私の音楽 & オーディオ遍歴

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「ニュー・ブラッド~ライヴ・イン・ロンドン」 by ピーター・ガブリエル

2013年06月01日 | ポピュラー
~解説~
60年代からジェネシスのフロントマンとして活動、1977年以降はソロ・アーティストとして「スレッジハマー」等の世界的ヒットでも知られる孤高のアーティスト、ピーター・ガブリエル。2010年、約7年ぶりとなるスタジオ・アルバム『スクラッチ・マイ・バック』をリリースしている。このアルバムをサポートするツアーは“ニュー・ブラッド・ツアー”と銘打たれ、彼のキャリアでは初めてフル・オーケストラを従えたスタイルのステージとなった。本作はこのツアーから、2010年のロンドン・ハマースミス・アポロにて行われたステージの模様をフル収録。“新たな血”のタイトルどおり、彼のこれまでのキャリアを通じて生み出されてきた数々の名曲が、まったく新しいアレンジメントを施されて生まれ変わっている。彼のステージはセットも含め非常に完成度の高いものとして揺るぎない評価を得ているが、今回も音と映像がシンクロした、彼ならではの芸術性を十二分に具現化したものとなっている。この映像作品は彼の作品としては初めて3Dフォーマットでもリリースされる。細部にまで綿密にこだわり抜いたアーティスティックな彼の世界観が臨場感あふれる3Dで体感できる必見のタイトルがついに登場する!


 ピーター・ガブリエルのライブといえば、古いファンの私がすぐに思い浮かべるのが「シークレット・ワールド・ライブ」(1993年)です。
 まだ髪の毛はふさふさでした(笑)。

 あれから17年後のライブ映像では、すっかりスキンヘッドが堂に入り、一見宗教者のような印象さえ受けます。
 私が一番聴いたアルバムは「So」(1986年)ですが、その中の楽曲が複数登場して驚かされました。
 あ、このアルバムはカバー曲のオーケストラ・アレンジ版だから当たり前か。
 なかでもケイト・ブッシュとデュエットした「Don't give up」は忘れられない名曲です。
 でも、今回のデュエットの相手(Ane Brun)は今ひとつだなあ。
 御年63歳(1950年生まれ)の彼の声は枯れ気味ですが、元々ハスキーボイス系なので渋みが増したとも云えます。
 老いてもなお・・・といったところでしょうか。


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