建交労長崎県本部は、長崎原爆77年目を迎える8月8日午前9時から全日自労の組合員10人が眠る赤迫町の墓地にて「敬朋」墓前祭を行いました。
「敬朋」の建立に至る経過について、主催者の中里研哉県本部委員長が主催者あいさつを兼ねて行いました。
中里委員長は、「長崎の証言」(1978年第10集)に、故権藤菊枝元県本部委員長と故川崎ツタ前県本部委員長が寄稿した文書が掲載されていることを紹介しました。
引き続き、建交労中央本部の角田季代子執行委員長が、2003年8月に復活した墓前祭当時のことについて思い出を語りました。
大分県宇佐市の安養寺住職林正道さん、日本宗教者平和協議会事務局長森修覚さん、奈良県在住の曹洞宗尼僧峠泰心さんの3人による読経を行ってもらいながら、全員が焼香を行いました。
広島と東京から参加した建交労全国青年部の代表3人が、先輩たちの遺志を受け継いで核兵器廃絶のために奮闘する思いを語りました。
閉会あいさつは県本部吉田真勝副委員長が、自らの被爆2世としての振り返りを含めた閉会あいさつを行い慰霊祭を終えました(写真左)