な~んにもない

もう、わけわからんわ。

勝手に騙される

2019-07-26 07:56:01 | 日記


とある銀行の支店まえ、毎朝の通勤時にひとりでゴミ拾いをしている人がいる。

見た感じでは40歳前後かな。

じっと観察していたわけではないけれど、時間にすると1分~2分程度だと思う。

ある時、いつものようにゴミ拾いをした後、そこの敷地内へ入っていくのが見え、

改めてその建物を眺め直したことがあった。




また別のある時、底の前を通ると、ちょうど彼がゴミ拾い中であった。

そこで、あれっと気付いてしまったことがあった。

確かにゴミ拾いをしているのだけれど、全てのごみを拾ってはいないのだった。




何もしていない私が口をはさむことではないか、と空にため息一つ。

どんなルールでゴミ拾いをしようが、

多少なりともきれいになっている訳で、

かつ、ひとりでの活動でもある。



今朝も彼はひとり、軽く汗を流していた。


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誇り

2019-07-14 01:02:40 | 日記

くたびれたシャツ
すり減った靴
古びていく鞄

にじむ汗もそのままに
淡々と歩くつもりが
ぶつけたり転んだり



折り目の消えたズボン
傷だらけの手
汚れきった旗

答えのない問いから
どんな抜け出し方になろうが、
きっと新たな時のリズムを刻むんだ。


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待つ

2019-07-08 01:18:36 | 日記

土日は福知山まで通い、遅れている作業のフォロー。

指示通りやってくれていれば、
交通費をかけてまでこんな事せずにすんだのに・・・

という言葉を飲み込み通った。

たった2日で一週間の遅れは取り戻せない。




基本スタンスとして、工場長に任せているのだから、

彼のヤル気を削ぐ叱り方は出来ない。

例え、彼の経験則におけるマイナス要素を
彼の気分次第で優先したとしても。




笑って誤魔化す自分の失敗、

決して許すな他人の失敗。

そんなところがある人なんだからと、感情が訴えるのを

やり過ごす時間は妙な汗が流れた。




汗をふきふき、呼吸を整えていたら

蝉が鳴き出していた。

そういえば、蝉としての寿命は一週間より長い事がわかった

てなニュースを思い出していた。
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生身の自由という仮説

2019-07-05 22:12:24 | 日記

楽しい時間はアッと言う間に私を通りすぎていく。

そしてそうでない時間も、
きっと同じように過ぎていったんだろう
とも考えたくなる。

では実際はどうなのかという振りで言う、
実際ってなんなのだろう。





改めてそう考えると、私にとっての自由ってどうなるんだろう。

まことしやかな、言い訳のシンボルに思えてきやしないだろうか。

本当は欲しいもの等、何もないのかもしれない気すらしてくる。




個人の自由が幻覚なら、
社会の常識ってなんなのだろう。

社会の常識があって、個人の自由があった世の中から全体主義は生まれた。

今ちゃんと掴めている気になっているものは
本当に私の自由なんだろうか。
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想像力の中の私

2019-07-03 00:29:58 | 日記

まだ梅雨も明けてはいないのに、
眠りの質・量共に良くない。

そんな想像が働く。

今からこれでは先が思いやられる、と話は広がっていく。




そんな作り話に夢中になっていても、
今手元にあって当たり前となってしまっている代えがたい数々の事実は、
意識の底で静かにゆったりと流れている。

決して無関心ではないんだけれど・・・な。




今日のこころは、コロコロといつも以上に良く変わる。
本当に大切なものと、
向上心とか進歩と言うものが、
うまくリンクしているとは限らない。

変わらないものなどないから、
変化の兆しを感じたくて
絶えることない行く川の流れに、
こうしてひとり一石を投じる。

が、どうなる訳でもない。




互いの想像力が友情や愛情を育み、

同じ想像力が争いや憎しみをも産み出す。

なんだかスゴいな。


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