「雨漏り修理、防水工事」職人魂の防水屋、職人社長安藤のblog

雨漏り診断士、1級防水技能士、2級建築施工管理技士の有資格者である職人社長安藤の「雨漏り修理・防水工事」に関するblog

川口市のマンションの雨漏り調査、雨漏りの原因はやっぱりここだった!

2009-05-18 18:08:58 | 雨漏り調査・診断・修理・防水工事


いつも本気で真剣に雨漏り調査をしている職人社長の安藤です。
この写真は、埼玉県川口市のマンションの雨漏り調査をした時の写真です。

この箇所にはステンレスの水切りを取り付けて処理をしてありましたが、水が回っていました。
本当はここまで壊してから処理をしないといけなかったんです。
触るとやっぱり濡れていましたね。



雨漏りが止まらないマンションの雨漏り調査・診断、そして見積書を提出、受注。

工事にとりかかる前の雨漏り調査の段階で、もちろん大体の原因となるところはわかっています。

今回の雨漏り修理工事は、築20年の高級マンションです。
雨漏りには、原因があります。

原因がわかっていても、処理の仕方を間違えると雨漏りは絶対止まらないんです。

そして、これからが余計な工事(無駄なお金)をすることになるんです。
怖すぎますね!


どうやら前回の防水工事業者は、雨漏りの原因の予測を立てることから間違っていたようです。

その為、見逃してはならない雨漏りの通路となる箇所の処理を、間違った方法で処理してしまっていました。
残念ですが、このような防水業者はやっぱりいます。

防水業者にも当たりはずれがあるのでしょうか。


それにしても、伸縮目地の上にそのままウレタン防水を仕上げてしまうのは凄すぎます。

今までの雨漏り調査でもこのような現場はよく見かけていますが、この悲劇は建設業の重層下請システムによることも多かったと思います。

まさか、いまだにこのような仕上げをする防水業者はいないと思いますが、工事を依頼する消費者のみなさんもちょっと気をつけてみる必要があるようです。


雨漏り → 雨漏り修理(防水工事) → 間違った処理 → 止まらない → お金の無駄

現在、インターネットで、「雨漏り修理」と入力して検索すると、すごい数の防水工事業者のWebページがあります。
でも、その中にも「なんちゃって防水工事店」があるかもしれない、ということも知っていてください。

このようなことにならないように、知識と経験のある防水業者を選びましょう。



信頼できる防水業者をご紹介します。
雨漏りを止めまくっている防水屋さんです。

この防水工事業者は信頼できますよ。クリックしてください!

職人社長安藤への直行便はこちら!


それでは、また。

職人社長の安藤

池袋の飲食店舗水漏れ調査に思うこと

2009-05-17 16:09:44 | 店舗厨房の防水工事
ご覧いただきありがとうございます。

現在、雨漏り調査診断修理、屋上防水、ベランダ防水、外壁防水、建物丸ごと雨漏り防水保証10年付の外壁防水塗装工事などが忙しいため、厨房の防水工事については、調査見積り工事に伺うことができません。
お力になれず、心苦しい限りです。

このページは参考程度にご覧ください。(2015.6.25)


先日、池袋東口にある飲食店舗の水漏れ調査をしてきた職人社長の安藤です。



飲食店舗厨房の水漏れの原因が、飲用に供給される水である水道管の不具合に起因する水漏れなのか、それとも厨房で使用する水や冷蔵庫の水などが漏れているのか、・・・・・
いずれにしても防水層に欠陥があることには間違いありません。

しかし、飲食店舗の店休日と営業時間外の時間を利用して、厨房機器を撤去、厨房のタイル床を壊して原因を明らかにする、なんてことは無理でしょう。


今回の厨房の水漏れ調査は、ビルの所有者または、飲食店舗の経営者からの直接の調査依頼ではないので、調査を依頼してくれた業者の意向に従うよりほかにありません。


状況:①2階の飲食店舗の厨房から1階の飲食店舗トイレの天井に水が漏れている。

   ②2階の飲食店舗の厨房床には、点検口が開けてあり、防水層の下に水が溜るのが確認できる。

   ③しかも営業時間、時間外も関係なく水がたまり、水量は一定ではなく、多いときもあれば、少ない時もある。

   ④2階飲食店舗の水道管は床の下になく、壁に取り付けている。
しかし、床の一部を通って壁に出ているのかもしれない。

   ⑤厨房機器が置かれている箇所を除いた部分(厨房の中心部分)のみ、防水工事をし、タイルを張り替えている。

そこで、③、④、⑤の状況から判断すると、水道管の欠陥+防水層の欠陥が原因であると推測されます。


この様な場合、2階の飲食店舗の営業を停止して、大規模な工事をする必要があるのは誰でもわかることですが、しかし、ここに難しい問題があります。


それは、飲食店舗の経営者はすでに厨房防水の修理をしているし、水道は壁につけているから、この厨房からの水漏れではないと言い切っていて、店舗を休業してまで大掛かりな工事はしたくないということ。

この場合一体どうしたらよいのでしょうか。

大規模な厨房防水改修が必要でもそれができない場合は、頭をやわらかくして別の方法を考えることで解決できます。


別の方法というのは、「漏れてきた水を抜く」という方法です。

この方法は、1階のトイレの天井をはぐり、水漏れがしている箇所に穴を開け、そこから漏れてくる水を誘導して流す。

これはとてもユニークな方法ですが、さまざまな理由で大規模な工事ができない時の解決策のひとつです。

今回はビルの所有者、飲食店舗の経営者からの直接の依頼ではないので、この方法は提案できませんでしたが、直接の依頼の場合だったら、僕はこの方法も提案してみます。


なぜなら、こうしている今も大規模な厨房改修工事はできないまま、1階飲食店舗の天井に水は漏れ続けているわけですから。




それでは、また。

職人社長の安藤

新宿歌舞伎町の飲食店舗厨房の水漏れ防水工事完了!

2009-05-01 18:05:42 | 店舗厨房の防水工事
ご覧いただきありがとうございます。

現在、雨漏り調査診断修理、屋上防水、ベランダ防水、外壁防水、建物丸ごと雨漏り防水保証10年付の外壁防水塗装工事などが忙しいため、厨房の防水工事については、調査見積り工事に伺うことができません。
お力になれず、心苦しい限りです。

このページは参考程度にご覧ください。(2015.6.25)


10時間もトイレに行くことさえ忘れ、厨房の防水工事をしていた職人社長の安藤です。(我慢していたわけではなく、完全に忘れていたんです。)



深夜0時スタート、15時に引渡し、引渡し前にはジョイントに使用したシール材は硬化していなくてはならない、作業時間は15時間というハードな条件の中で、今回の厨房の水漏れ防水工事は始まり、15時に引き渡すことができました。


まるでよくできたルールの厳しいゲームのようでした。
このような工事では、チームワークが特に重要になります。

今回は3人でこのゲームに挑戦したわけですが、何も言わなくても意思が伝わるようでなければ、時間内に完成させるのは難しかったと思います。


店舗の工事は、庭のメンテナンス(樹木の剪定整枝など)の時もそうでしたが、作業をしていて、まず時間の感覚がおかしくなります。

深夜から始めているせいもあるのでしょうが、時間の感覚が麻痺してしまっているような感じです。
それほど夢中になっているからなのか、あっという間に朝が来ます。


今回の防水工事では、気がつけば、朝食、昼食の休憩をしていませんでした。

2~3回休憩はしていますが、食事に関してはすっかり忘れていました。
・・・、というよりそんなことやっている場合じゃなかったのです。


僕は休憩中に少しですが、寝てしまいました。
夢を見たのを覚えていますが、その夢というのはこの現場で防水工事の続きをしている夢です。

なんと、夢の中でも仕事をしていたのです。
それだけ、意識を集中していた、ということです。

今回の厨房はちょっと特別でした。
・・・というのも、コンパネの上にウレタン防水がしてあったからです。

その後、不具合が出てきたということで防水業者が補修をしていますが、水漏れは止まらず、さらに別の防水業者がFRP防水で補修をしています。

結局、それでもダメだったので、今回当工事店に声をかけていただいたというわけです。


このように塗膜防水に故障が起きると、その後その上に何度塗膜防水をやっても良い結果にはなりません。

今回の僕が考えた防水工事は、ちょっと特殊な工法です。
それは、冷蔵庫の下などは防水できないからです。
それだけではなく、下地がコンパネなので、防水層が剥がれてしまっても防水としての機能を保つ工法です。

この工法は、今までの防水工事の経験とひらめきによって生れた工法です。
ここでこの工法をやるとは、恐らく防水材料メーカーも考えつかないと思います。


次のゲーム(店舗厨房の水漏れ防水工事)が楽しみです。

現在は防水塗装、防水工事が忙しい為、厨房の防水工事は行うことができませんので、このblogは参考程度としてください。



それでは、また。

職人社長の安藤