「雨漏り修理、防水工事」職人魂の防水屋、職人社長安藤のblog

雨漏り診断士、1級防水技能士、2級建築施工管理技士の有資格者である職人社長安藤の「雨漏り修理・防水工事」に関するblog

必殺雨漏り修理人の日記~さいたま市のアパートの階段防水工事~ウレタン防水+塩ビシート

2013-01-31 18:17:21 | 雨漏り調査・診断・修理・防水工事


埼玉県さいたま市、アパートの階段・・・
これだけすごくなってしまうと、これを修理する方としては、どれだけきれいにできるかが勝負です。
・・・もちろんどんなにきれいに仕上げても、防水性がなければ何の意味もありません。


建物を長持ちさせるためには、どのような工事が必要なのか、
隠れて見えなくなってしまう細かい仕事もやはり重要だと、考えている職人社長の安藤です。


それでは、当工事店が行なっている階段の防水工事をご紹介いたします。

今回はウレタン防水を施工した上に、塩ビシートを貼り付けています。
もちろんこのほかにも工法はありますが、こちらの現場ではこの工法が適していると判断しました。





階段にノンスリップがついていますが、このノンスリップから雨水が回ってしまうことがあります。
まずは、ノンスリップを撤去します。

塗装も浮いてしまい、穴が開き、錆びが流れ出てしまう、このようにひどくなると、やはり、ケレンをして塗装を剥がさなければなりません。
次に錆止め剤の塗布、エポキシ系の防水下地処理、ウレタン防水、そして塩ビシート、という順序になっていきます。



ボンドを塗って、塩ビシートを貼り付け、ローラーで転圧をします。
下の段は、ボンドを塗ったところで、上の段はローラー転圧が終わっています。
こんな感じで、一段一段確実に仕上げていきます。



必ず行わなければならないのは、塩ビシートの端末処理です。
塩ビシートの端末部が剥がれ、水が回ってしまう、ということにならない為に慎重に作業をします。



これで階段の防水工事は完成です。
どうでしょうか。
施工前と比べると、見違えるほどきれいになっています。

もちろん10年の防水保証書付です。


雨がかかる外階段は、防水性がないと大変なことになってしまいます。
10年に一度の建物の改修時期が来た時、防水性を重視した工事をすると、これから先10年は安心できます。

階段の防水工事・・・、これも建物を長持ちさせるために、必要な工事なんです。


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さいたま市在住の必殺雨漏り修理人の日記~戸建て住宅に多いFRP防水のひび割れ

2013-01-26 18:55:16 | FRP防水
戸建て住宅に多いFRP防水、トップコート(防水保護層)がバリバリ剥がれていると、やはり不安になってしまうのは当然のことです。
そして、今現在雨漏り中となると、やはりできるだけ早く手当てをしなくてはなりません。


またすごすぎるFRP防水を見てしまった職人社長の安藤です。


雨漏り調査に伺うと、現状を見たその一瞬言葉を失ってしまう、なんてこともたまにはあるものです。

戸建て住宅のFRP防水の下地はコンパネが多いのですが、コンパネの上にFRP防水、仕上げにトップコート(防水保護層)が塗布してあります。
トップコートを塗布することによって、防水層は紫外線から保護され、良い状態を保つことができます。

しかし、トップコートがバリバリ割れて剥がれているとなると、防水層を保護することができなくなってしまいます。



このようになってしまうと、紫外線が直接防水層に影響を与えてしまいます。
グレー色の部分が、トップコートです。
そのトップコートが剥がれてしまい、コンパネ下地が見えているのがわかると思います。



でも、コンパネ下地が透けて見えているだけで、幸いFRP防水はまだ割れていないようです。



これは立上りの部分ですが、この部分もやはりトップコートがダメになっていました。
結構痛々しい感じがしますね。

トップコートだけこのようにバリバリに割れて剥がれてしまう原因は、施工時にトップコートを厚く塗ってしまったか、
またはトップコートを塗るまでに数日置いてしまい、ホコリが付着してしまったか、
まあ、そんなところでしょう。

いずれにしても、建築した工務店はもう存在していない、とのことですから、割に合わない思いをするのは、
いつもお客様、というわけです。

防水工事は、しっかり守らなければならないポイントがあります。
工務店はどこまで施工管理ができているのか、そもそもそれだけの専門知識があるのか、あったとしたら、なぜこのようなことが起こったのか、信頼できる工事業者とは・・・、そんなことを考えさせられる現場でした。



トップコートが剥がれてしまうと、樹脂の中にガラス繊維が見えます。
この写真は平場(床の部分)と立上り部ですが、入隅にはちゃんと面木を入れているようです。

当工事店では、FRP防水の上にもう一度FRP防水を施工するなんてことはしません。
既存がFRP防水だからFRP防水で施工する、という考え方は頭が固すぎます。

やはり、割れない防水、下地の亀裂に追従できる防水、建物の動きに対しても耐えることができる防水でなければ、
やりかえる意味がないと思います。

防水改修工事は、将来のことをしっかり考えた上で、長持ちする防水材を選ぶことが大切です。




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雨漏り防水保証10年の防水塗装~塗装前の細かい仕事編2

2013-01-23 17:28:57 | 雨漏り防水保証10年の防水塗装


サイディングボードを固定するために使用されている釘、この頭が浮き上がっているのをたまに見かけることもあります。
もしも釘が浮き上がっていた場合、そのままにして外壁塗装をしてはたしてそれでよいのでしょうか?

ちょっと不安ですね。 
やはり、価値のある外壁防水塗装にする為には、細かい仕事は必要不可欠なんです。

仕事は細かい職人社長の安藤です。


今回は、当工事店の防水塗装工事の下地の段階で行う細かい仕事編の2回目です。

10年の雨漏り防水保証書、これを発行するには、会社の実印を押す僕自身も安心していられなければなりません。
そのためには、細かい仕事も必要になります。



この写真の釘頭は浮き上がっていませんが、しかし、工事の際は建物の立地条件なども考慮して、釘頭の処理を行うこともあるんです。

ご存知でしょうか?
住宅に使用されているサイディングボードは、年月がたつと、新築時よりも乾燥して釘もゆるくなってしまうようです。
それと地震などの動きなどで、釘は浮き上がってしまい、時にはサイディングボードが剥がれ、浮きあがったままの状態で雨漏りの原因になっていることもあります。



釘頭はこのようにして、奥へ打ち込みます。
そうすると、シール処理をする時に、打ち込んだ分だけシールに厚みを取ることができます。
釘を打ち込まないで、シールをしても薄っぺらいシールでは、何の意味もありません。

当工事店は、このような細かいところを処理しているので、僕も安心して10年の雨漏り防水保証書に会社の実印を押すことができるんです。




次にプライマーを塗布します。
釘頭を中に打ち込んでいるのが、確認できると思います。



ウレタンシーリング材を充填します。



シール仕上げがきれいなのは、シール工事にも慣れているからです。
(*これは釘頭ではなく、シール材です。)
ウレタンシーリング材が硬化を確認してから、次に防水塗装(下塗り1回、中塗り2回、上塗り2回)です。

例えば、地震などの動きでによって、釘頭が浮き上がってこようとした時は、釘頭の上にシール材があるので、
そう簡単に防水塗装を突き破ることはありません。


防水工事、防水塗装、10年保証について、本気で真剣に考えて仕事をすればするほど、
残念ですが、下請けに工事を任せるわけにはいきません。
(注*当工事店以外の工事店は信用できないとは言っているわけではありません。真面目に真剣に工事をしている工事店は当工事店のほかにもあるはずです。
ただ工事中、ずっと現場に貼りついて下請けの工事を見ていることができないので、工事の忘れ箇所が後で命取りになってしまう可能性がある、ということを考えなくてはならない。そんなことがあった時がやっかいなんです。だから、当工事店に下請けは不要なんです。)


今回、紹介しました「防水塗装前の細かい仕事」は、まだまだあります。
また機会があれば、ご紹介いたします。


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雨漏り防水保証10年の防水塗装~塗装前の細かい仕事編1

2013-01-17 19:11:16 | 雨漏り防水保証10年の防水塗装

新築時に外壁の角にプラスチックの部材を入れているため、外壁塗装が割れていました。
建物の動きを考慮すると、ただシール処理をしただけでは弱いと思います。
その為、当工事店は防水工事に使用している防水補強クロスを貼り付け、シールとシールで挟み込んで補強処理をしています。

地震が多い日本、先のことを考えた細かい仕事が、仕上げになる防水塗装をより価値のある外壁塗装にする、
と考えている職人社長の安藤です。


現場で実際に施工をする防水屋の視点から建物を見た時に思うことは、雨漏り危険個所があまりに多いことです。
この雨漏り危険個所をしっかりと処理をした上で、外壁塗装をすれば、もちろん長持ちする価値のある外壁塗装にすることが可能になりますが、
ただ単に、低価格だけを追求し、外壁塗装をするリフォーム会社などの営業会社、塗装工事店がやはり多いようです。


塗装前に細かい仕事をしていない外壁塗装は、雨漏り危険個所を残したまま外壁の塗り替えをしているにすぎません。

塗装の塗り替えをやったばかりなのに雨漏りがする、または外壁にひび割れが・・・、ということがないようにしたいものです。


今回は、当工事店の防水塗装工事の下地の段階で行う細かい仕事の一部分をご紹介します。


外壁のひび割れの修理はもちろん気を付けて行わなければならないことですが、その他にも新築時に既に存在している将来的に雨漏りするような危険を伴っている個所の処理も見逃してはならない外壁塗装のポイントです。



こちらの現場では、外壁のひび割れ個所の処理のほかにも、建物の動きを考慮した上で、しっかりと処理をしなければならない個所がありました。
それは、外壁の角の部分です。
新築時に外壁の角にプラスチックの部材を入れているため、外壁が割れていました。



角の割れをシール材で処理した後(材料が硬化した後)に、さらに防水工事で使用している防水補強用クロス(メッシュ)で補強しています。
このような角の部分は、ただシール処理をして終わりにするのではなく、気を使った細かい仕事が将来的に良い結果を生み出します。
これをやるか、やらないか、ただそれだけなのですが、ここまで気を使っていなければ、良い仕事をすることができません。



次に材料が硬化した後、一度念には念を入れ、もう一度シール材(グレー色)で処理をしています。
どうでしょうか。
これだけでも、この角の部分ははるかに安心感がありますね。

当工事店は、このような細かいところを処理してから防水塗装をするので、10年の雨漏り防水保証書が発行できるんです。

ここまで気を使った工事をやっていることで、僕も安心して10年の雨漏り防水保証書に会社の実印を押すことができる、というわけです。



次に防水塗装の下塗りです。



下塗りが乾いてから、防水塗装の中塗りを2回塗り、そして防水塗装の仕上げを2回塗り、合計5回塗りの防水塗装。

塗装前の細かい雨漏り危険個所の処理に使用したシール材も、5回塗りの防水塗装が紫外線から保護するので、
そう簡単に雨漏り危険個所に使用した材料が劣化することはありません。

建物全体に隠れている雨漏り危険個所の処理、これを知っているのは経験、知識の豊富な防水屋です。
その上に建物を雨から守る防水塗装、最高の品質をお客様に引き渡すこと。
これが、一般的な3回塗りの外壁塗装との決定的な違いです。


それと、重要なのは、実際に工事をする者が、どこまで本気で真剣に考えて工事をしているのか、それが品質に大きく影響していることです。

当工事店は、工事を丸投げするリフォーム業者と違い、下請けに工事を発注していません。

防水工事、防水塗装、10年保証について、本気で真剣に考えて仕事をすればするほど、とても怖くて下請けに工事を任せるわけにはいかないからです。

今回、紹介しました「防水塗装前の細かい仕事」は、ほかにもたくさんあります。
一度に紹介すると、情報量が莫大になりますので、今後、少しずつご紹介いたします。


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さいたま市在住の必殺雨漏り修理人の日記~当工事店はFRP防水の上にウレタン防水施工で10年保証

2013-01-15 19:00:08 | 雨漏り調査・診断・修理・防水工事

ウレタン防水が完了するとこの通り、きれいになります。
そして、10年の防水保証書がついてきます。


職人社長の安藤です。


FRP防水が木造住宅のバルコニーによく使用されていますが、ひびが入ったりしていませんか?
またはガラス繊維が露出していたり、おもちのように膨れていませんか?
いずれにしても、早めに手当てをすることで防水層は長持ちします。

今回は、「当工事店はFRP防水の上にウレタン防水施工で10年保証」について
説明させていただきます。

FRP防水のひび割れ、膨れで心配されている方も多いようです。
防水のやり替えが必要な時、FRP防水の上にFRP防水をもう一度施工することを提案するリフォーム業者や工務店も多いかもしれません。
しかし、そのやり方で、果たして長持ちするのでしょうか。

特に現況でひび割れている場合は、FRP防水の上にFRP防水を施工するのは避けた方が良いでしょう。


僕は今までFRP防水が割れたり、膨れたりしている現場を多く見てきました。
現場によっては、FRP防水が全く適さないのに、FRP防水だった場合もありました。


固い防水層であるがために、地震などの動きに追従できず、割れてしまい、そこから雨水が侵入し、
雨漏りをおこしてしまう、防水材の選択は適材適所です。

変な先入観(FRP防水の上にはFRP防水が正しい、という考え方)だけで、防水材の選択するのは避けたいものです。



FRP防水 →かたい →材料が固いので地震などの動きに追従できない →割れやすい ×

ウレタン防水 →柔らかい →材業が地震などの動きに追従する →切れにくい ◎
(*防水下地が壊れるくらい大きな地震は除外して話しています。)


それでは、工事の手順の説明をします。


上の写真は、施工前です。



まず、既存のFRP防水を目粗しします。
新しい防水材料と既存のFRP防水との接着をよくするためです。



次に溶剤でFRPの粉をふき取りきれいにします。



その次に接着をよくするために、エポキシ系防水下地処理剤を塗布します。




ウレタン防水を塗布します。
(*ウレタン防水材を2回塗布して厚みをつけます。同じ作業なので、2回目の写真は省略しました。)




仕上のトップコートを塗布しています。(*写真が多くなるので、完成写真は省略しました。)

FRP防水の上に、このようにウレタン防水を施工すれば、たとえ既存のFRP防水にひびが入ってもウレタン防水材が動きに追従するので、
施工前のFRP防水のように割れることはありません。

これで、安心の防水保証10年がついてきます。
やっぱりこっちの方がいいでしょう。
僕も工事をする以上、割れてほしくありませんから。


例えば、防水下地のコンパネが腐っているような場合、FRP防水を全て撤去し、新しいコンパネを貼り付け、
新規に防水下地を作り直すこともあります。
この場合は、費用も予想以上にかかってしまいます。

ですから、あまりひどくなる前に実行することで、工事費用は低く抑えることが可能になります。

建物は人と同じです。
雨の中、壊れた傘ではこまります。
建物が風邪をひく前に、雨漏りがする、なんかおかしい、こんな時は早めに手当てをしましょう。




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さいたま市在住の必殺雨漏り修理人の日記~屋根からの雨漏り

2013-01-12 19:10:29 | 雨漏り調査・診断・修理・防水工事


屋根の上は、よほどのことがない限り点検することもないと思います。
台風で屋根の一部分が飛んでしまったとか、雨漏りするようになったとか、
やはり何か理由がない限り、屋根の上に上がる機会もないのではないでしょか。

雨漏りがするので調査してほしい、という依頼をいただき、
屋根の上に上がってみた職人社長の安藤です。

屋根の点検を始めると、一か所ですが割れている箇所がありました。
それと、割れている個所よりも上の部分に、隙間が空きすぎているようなところも何か所かありました。



割れているこの個所と雨漏りがしている箇所とは、大体同じ位置だったので、
ここが雨漏り危険個所となっているようです。

でも、屋根には勾配がついているので、ひび割れから上の部分の処理も、やはり念のためやっておいた方が良いと判断しました。



シール工事は、清掃、プライマー塗布、材料の充填、仕上げ、となりますが、写真が多くなるので、シールをしているところの写真は省略しています。

写真のように屋根の上のシール材は、紫外線の影響をまともに受けるので、シール材ははケチらないで多めにした方が良いと思います。



このような屋根のシール工事の注意点は、屋根の形状、構造を考慮した上で、適切なシールがポイントとなります。



たまに「屋根の雨漏り修理はいくらになりますか?」とメールで聞かれる時がありますが、
僕は実際に見てもいない雨漏り修理について、いくらですと無責任な回答はできませんので、
一度見させてください、とお願いしています。

これからも適切な工事金額、現場に適した工事内容(*営業会社がやるような過剰工事にならないように)を心がけ、、
引き続き真面目にとりくんでいきたいと考えています。




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さいたま市在住の必殺雨漏り修理人の日記~キッチンの換気扇からの雨漏り

2013-01-09 19:03:15 | 雨漏り調査・診断・修理・防水工事



職人社長の安藤です。

キッチンについている換気扇、これも雨漏り危険個所になっている場合もあります。
よく見かけるこのタイプの換気扇のカバー、その中は隙間がありました。

風が強い日の雨、または台風が来た時など、この部分の隙間は雨漏りの原因になっている場合が多いので、
気を付けた方が良いでしょう。



この日は雨が降っていたわけでもないので、木枠が濡れています。




まだ濡れているのがわかります。
ここから建物内へ雨が侵入したようです。



木枠と外壁との間に隙間があるのがわかります。
この部分はシール処理をしておいた方が安全です。



普段の雨では雨漏りしないけど、風の強い雨の日や台風の時にだけ雨漏りする場合は、
このような部分の確認をしてみた方が良いでしょう。

工事当日に濡れている箇所があった場合は、必ずタオルなどで拭き取り、よく乾燥させるために時にはハンドトーチで強制乾燥させる場合もあります。
濡れていると材料が接着しないので、強制乾燥させることは重要なポイントとなります。
もちろん、シールプライマーの塗布は忘れてはいけません。

次にプライマーが乾燥してからシール処理、この手順です。
写真枚数が多くなるので、工事中の写真は省略しています。




シール材を充填する時の注意点として、奥までシール材を入れ込むことです。
*表面だけのシールでは、良い仕事とは言えません。



今回のシール箇所は、外壁と換気扇カバーのシール、換気扇カバー~(外壁)~木枠の隙間のシール。
これで雨漏りは止まりました。


雨漏り修理は、ご自分でチャレンジしてもよいと思います。
ただ工事のポイントだけはしっかり押さえてください。

材料が奥に入っていない状態の表面だけのシール処理にならないように気を付けてください。
表面だけのシールになってしまうと、雨がシール材の内側に回り込んだときは、雨水の通り道になってしまいますので、
奥までシール材料を入れ込むことです。


雨漏り修理・・・
職人が違えば、考え方も違い、また技術力、経験も違います。

何度も業者を変えて修理をしても止まらない雨漏り、
お困りでしたら、職人社長の安藤へご連絡ください。




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さいたま市在住の必殺雨漏り修理人の日記~ひび割れ処理、防水塗装

2013-01-07 19:00:39 | 雨漏り調査・診断・修理・防水工事


現場作業が好きでやめられない、職人社長の安藤です。


外壁のひび割れ、気になるものです。

建物の経年劣化なのか、それとも地震が原因なのか、いずれにしてもそのままにしておくと雨漏りの原因になってしまします。
今回は外壁などのひび割れ処理から防水塗装までを当工事店の工事写真で説明いたします。

それでは、はじめましょう。

このようなひび割れ、やはりそのままにしておくのは建物にとって決して良いことではありません。



まずダイヤモンドカッターを使用し、ひびに沿って切り込みを入れます。
この作業はとても重要です。

簡単な雨漏り修理の場合、ひびの上にそのままシール処理をすることもあるでしょう。

しかし、この上に塗装をする場合は、やはりしっかりしたことをやっておいた方が良いでしょう。
なぜかというと、また同じところに動きが生じ、ひびが大きくなる可能性があるからです。

ですから、建物の動きを考慮した上で、動いてもよいように弾性シーリング材で処理をすることはとても大事なことなんです。

塗装屋さんに外壁塗装をしてもらったのに、またひびが同じところに入ってしまった。
完成した時にはあんなにきれいだったのに・・・、なんてことがないようにしたいものです。



美観だけを追求し、塗装工事をする業者も多いようですが、ひび割れ処理をしっかりやってから塗装をするようにしなければなりません。

飛び込みでよく来る塗装屋さんの見積もりは、確かに安い、でも・・・ひび割れ処理はちゃんとやってくれるの?
あとで困らない為にも聞いてみてもよいと思います。




切り込みを入れた後、刷毛でそうじをし、プライマーを塗布します。
写真は省略しました。

弾性ウレタンシーリング材を使用して、動きに追従できる塗装前の下地を作る必要があります。
今回はわかりやすくするために、1回目のシールは白を使用しています。

2回目のシールはグレーを使用しているので、2回シールしていることがわかると思います。
もちろん、塗装をする前に高圧洗浄をしていますが、写真は省略しました。



1回目の塗装(下塗り)です。



2回目の塗装(中塗り1回目)です。
グレー色のシール材が、まだうっすら見えます。




3回目の塗装(中塗り2回目)です。
グレー色のシール材もほとんど見えません。色の違いでわかると思います。




4回目の塗装(仕上げ1回目)です。

当工事店の防水塗装は合計5回塗りなので、この上にもう一回仕上げ塗りをします。
5回目の塗装の写真は省略しましたが、これで当工事店の防水塗装の手順がわかると思います。


ひび割れ処理に使用した弾性ウレタンシーリング材は、この防水塗装の下になるので、紫外線から守られているので、
長期的に建物の動きに追従できます。

当工事店の防水塗装の特徴は、まず雨漏り危険個所を処理してから、防水塗装をします。
その為、防水塗装が雨漏り危険個所のシールを紫外線から守っているので、安心できる、というわけです。

防水屋の外壁防水塗装、10年の雨漏り保証付きです。
安心できますよ。



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さいたま市在住の必殺雨漏り修理人の日記~普通救命講習

2013-01-05 19:10:12 | 日記


忙しさの中ブログの更新さえもできず、あっという間に2013年になってしまったことに、
今さらのように驚いている職人社長の安藤です。



昨年ブログに書きたかったことを、年の初めにまず皆さんにお伝えしたいと思います。
僕は3.11の被災地へボランティアに行った経験がありますが、ボランティア活動に参加するにあたって、
以前さいたま市の赤十字防災セミナーの講習で学んだことが非常に役に立ちました。

僕が宮城県の多賀城市、塩釜市、石巻市へ行ったのは3.11の1か月後でしたが、その時も大きな余震もあり、危険を感じたこともありました。
被災地では、学校や家屋の中にたまった泥を搔きだすボランティアをしていました。
今思うと、被災地へ行ってボランティアに参加することができて、本当に良かったと思います。
ボランティアに参加しなければわからないこと、現地で行動しなくてはわからないこともありました。


ボランティアをしている時に思ったのは、地震に限らず、何かの災害が起こり、自分の目の前に今すぐ助けを必要としている人がいた場合、
その時、自分にいったい何ができるのか、ということでした。


ボランティアを終えて埼玉に帰ってから防水工事の仕事がとても忙しく、講習会に参加することもできませんでしたが、
昨年7月11日にさいたま市南区の辻公民館で普通救命講習があったので、まずは行動しなくてはいけないと思い、
僕も講習会に参加させていただきました。




講習内容は、心臓マッサージ~AEDを使った心肺蘇生法です。
救急車が現場に着くまでの間に行う心臓マッサージやAEDを使った心肺蘇生法、やはり誰もが知っておいた方が良いと思います。




目の前に今すぐ助けを必要としている人がいる、こんな時、使ったこともない、触ったこともないAEDを使うのは、
やはり誰でも不安だと思います。

近所の公民館、消防署などの普通救命講習に参加できる機会があるのであれば、
是非、一度参加してAEDに触ってみてください。




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