「雨漏り修理、防水工事」職人魂の防水屋、職人社長安藤のblog

雨漏り診断士、1級防水技能士、2級建築施工管理技士の有資格者である職人社長安藤の「雨漏り修理・防水工事」に関するblog

これは大変! 雨漏り修理で雨漏りを止めた時の達成感、満足感が癖になってしまった・・・

2008-12-25 18:48:33 | 雨漏り調査・診断・修理・防水工事
エコの実践を楽しんでいる職人社長の安藤です。


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昨年、埼玉県上尾市の県立高校の屋上防水工事をさせていただきました。
思い起こせば、一昨年に外壁から雨漏りがしているので、調査・診断して欲しいと担当の先生から依頼を受けたことがきっかけでした。
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外壁を見ると、・・・・・すごいことになっていたのを思い出します。
雨漏りがしている教室の外壁はひび割れだらけでした。

この時の工事内容は、外壁のひび割れをサンダーでUカット、そしてシールです。
簡単に説明すると、ひび割れ箇所をサンダーでU字になるように切り込んでから、シーリング材を充填した、という工事です。


この時の雨漏り修理で、雨漏りを止めることができたのです。
この時の達成感、満足感、これがやっぱり癖になるんですよ。
僕が雨漏り修理をやめる事ができないのは、このためなんです。

その後、担当の先生から連絡があり、別の校舎にある部室の天井から雨漏りがするので、調査・診断して欲しい、と言うことでした。


そして、屋上を調査・診断すると、保護コンクリで既存の防水層の状態は確認することができませんでした。
全体に新たに防水をかけると、予算がキツイということでした。
屋上全体に防水をすると、金額もかなりいってしまします。

そのくらいの金額になると、こちらの県立高校に防水工事の順番が回ってくるには、ずっと先のことになってしまう、ということでした。


そこで、部分的な防水工事をすることになりました。
全体の面積の四分の一位を防水したように思います。

問題は防水を何処で見切るかです。
屋上にはドレンに向かって水勾配がついています。
そして、保護コンクリを打設してある場合は、伸縮目地が入っています。

僕は今までの経験上、ここで見切るのが一番だと判断しました。
それは、水勾配を見て判断し、安心できる箇所で見切る、それとこの伸縮目地を利用することでした。
この方法で、ウレタン防水通気緩衝工法を施工し、低予算で部室の天井への雨漏りを止めたのです。

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あれから1年半、僕が工事をした屋上に何か問題が発生していないか、担当の先生に確認の電話を入れてみました。
すると、「あの時の防水工事で雨漏りが止まっています。」ということでした。


・・・やはり、うれしいですよ。
僕の工事で雨漏りが止まったなんて、確かに仕事として工事をする以上、雨漏りを止めるのは当然のことですが、それでもうれしかったですね。


正直、あの達成感、満足感が癖になっているんです。
・・・どうやら、これからも雨漏り修理から離れることができないようです。  



それでは、また。



お宝発見! これはすごい! いろんな意味で・・・

2008-12-16 17:31:41 | 地球環境保護・エコ
エコの実践を楽しんでいる職人社長の安藤です。



僕は「必殺雨漏り修理人」でもあり、「庭師」でもあるわけですが、先週木曜日から4日間、庭師として東京・市ヶ谷にある店舗前の庭造りをしていました。


庭を造る為に穴掘りをしている時、なにやら缶のようなものにスコップがあたり、堀りあげてみると、なんと今では見ることがない250mlの缶ジュースの空き缶です。

でも、どうしてこんなところに・・・。


そう言えば、以前TVで見たことがあります。
昔は建設現場でコンクリを打設する時、空缶やゴミも一緒に流し込んだり、レベルの低い建設業者が多かったようです。

今回の状況から見ると、どうやら最初にゴミを埋めてから、庭を造ったようです。
これもある意味すごいことです。
普通ありえないでしょう。

今まで屋上防水の改修工事で、コンクリを撤去している時、コンクリの中に木切れ、軍手、空缶を見つけたことが何度かあったことを思い出します。

昭和の時代には、こんなことが当たり前にあったのでしょうか。
・・・残念です。これは建設業者としてのあまりに意識が低く、情けないことです。

結局、穴を掘っている時に見つかったものは、空缶、軍手、配水管、突き出た鉄筋、
コンクリの排水講、コンクリなどのガラなどでした。


お宝といってよいのかどうなのか・・・
でも、ある意味お宝かも? と、思わせるのは、今はもう見ることのない250mlのコカコーラ、ファンタの空缶。
それとペプシコーラの空き瓶です。

平成生まれのあなたには、珍しいモノかもしれません。




それでは、また。




さいたま市屋上緑化助成金交付第一号現場の完成

2008-12-10 09:29:07 | 屋上緑化・特殊空間緑化
エコの実践を楽しんでいる安藤です。


2008年7月1日からさいたま市の屋上緑化助成金制度が施行されて、5ヶ月になります。

当工事店が緑化防水~屋上緑化まで施工した現場は、嬉しいことにさいたま市の屋上緑化助成金制度、認定番号第20-1号。
・・・そうです。このさいたま市の屋上緑化助成金制度が始まってから、第一号の現場になります。


数ヶ月前に現場調査・診断をさせていただきましたが、こちらのお宅の屋上を以前防水工事をした業者が、驚くような仕事をしていたので、屋上防水はすごいことになっていました。

さらに、雨漏りがしていたので、既存防水層の撤去後、念入りに防水下地処理~緑化防水工事を進めていったのは、言うまでもありません。


緑化防水~屋上緑化完了までの進捗状況を随時当工事店のwebサイト「屋上緑化&緑化防水.com」にupしています。


緑化防水が始まる前の下地処理~緑化防水~屋上緑化(芝緑化)の画像をご覧いただくことができます。
施工前と施工後の画像は、よく見かけますが、工事手順の画像をこれだけ細かく、webサイトにupしているのも珍しいかもしれません。

自宅の屋上に緑化を考えている方には、必見の価値があると思いますので、興味のある方はご覧ください。


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今年は雨がよく降ったので、工事期間は予定よりもかなり長くなってしまいました。
それでも、15年の防水保証書を発行する以上、しっかりとした緑化防水を作らなければ、保証書に発行する僕も安心できません。

施工画像をご覧いただくと、安心できる確実な仕事をしているのが、よくわかると思います。


昨日、12月9日にさいたま市役所による屋上緑化完了検査が無事に終わりました。

僕の会社は戸田市美女木にありますが、僕はさいたま市南区に住んでいます。
いつもJR武蔵浦和駅を利用していますが、駅の周辺はかなり変わりました。
都市化が進み、便利になって、気がつくと緑が減ってしまう・・・のは、さびしいことです。

今後、さいたま市も屋上、壁面などの特殊空間緑化によって、緑が多くなっていくことを期待します。

屋上緑化・緑化防水の専門サイト

屋上緑化以外の特殊空間緑化はこちらへ


それでは、また。









過去のボッタクリ塗装業者の防水工事による精神的後遺症

2008-12-09 13:30:04 | 雨漏り調査・診断・修理・防水工事
エコの実践を楽しんでいる職人社長の安藤です。


マンションの屋根防水の改修工事を受注しました。
この工事を受注に関して、「過去のボッタクリ塗装業者の防水工事による精神的後遺症」という物語があります。



どうやら悪徳業者が多いのか、それともその被害にあったお客様と出会ってしまうのか、最近、ひどい目にあったお客様の体験を聞くことが多いように思います。

防水工事が完了の数年後には、その答えがひび割れ、そして雨漏りという形ではっきりと現れるようです。


こちらのお客様は、地元埼玉県戸田市のお客様です。
10年前に、当たり前のように高いお金を支払って工事をしたマンションの屋根は、僕が調査・診断した時には、防水はひび割れだらけ、それに1階のエントランス上からは雨漏りがしている状態です。

こちらのお客様も、いままで高いお金を支払って、たくさんの工事を業者にお願いしてきましたが、その話の内容は耳をふさぎたくなるようなひどい話ばかりでした。

お客様は、今まであまりにも手抜き工事をする業者が多かった、と辛そうに話してくれました。


この時代、何故か信じられないほど、偽装が多いように感じられます。
・・・何故でしょうか。

完全に大事なものを見失っています。
食品偽装もそうですが、消費者は何を信じてよいのかわからず、まず疑ってしまう。
・・・とてもさびしいことではないでしょうか。

僕から言わせると、なぜ正直に仕事ができないのか、不思議なくらいです。


消費者を騙して、利益が出ても、そんなものはただの泡に過ぎません。
それは、いずれ消えてしまう泡です。
そして、その代償はとても大きなものになり、はっきり言って廃業するしかないでしょう。

自分の首を時分で絞めることほど、愚かなことはありません。

こちらのお客様には過去の嫌な体験があるため、新しい業者も胡散臭く見えてしまうのも、仕方ないのかもしれません。


今回受注したマンションは、埼玉県戸田市美女木にあります。
そして、僕の会社も埼玉県戸田市美女木にあります。
当工事店は、しっかりとした工事をする、という当たり前のことをするだけです。

人のうわさは広がるものです。しかも、良いうわさよりも悪いうわさの方が、広がるものです。


嘘のない工事、正直な工事、安心できる工事、これを当たり前にやる業者が多いことを願います。




それでは、また。

雨漏りの診断・調査、雨漏り修理、そして一ヵ月後の笑顔

2008-12-08 12:24:09 | 雨漏り調査・診断・修理・防水工事
エコの実践を楽しんでいる職人社長の安藤です。

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既に防水工事が終わって一月近く経ったと思います。
杉並区のお客様は、ずっと雨漏りに悩まされていました。
最初に伺ったのは、二ヶ月前、雨漏りがしている和室を案内してもらい、調査させていただきました。


天井からの雨漏り、壁を伝わって床へ・・・
それはもうすごいことになっていました。
この部屋はもちろん使用不可の立ち入り禁止状態です。
・・・・・(凄すぎた。)


次に原因があると思われるこの部屋の上のバルコニーを拝見させていただきました。
ぱっと見は、普通のバルコニーですが、よく見るとちょっと気になる箇所もありました。
バルコニーの床にはタイルが貼ってあって、この下にある防水層の状態の確認はできません。


雨漏りの調査・診断をしたところ、やはりバルコニーに新たな防水をする以外方法がないことがわかりました。

見積もりをする時に、僕がまず考えるのは・・・
①この現場に適した防水材・工法は何か。
(この時点では金額ではなく、適した防水・工法を選びます。
*高い材料だから良いという考えは僕の中にはありません。
現場の状況に適した防水材料・工法が、結果的には安い金額になることがよくあります。)


②10年の防水保証書を発行し、お客様に安心してもらう=10年の防水保証書を発行する以上、僕も安心できる防水工事をする。

*10年の防水保証書とは、このような意味があります。
なぜならば、保証書に個人の実印を押しているようなものだからです。


③次に金額を出しますが、僕の出す見積もりは最初から安く抑えた金額です。
(高い見積書を提出して値引く、というやり方は僕の見積もりのやり方ではありません。


最近、こんなケースがありました。
ある業者の見積もりです。
屋根の面積が広い場合、防水工事金額はかなりのまとまった金額になります。お客様から値引きの話が出れば、何十万も値引く・・・なんて、おかしな話です。

だいたい正直じゃありません。
値引きの話が出なければ、何十万も余計に利益が出るわけですから。
このやり方は、お客さんのことを第一に考えた見積もりではありません。

もしも、自分が防水工事を頼む側だとしたら、・・・それはないだろう、と思うことでしょう。


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防水工事が終わって杉並のお客様は、丁寧にきれいに仕上げてくれたと言って、とても満足してくださいました。

工事が終わって、防水保証書、工事写真と請求書を渡した時のお客さんの笑顔、満足してくれたその笑顔を見る為に僕は雨漏り修理の仕事をしているようなものです。


見積もり金額も、防水工事も「正直」が一番です。
そこには、嘘がないからです。

高い見積もりを出して余計に出た利益は、いずれ信用を失った上で、消えてしまう泡のようなものだと思います。

僕の雨漏り修理に対する情熱、そして○○がつくほどの「正直さ」、これが僕の仕事の仕方です。



それでは、また。