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この画像は、昨年の8月18日台湾台北市の台北花博会場で防水工事をしていた時に、知らないうちに撮られていた写真です。
台北の夏は暑かった、とにかく暑かった・・・
この頃は、各国の出展団体のほとんどはまだ工事を始めていなかったので、
この写真を見てもわかるように、僕一人だけです。
ありがたいことに今朝、福岡の友人からこの写真をいただきました。
写真に撮られていたなんてまったく覚えていなかったし、僕一人がぽつんといる写真は、知らないうちに撮られていただけに、とても良い記念になりました。
職人社長の安藤です。
昨年の夏、僕は台湾の台北市にある台北花博会場、国際庭園エリアにある
日本庭園の防水工事をしていました。
僕は滝、蹲、池などの4箇所の防水工事をしました。
台北の夏は、午前中晴れていても午後になると突然雨が降るので、
防水工事が非常にやりにくかったのを覚えています。
ここで僕が使用したのは、改質アスファルトシートに強い粘着層のある防水材です。台北花博は半年間の開催期間ですが、僕は半年間だけ水漏れしなければいいという考えで防水工事をしていません。
やるからにはしっかりした防水工事をする、これが僕の大前提です。
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水漏れなどさせてしまっては、日本の防水屋としての恥になってしまいますからね。
僕は屋上緑化の下になる緑化防水工事をする時の感覚で、細心の注意を払い防水工事をしていました。
当然のことなのですが、今思うとコンクリでしっかりとした箱をつくり、コンクリ躯体を充分乾燥させて、水が洩れない防水工事をして本当に良かったと思います。
と、いうのも僕が防水工事をしている庭の裏にある別の庭園の池では、防水工事がうまくできていなかったようです。
花博開催期間中に池の水が漏れがしてしまい、結局この水漏れが、国際出展エリア全体に影響を与えてしまっています。
水が洩れてしまえば、時間とお金をかけて防水工事をしても、防水工事をしていないのと同じです。
一生の恥になる防水工事にしたくなかったので、僕はコンクリ躯体を打つときも立会い、また防水工事をしたとの保護コンクリ打ちの時も立会い厳しくチェックをしています。
これは屋上緑化工事にもいえますが、せっかくしっかりした防水層を形成しても、その後の工事で防水層に穴が開き、危険箇所を作ってしまってはまったく意味がないからです。
当工事店の屋上緑化は、もちろん外注の防水屋に仕事を出すという危険なことは、絶対にしません。
それと、防水工事の後に外注の造園業者に仕事を出すような危険なことも絶対にしません。
当工事店には防水の知識と造園の知識と経験があるので、防水工事をする前にも細心の注意を払いながら下地を作り、絶対に事故のない防水層を形成します。
そして、防水層を保護し、防水層に気を使いながら、屋上緑化をするので、雨漏りなど絶対にさせません。
だからこそ、屋上緑化、屋上庭園という非常にリスクのある工事をしても、防水保証書まで発行できるんです。
台北花博での防水工事から話は外れてしまいましたが、僕の台北花博での防水工事は少し大げさに聞こえるかもしれませんが、日本の防水屋として「絶対に水漏れはさせない!」、という強い意識があっての防水工事だった、ということです。
語りまくってしまうので、このくらいにしておきます。
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それでは、また。
職人社長の安藤
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