さいたま市、必殺雨漏り修理人/職人社長の安藤です。
埼玉県川口市の雨漏り修理をご紹介いたします。
こちらの建物はサイディング目地のシーリング、サッシ廻りのシーリングが経年劣化の影響でサイディング版から剥がれてしましい、隙間ができていました。雨漏りの原因として一般的に考えられる原因は、シーリングの経年劣化による切れ、剥がれですが、それだけではありませんでした。
それで始めましょう。
それ以外の原因として、建物の立地条件があります。こちらの建物は道路沿いにあるので、車両が通行するたびに建物に振動が伝わります。振動によってシーリング材が引っ張られるので、切れやすいということも影響を与えている要因の一つです。
それと、やはり定期的なメンテナンスが行われていなかったので、良い状態を維持できなかったことも関係していると思います。
今回は足場を設置しないで、梯子を使用してできるだけ手を伸ばて既存シーリング材を撤去してから新たにシーリングをする工事です。
写真のようにカッターを使用して、既存シーリング材を切り取り、撤去していくわけですが、梯子の上で両手を離すことは危険なので、片手で梯子につかまり、片手でカッターを使用します。
シーリングの撤去後は、清掃、テーピング、プライマー塗布、そしてシーリング材を充填します。
梯子を使用した施工の場合、横移動をしていくわけですが、とにかく狭い場所で梯子の移動は大変な作業です。今回は狭いベランダ内での移動作業なので、梯子を設置して頻繁に移動させることができません。
梯子を設置したら、手が届く範囲内のシーリングを撤去、清掃、テーピング、プライマー塗布、シーリングの充填、ヘラ仕上げ、テープの除去、清掃、この全てを完了させて、梯子の移動、設置、この繰り返しを続けていきます。
この日は2人で狭いベランダで施工をしていますので、テープを除去する前に梯子を移動、設置して、シーリングを撤去したりしていました。
テープを除去して清掃をするとこんな感じで仕上がります。
道路から建物を見ると、数量的には少ないのですが、梯子を使用しての施工は時間がかかるものです。
こちらの建物にはシーリングの経年劣化以外にも原因がありました。こちらのサッシは水切があるタイプなのですが、水切のシーリングがしてありませんでした。
この部分です。水切をビスで止めているのですが、シーリングがありません。
シーリングがしていなかっただけではなく、この部分に隙間があります。
ヘラがこれだけ奥へ入ってしまうのは、NGです。ヘラが入るということは、雨水も中に入ってしまいます。
新築当時からこの状態だったとは驚きです。
テーピング、プライマーを塗布、シーリングの充填、ヘラ仕上げをしてテープの除去をします。
私は施工中にこのような写真をよく撮影します。右手にデジカメ、左手にヘラを持ちながらテープを巻いていく途中で、撮影をしています。
新築時から存在する雨漏り危険箇所、雨漏りがしなければ、そのまま時間が経過するだけかもしれません。雨漏りの原因の一つに新築当時から人知れず存在する雨漏り危険箇所がありますが、雨漏りの危険性があっても何十年も雨漏りがしていない、ということもあります。
または雨水が侵入していても、室内に雨漏りという形で出てこないで、人知れず外部に排出されている、ということもあるかもしれません。
一通り施工が終わると、そこから生まれるのは、満足感です。やり遂げたという達成感です。これがあるから、雨漏り修理、防水工事をやり続けることができます。
それでは、また。
◎雨漏り調査,見積もりについて:
新型コロナウイルスが猛威を振るうこのご時世、必殺雨漏り修理人は除菌アルコールタイプのウエットテッシュを常に持ち歩き、マスクを着用して雨漏り調査をしています。
毎日、マスクの着用、うがい、手洗いの徹底。今、やるべきことはやっています。私が雨漏り調査に伺う時は安全ですので、ご安心ください。
現場によっては、家の中に一歩も入らずに雨漏り調査ができます。必要になるのは、雨漏りしている箇所の写真4~5枚と建築図面(平面図、立面図)のコピーです。
写真は部屋出入り口から1枚、近寄って1枚、さらに左右で2枚、近づいて1枚、指をさしていただけると更にわかりやすい写真になります。
建築図面が見つからなかったら、手書きの図面でも構いません。
日本では社会的距離(ソーシャルディスタンス)が2mと言われています。守りましょう2mの距離。雨漏り調査時は、三密(密閉、密集、密接)を避け、最小限の接触になるように工夫をしますので、ご安心ください。
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