建交労長崎県本部

全日本建設交運一般労働組合(略称:建交労)長崎県本部のブログです。
労働相談は、095-801-8800まで。

光洋商事分会が長崎地裁に提訴

2013年12月16日 09時26分58秒 | 活動報告
光洋商事・サカキ運輸は解雇を撤回し、組合員を職場に戻せ
 
 組合つぶしを目的とした、不当解雇とたたかう光洋商事分会が、光洋商事から事業譲渡されたサカキ運輸と組合つぶしの首謀者・橋口光夫を相手に、12月13日、長崎地裁に裁判を提訴しました(下写真は12月14日付の長崎新聞記事)。
 9月30日付の解雇は、組合員排除を目的とした不当労働行為であり無効なものです。裁判では、解雇無効と地位確認、賃金支払いを求めています。地位確認は、光洋商事から事業譲渡されながら不当労働行為を目的に組合員だけ承継しなかったサカキ運輸に対して求めています。また、橋口光夫に対しては、慰謝料の支払いを求めています。
 長崎地裁門前に集まった支援者を前に、4人の組合員は「サカキ運輸は、光洋商事のネーム入りの制服と車両で運行している。2人新たに雇い、2人募集している。組合員の解雇は必要なかった。嘘に嘘を重ねた解雇は絶対に許せない。早期勝利したい」と決意を語りました。
 TPPやアベノミクスなど、今後更なる規制緩和が予定されています。光洋商事やおおとり運送などのように、事業譲渡や、子会社を使った事業閉鎖などで、労働者の生活を破たんに追いやる手法が増加する可能性があります。労働者の権利破壊を許さないためにも、光洋商事分会の4人のたたかいは非常に重要なものとなっています。