真っ暗闇やったんと、ちゃうんかい!