「雨漏り修理、防水工事」職人魂の防水屋、職人社長安藤のblog

雨漏り診断士、1級防水技能士、2級建築施工管理技士の有資格者である職人社長安藤の「雨漏り修理・防水工事」に関するblog

必殺雨漏り修理人の仕事/ 埼玉県戸田市屋上塩ビシート防水の雨漏り~防水層の撤去

2020-09-20 18:36:58 | 雨漏り調査・診断・修理・防水工事

雨漏り修理/防水工事を本気で真剣にやり続けている

必殺雨漏り修理人の職人社長安藤です。

 

今回ご紹介する現場は埼玉県戸田市の戸建住宅です。

屋上防水工事では、アスファルト防水、ゴムシート防水、塩ビシート防水、FRP防水、ウレタン防水.....などが使用されています。

既存防水層の劣化の状態によってはカバー工法で施工できますが、既存防水を撤去してから防水工事をする場合もあります。

 

今回ご紹介するのは塩ビシート防水の雨漏りです。

この写真の右側部分、塩ビシートの平場部分に大きな亀裂がありました。塩ビシート防水を撤去するまでの間、テープで応急処置をしました。

塩ビシート防水は、経年劣化で塩ビシートが縮んだまま硬くなってしまうことが多いようです。

塩ビシートが硬くなると、亀裂が入りやすくなってしまいます。亀裂はやがて大きくなり、雨漏りの原因になることが多いので、防水層の点検はやったほうが良いと思います。

 

防水シートの亀裂が小さければ、ホームセンターで材料を買ってきて自分で補修することもできます。

防水テープを貼りつけるだけですむ場合もあります。それだけで雨漏りを防げるのであれば、安いものです。自分の手に負えないと思った時に防水業者に連絡して防水工事を依頼しても良いと思います。

新築から20年、30年経過すると、結構汚れてしまうものです。今回の防水工事では、既存塩ビシート防水を撤去して、ウレタン防水通気緩衝工法を施工します。

最初に笠木を取り外します。

屋上塩ビシート防水は機械的固定工法で施工していました。

カッターを使用して塩ビシート防水を撤去してみると、すでに塩ビシート防水の下に雨水が侵入したので、塩ビ鋼板が錆びていました。錆びているのが塩ビ鋼板です。

塩ビシート防水は、ボンドを使用して塩ビシートを貼り付ける密着工法と機械的固定工法があります。

塩ビシート防水/機械的固定工法というのは、下地にドリルで穴を空けてビスを打ち込んで、円盤(ディスク盤)を固定してからディスク盤と塩ビシートを溶着させる工法です。

 

そのため、雨水が塩ビシートの下に入り込むと、ちょっと厄介なことになります。防水下地にドリルで穴を空けているので、雨漏りの原因になってしまうことがあります。

 

下の写真は、笠木を取り外して、立上りと平場の塩ビシート防水を撤去した状態です。新築時の防水下地が出てきました。

このように既存塩ビシート防水を撤去していきます。既存防水の撤去で気をつけなければならないのは、天候です。雨天が予想されるような時はもちろん撤去をするわけにはいきません。

防水工事は、天気に左右されます。そのため、天気予報はいつも気にして見ているのですが、予報どおりにいかないことが多いので困ります。

撤去をすると、新築時のままの下地です。防水工事は防水下地が命と言っても過言ではありません。

 

塩ビシート防水の撤去が終われば、防水下地処理をして次の工程へ移ります。

既存防水層を全て撤去をしてから、自分の防水工事が始まります。防水層が今後良い状態を維持できるように、各工程の中に細かい工夫をして、各工程を進めていくのが防水工事です。

 

昨日の仕事の上に今日の仕事が重なり、そして明日の仕事が重なる仕事。更に明後日の仕事が重なる仕事..... 一つ一つの現場から学んだことを次の仕事で生かせる仕事、それが雨漏り修理、防水工事です。

この仕事、奥が深いんです。

 

雨漏り調査の時に見つかる雨水の入り口、雨漏り修理、防水工事をしている時に見つかる雨水の通り道、入り口と雨水の通り道がつながった時がスッキリするときです。

 

雨漏り、防水工事でお困りではありませんか。

お困りの時はご連絡ください。

 

ごきげんよう。

 

必殺雨漏り修理人/職人社長の安藤

 

 

 

雨漏り調査,見積もりについて:

「新しい生活様式」、ソーシャルディスタンス、マスク着用、手洗い、手指消毒は今や当たり前のことなっています。

新型コロナウイルスが猛威を振るうこのご時世、必殺雨漏り修理人は除菌アルコールタイプのウエットテッシュを常に持ち歩き、マスクを着用して雨漏り調査をしています。

毎日、マスクの着用、うがい、手洗いの徹底、アルコールジェルで手指消毒、作業服はアルコール配合のファブリーズでシュッシュッしています。今、やるべきことは当然やっています。私が雨漏り調査に伺う時は安全ですので、ご安心ください。

*現場によっては、家の中に一歩も入らずに雨漏り調査ができます。必要になるのは、雨漏りしている箇所の写真4~5枚と建築図面(平面図、立面図)のコピーです。

写真は部屋出入り口から1枚、近寄って1枚、さらに左右で2枚、近づいて1枚、指をさしていただけると更にわかりやすい写真になります。

建築図面が見つからなかったら、手書きの図面でも構いません。寸法を記入していただけると助かります。

 

*日本ではソーシャルディスタンスが2mと言われています。守りましょう2mの距離。雨漏り調査時は、三密(密閉、密集、密接)を避け、最小限の接触になるように工夫をしますので、部屋の窓は開けて換気をお願いします。

 

雨漏りの情報はこちらでもご覧いただけます。

「必殺雨漏り修理人」  

 

東京/埼玉 必殺雨漏り修理人

職人社長の安藤

 

 

 

 

 

 


必殺雨漏り修理人の仕事/ 埼玉県川口市台風限定の雨漏り対策工事/ トタン屋根編

2020-09-13 20:21:32 | 雨漏り調査・診断・修理・防水工事

埼玉県さいたま市、職人魂の防水屋、必殺雨漏り修理人/職人社長の安藤です。

 

8月にはゲリラ雷雨がありましたが、今後はゲリラ雷雨、ゲリラ豪雨が当たり前のようになるのでしょうか。これから台風が多くなる季節ですが、普通の雨でも雨漏りしている建物は、台風によって雨漏りの危険度がさらに増すことになります。

 

今回ご紹介する雨漏りは埼玉県川口市の戸建住宅の雨漏りをご紹介いたします。こちらは台風限定の雨漏りです。

それでは、始めましょう。

雨漏り箇所は1階の和室の天井ではなく、この部分です。

梯子をかけて雨漏り危険個所を調べていくわけですが、今回は台風の時限定ということなので、強烈な暴風雨の状況を想像しながら、調査をします。

トタン屋根は釘やビスを使用している個所がありますが、これも雨漏り危険個所です。

ビスはちょっと曲がっていたので、隙間がありました。

今回工事をさせていただいたお宅は、トタン屋根の上にバルコニーがあるタイプの戸建て住宅です。

指をさしている部分は瓦棒と呼ばれています。

雨漏りしている個所は大体この屋根の下に位置しています。

瓦棒があるこの部分は空洞になっています。

わかりやすいようにいつもプライマーを塗布する時に使っている刷毛を差し込んでいますが、刷毛の半分以上が奥へ入っています。ここは雨漏り危険個所です。

 

ここは、上のトタン屋根と下のトタン屋根が接合する箇所です。

下の屋根のトタンが立ち上がっていて、そこに上の屋根の端末が覆いかぶさっていて水切りになっています。したがってこのは2つの屋根が接合箇所なので、隙間があります。

瓦棒の下の空洞に刷毛が突き刺さったままなので、わかりやすいと思います。

この瓦棒の下の部分と手前から奥までトタンを折り曲げて立ち上げた部分と上のトタン屋根との取り合い部分が雨漏り危険個所です。

 

暴風雨の時には、×水切りの下、×水切りの横、×跳ね上がる雨を風が奥へ運ぶことで、雨水の入り口になっています。普通の雨で雨漏りしないというのは、こうゆうことだったんです。

雨漏り対策には防水シートを使用しています。暴風時にも雨水が入らないように工夫をしました。

ここのほかにも雨漏り危険個所が点在していますので、シーリングで処理をしました。

暴風雨の時に雨がどういう降り方をするのかを想像しながら、雨漏り対策工事をすることで、雨漏りを解決することができます。あとは創意工夫です。

雨漏り修理は、現場によって対応策が変わるので、雨漏り修理の知識、経験だけではなく、現場から学んだことがそのまま役立ちます。

 

現場対応で行う工夫、これだけは現場で直接工事をしない工務店やリフォーム会社の営業さんにはできないことです。(あら、ちょっと辛口だったかな。)

 

工務店、リフォーム会社の下請けにならない。

当工事店の下に下請け会社を作らない。

 

自ら雨漏り調査をして、自ら雨漏り修理をする。

それが必殺雨漏り修理人です。

 

 

お困りの時はご連絡ください。

 

ごきげんよう

必殺雨漏り修理人/職人社長の安藤

 

 

 

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毎日、マスクの着用、うがい、手洗いの徹底、アルコールジェルで手指消毒、作業服はアルコール配合のファブリーズでシュッシュッしています。今、やるべきことは当然やっています。私が雨漏り調査に伺う時は安全ですので、ご安心ください。

*現場によっては、家の中に一歩も入らずに雨漏り調査ができます。必要になるのは、雨漏りしている箇所の写真4~5枚と建築図面(平面図、立面図)のコピーです。

写真は部屋出入り口から1枚、近寄って1枚、さらに左右で2枚、近づいて1枚、指をさしていただけると更にわかりやすい写真になります。

建築図面が見つからなかったら、手書きの図面でも構いません。寸法を記入していただけると助かります。

 

*日本ではソーシャルディスタンスが2mと言われています。守りましょう2mの距離。雨漏り調査時は、三密(密閉、密集、密接)を避け、最小限の接触になるように工夫をしますので、部屋の窓は開けて換気をお願いします。

 

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必殺雨漏り修理人仕事~ 埼玉県朝霞市雨漏り調査で見つかる新築時から存在する雨漏り危険個所

2020-09-07 12:13:51 | 雨漏り調査・診断・修理・防水工事

埼玉県さいたま市、職人魂の防水屋、必殺雨漏り修理人/職人社長の安藤です。

 

今回ご紹介するのは埼玉県朝霞市の戸建住宅の雨漏りです。

雨漏り調査で見つかる雨漏りの原因の中で、わりと多いのが新築時から放置されたままの納まりが悪い箇所や施工が不完全な箇所などです。

今までは台風の時だけの雨漏りが、最近はゲリラ豪雨、ゲリラ雷雨などで強烈な風、雨量でベランダが突然プール状態になった時などに、これから紹介する雨漏り危険個所は雨水の入り口になってしまうことが多いので気を付けたいところです。

 

雨漏り調査の前日に雨が降った時は、目視調査のほかに赤外線カメラを使用して調査をすることもあります。

天井や外壁に雨水が残っている状態で赤外線カメラを使用すると雨漏り調査がしやすくなるので、条件があった時は赤外線カメラを使用しています。業者によっては、高額な調査費用で赤外線カメラを使用した雨漏り調査をしているようですが、必殺雨漏り修理人は無料で行っています。

 

私が指をさしているこの場所は、天井のクロスとクロスを貼り合わせている所です。ここから雨漏りがした、ということなので、赤外線カメラで1枚撮ってみました。

赤外線カメラを使用して天井を見ると、一部分の温度が低いことがわかりました。これは天井に雨水がまだ残っているという証拠です。

上の1枚とこの下の1枚の写真は、赤外線カメラを使用した時に同時に撮影される2枚の写真です。御覧の通り、下の1枚の写真では、雨水が隠れていることすらわかりませんが、上の1枚では温度差がはっきりわかるので、雨水の位置一目瞭然です。

赤外線カメラは雨漏り調査時に、雨漏りしている場所の確定をするのに役立ちます。隠れている雨水の大きさがわかることも、雨水の入り口を探し当てることにも使用できるので、雨漏り調査に必要な道具の一つだと思います。

今回は赤外線カメラを使用していますが、目視調査の場合でも雨漏りした場所のをまず確定してから、上の階または屋根の上へ行って調査をしているので、やっていることは同じです。

 

今回の現場は2階建て住宅の1階天井なので、2階ベランダへ出て1階と2階の位置関係の確認をしました。

戸袋の下は低いので、施工がやりにくいことと、完了後の確認もしにくい場所です。完璧な施工ができないまま、危険個所を残して引き渡しになることが多いようです。

いつものように鏡とライトを使用して調査をすると、雨漏り危険個所が見えてきました。

戸袋の下の防水施工が残念な仕上がりでした。穴があいているのが確認できます。新築の時からこの状態だったんです。このようなケースは結構多いですね。

2階ベランダの戸袋の下に穴が開いていても、小雨や普通の雨では雨漏りしないこともありますが、最近のゲリラ豪雨、ゲリラ雷雨の影響で雨漏りがしやすくなってます。

 

新築時から存在する雨漏り危険個所、結構多いようです。

1カ所このような欠陥があると、必ずと言っていいほど他にも見つかるものです。理由は簡単です。ベランダのFRP防水工事の仕事量は1人分なので、複数の防水職人が入ることはありません。

FRP防水の各工程を一人の防水職人が施工するので、今回の現場のような欠陥が1カ所見つかると、同じような欠陥が複数個所点在していることが多いようです。

今までとは、ちょっと違う雨の降り方、雨量、強風... 気を付けなければなりません。新築時からあるこのような欠陥、これからさらに多くなるゲリラ豪雨、ゲリラ雷雨の影響で雨水が建物の中へ侵入しやすくなります。

 

 

お困りの時はご連絡ください。

 

ごきげんよう

必殺雨漏り修理人/職人社長の安藤

 

 

 

雨漏り調査,見積もりについて:

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新型コロナウイルスが猛威を振るうこのご時世、必殺雨漏り修理人は除菌アルコールタイプのウエットテッシュを常に持ち歩き、マスクを着用して雨漏り調査をしています。

毎日、マスクの着用、うがい、手洗いの徹底、アルコールジェルで手指消毒、作業服はアルコール配合のファブリーズでシュッシュッしています。今、やるべきことは当然やっています。私が雨漏り調査に伺う時は安全ですので、ご安心ください。

*現場によっては、家の中に一歩も入らずに雨漏り調査ができます。必要になるのは、雨漏りしている箇所の写真4~5枚と建築図面(平面図、立面図)のコピーです。

写真は部屋出入り口から1枚、近寄って1枚、さらに左右で2枚、近づいて1枚、指をさしていただけると更にわかりやすい写真になります。

建築図面が見つからなかったら、手書きの図面でも構いません。寸法を記入していただけると助かります。

 

*日本ではソーシャルディスタンスが2mと言われています。守りましょう2mの距離。雨漏り調査時は、三密(密閉、密集、密接)を避け、最小限の接触になるように工夫をしますので、部屋の窓は開けて換気をお願いします。

 

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