「雨漏り修理、防水工事」職人魂の防水屋、職人社長安藤のblog

雨漏り診断士、1級防水技能士、2級建築施工管理技士の有資格者である職人社長安藤の「雨漏り修理・防水工事」に関するblog

マジっすか? この外壁塗装、高圧洗浄もしないで塗装しちゃったの!?

2009-12-12 19:09:29 | 雨漏り調査・診断・修理・防水工事
画像:高圧洗浄をしたら、すごいことになりました。既存塗装が剥がれ落ち、汚れが出てきました。確かに確認できますよね。外壁に汚れがついたまま塗装しちゃってるんです。怖い! これは本当になった怖い話です。 これってマジっすか? マジっす!
 


クリエイトコスモ株式会社、代表取締役職人社長の安藤です。


職人社長、この響きが大好きです。
僕は雨漏りの調査~見積り~雨漏り修理まで、直接現場に出て防水工事をしています。
そうです。僕は戦力の一人である職人社長なんです。

そのため、現場作業中に雨漏り危険箇所を発見したりしているので、簡単にblogのネタが見つかります。

問題はいつblogの原稿を書くかなんですが、ありがたいことに仕事が忙しすぎるので、気がつくと長い間blogを書いていなかった、なんてこともよくあります。

そこで今日の現場で見つけてしまったこれはダメでしょ、というような塗装屋さんとシール屋さんの恐ろしい仕事をご紹介いたします。
これを見たら、これを聞いたら、外注に仕事を当たり前に出している「なんちゃって工事店」に工事を依頼することの怖さを知ることになるでしょう。

今回の現場はマンションの壁面からの雨漏りを止める為に、足場を架けてしっかり工事をして、当工事店の10年の雨漏り保証書を発行すること、これが仕事です。

僕が建具の既存シールを撤去しようとしたら、「あらあら、なんか変!?」サッシ側にシール材が接着していないんです。ALC側は接着しているのに・・・。


予想されることは、プライマー(接着剤)を毎日現場でシール工事をしているシール屋のプロが自分の手で塗っていないのではないか、ということです。

なぜかというと、プロがこんな仕事するわけないからです。
・・・ということは、経験のないアルバイトがプライマーを塗ったのではないか、ということが考えられます。

恐ろしいことです。
この現場のサッシの周辺は、接着していないシール材によって隙間が空き、雨が入り込んでいました。

このような仕事をする人がいるから下請に仕事を出すのが怖いんです。


次に怖いのが、ここの外壁塗装をした塗装屋さんです。
画像をご覧いただけば、「この外壁、絶対変!」と思うことでしょう。

これに気がついたのは、外壁を高圧洗浄している時です。
外壁の汚れを高圧洗浄機で洗い流すわけですが、この時、既存の塗装が部分的にはがれ落ちたんです。

高圧洗浄くらいで剥がれ落ちるような塗装では困りますよね。

見ると、どうやら外壁を洗浄もしないで、汚れがついたまま塗装していたようです。
どうですか? 怖いでしょ。
これも本当にあった怖い話です。


僕は実際に現場に出て工事をしているので、このような仕事をする外注に仕事を出すことは自分で自分の首を絞めることになることを、よく知っています。

例えば、外注に工事を丸投げするなんちゃって工事店(営業会社)が、お客様に引き渡した時、まさかこんな恐ろしい工事になっていたなんて、知るわけがないと思いますよ。


恐らく工事が終わってから数年後に気がつくのではないでしょうか。。
「あれ!? なんかおかしい。」
でも、この時はもう手遅れなんです。

消費者の皆様、このような怖い工事は、なんちゃって工事店(営業会社)の担当の営業も知らなかったことなのかもしれません。
それにしても、最終的につらい思いをするのは、依頼主のあなたなんです。


真面目に仕事をしている純粋な工事店を探しましょう。
インターネットでも真面目に仕事をしている工事店は見つかりますよ。


あら、大発見!こんなところにも真面目な防水屋さんが・・・(クリック! クリック!)




それでは、また。


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自然災害、人命救助、災害ボランティア、あなたにできることは・・・

2009-12-03 18:06:55 | 日記
地震や水害など発生し、被災地以外の地域に住んでいる人たちにできることはいったいどんなことなのでしょうか。


自然災害、人命救助、災害ボランティア・・・真剣に考えていたら、いつの間にか赤十字防災ボランティア養成セミナー(2日間講習)に参加していた職人社長の安藤です。



僕が、日本赤十字社埼玉支社が主催する赤十字防災ボランティア養成セミナーに参加するきっかけになったのは、今年8月8日に台湾南部を襲った台風9号による水害で、建物が流される映像をネットのニュースで見たことがきっかけになっています。

もしも、あの時あの場所にいたとしたら・・・
もしも、あの時自分が被災者だったとしたら・・・
もしも・・・、もしも・・・


そんなことを真剣に考えていたら、いつの間にか赤十字防災ボランティア養成セミナーに申しみ、気がついたらセミナー会場にいました。


ご存知でしたか?
災害地でのボランティアの仕事は、ものすごく大変なんです。


セミナーの第1日目は、災害救護活動、ボランティア活動、災害地の水と食料、救急法、「これからボランティアをする為に」というテーマで、グループで意見を出し合い、発表するなど。

第1日目、これだけでも、ボランティアはすごい!と思わせるような内容でしたが、第2日目は、実際に災害のシュミレーションです。

朝、会場についたとたんに、そこはボランティアセンターという設定です。
ボランティアセンターで受付、待機、そして、マッチング。
まず、ボランティアセンターに依頼があった仕事の中から、自分ができる仕事に志願し、そこで2人以上のグループになります。そして、ボランティアをしに現場へ向かいます。


この訓練もとても重要な訓練でした。
僕が強く思ったことは、ボランティアで行く以上、他のボランティアのお荷物になってはいけない、ということです。

ボランティアは現地での寝泊りをする場所、水、食料・・・などを全て自分で用意をして誰にも迷惑をかけることがないようにしなければならないし、自分のことは自分でできることが前提なんです。

現場で困ってボランティアを頼るお荷物ボランティアにならないようにしなくてはなりません。
これも今回のセミナーに参加してはじめて知りました。
でも、そういえばそうだよな、と思いますよね。



自分が被災者ではない場合、自分にできることの一つとして、災害地へ出向きボランティアとして活動する。または、災害地へ送る救援物資の積み込みを手伝う、現地でボランティアをするボランティアを支援する、募金活動をする・・・、結構あるものなんです。

セミナーが終わり帰宅した時、暖房をつけて部屋の中にいること、布団の中で寝ることができることのありがたさをあらためて感じました。


自然災害、その時自分に何ができるのか、もう一度、真剣に考えてみなければならないことなのではないでしょうか。

防災についてのWebサイトはこちらです。必見です!参考になると思います。




それでは、また。