実際に現場に出て作業をしている
職人社長の安藤です。
気がつけば、この日本、嘘が多すぎる!
そう思いませんか?
「嘘のない仕事をすること」
これが僕のポリシーです。
今週はあまりにも暑すぎました。
今週の月曜火曜日は植木屋さんとして、マンションの植え込みにベニカナメモチを植栽しました。
水曜から僕はシール屋さんとして、足場の上でシール工事をしていました。
植栽工事とシール工事、これだけ見るとまったく畑違いの工事ですが、
僕のプロフィールの自己紹介を見てください。
ちゃんと資格を持っています。
アルバイトで植栽工事をしていたわけじゃないんですよ。
防水工事の時は暑い真夏の太陽から逃げることもできませんが、
シール工事の場合は側面なので日陰になる場所もあります。
時々涼しい風が吹いていました。
ありがたいことです。
ところで僕のが着ている作業着は、僕の会社クリエイトコスモの作業着ではないんですよ。
もう15年位前になるでしょうか。
当時いただいた作業着が出てきたので、水曜日からこれを着てシール工事をしていました。
この作業着を僕にくれたの会社は、当時シール工事専門の会社で、大手ゼネコンの仕事が多く、
シーリング業界でも職人さんの人数も結構いましたね。
懐かしいです。
僕が水曜日から入っているこの現場については、一度ブログにも書いていますが、
20年前の新築の時点でシール材が硬化していなかった恐ろしい現場なんです。
結局、サッシ周辺のタイルを撤去してからシール材を撤去しました。
結構大がかりな工事になってしまいました。
というのも、足場をかけたらタイルが浮いていることが、わかったからなんです。
わかってしまったからには、浮いたタイルを貼り直すか、注入工事をするか、になるわけですが、
タイルを撤去したところでわかったのは、どうやら一度注入工事をしているようなんです。
残念なことにうまく注入されていませんでしたね。
それにしても、20年前のシール材が硬化していなかったなんて、それを撤去する方はショックです。
それは、想定外の「ざけんなよ」状態です。
やったことがないとわからないと思いますが、この未硬化のシール材の撤去はかなり大変なことなんです。
お客様にとっても20年前のシール材が硬化していないのも、
僕とは別の意味でショックだったことでしょう。
そんな工事にお金を支払っていたわけですから、まるで詐欺にでもあったような気分だったことだと思います。
恐ろしいことです。
結局未硬化のシール材の撤去には、何倍もの時間がかかってしまいました。
おかげで軍手、カワスキは未硬化のシール材が付いてベタベタです。
正直、仕事がやりにくかったですね。
今週水曜日からの工事は、タイルが貼り終わってからの仕上げのシールです。
今日でサッシ廻り、笠木のシール、雑シール、屋上の防水工事ともに完了です。
ひとつの現場が終わりに近づくと、やはりその現場にも僕なりの思い入れがあることに気が付きます。
この建物の雨漏りは、僕が施工をしたからには今回の工事で最後の工事になるはずです。
僕は自信を持って、「もう雨漏りするようなことはありませんから、安心してください。」と
お客様に話しました。
やはり、僕は一つの現場をやり終えた後のこの達成感ために仕事をしてるんだな、ってそんな気がします。
この達成感があるからこそ、また次の雨漏り修理の現場に本気で真剣に取り組むことができるのだと思います。
そして、最後に見たいのは、やっぱり、お客様の笑顔ですね。
これがあるからこそ、この暑い夏でも汗を滝のように流しながらも、現場で作業をすることができるんです。
知ってますか。
この暑い夏に現場に出て工事をしていると、いつの間にか財布の中のお札は濡れてビショビショになっているんです。
こんな時、コンビニで濡れたお札を手渡すこともできないので、僕はnanacoカードで昼の弁当を買っています。
それにしても、僕がよく行くこのコンビニは弁当の種類は多いし、時々おにぎりを100円で売っているし、ありがたいですね。
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それでは、また。
職人社長の安藤
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