私の音楽 & オーディオ遍歴

お気に入りアーティストや出会った音楽、使用しているオーディオ機器を紹介します(本棚8)。

Mitsubishi「2S-305」導入記 ~その1~

2013年04月13日 | オーディオ
 (長くなったので2つに分けました。「その1」はスタンド選びからセッティングまで)

 本日、2S-305 が到着しました。
 ハイファイ堂の方2人が直接配達して2Fまで上げてくれました(年度末送料無料&2年保証サービス)。

 やはりでかい!
 階段の切り返しを窮屈そうに運ばれて、ご対面。
 う~ん、40年前(1971年製造とプレートに記載)の製品とは思えない工芸品並みの美しさ。
 「職人が丁寧に製作したバッフル/外装が劣化しにくいこともこのスピーカーの特徴である」と読んだことがありますが、ホントに保存状態良好で日本の職人の技を垣間見たような気がしました。
 サランネットの雰囲気も時代を感じさせます。
 亡き父が昔愛用していた「ステレオ」を思い出させる佇まい。

 スタンドは何を使うか迷い、悩みました。何せサイズが家具並みですから。
 ハイファイ堂さんから「フロア型なので床に直置きも可、音に満足できなかったらスピーカーベース/スタンドを検討したらどうですか」
 と云われましたが、あとから購入してもセッティングが大変だし、実は当時2S-305専用スタンド(MC-1380A)も発売されており、あるブログでは「床から数十cm持ち上げないと低音がこもる」との記載もあり、私としては導入時に適当な土台への設置を済ませておきたかったのです。

 Sceptor1001 に使用していた手持ちの TAOC SPB-300DH では奥行きが足りず不安定。かつ1台のスピーカーに2つ必要なので移動/微調整がやりにくいという欠点も経験済み。
 純正の専用スタンドは高さ50cm超と一般住宅の居間で使用するには高すぎ(スタジオ用だったのでしょうね)。
 他にないかと探す過程で 2S-305 と JBL4343/4344 の大きさがほぼ同じであることに気づき、「JBL4344用スタンド」をキーワードに検索するといくつか候補が見つかりました。

 検討対象は以下の通り、:
■ 逸品館(AIRBOW)のフォローティングボード WFB1515-4:60×40cm、1枚45000円×2=90000円

■ 逸品館(AIRBOW)の WOOD-BASE/52_72:52×72cm、1枚26200円×2=52400円

■ TiGLONのフロア型スピーカー用純マグネシウム・ベース PA-13L/20L:W100 × D400 × H130/200mm、2台一組で30600/31900円×2=61200/63800円

■ 山本音響工芸の DK-25(JBL4344用) 440×650×250(H)mm、\36,000円(1台)×2=72000円

■ 山本音響工芸のキューブベース(ウッドブロック)QB-100:100×100×100mm、6個組 18900円×3=56700円

■ TAOCの SPB-400DH:W・120×H・200×D・400mm、14kg、50400円 ×2

■ ケンリックサウンドのJBL 4343, 4344, 4348用ウォールナット総無垢材スタンド(KR-ST4343):W635mm x D365mm x H170mm、重量:約6kg、2台一組 75000円


 ポイントは前述の通り、1人で移動/微調整が簡単にできること。
 すると鋼鉄製スピーカーベースは重く、一体型ではないので候補から外れました。キューブベースは軽くて安価なのがメリットですが微調整の際にバラバラになりやすいのでこれも脱落。
 ボード/ベースはおそらく間違いない製品とは思いつつ、もし気に入らない時処分に困るので、第二候補としました。
 残ったのは、山本音響工芸の「DK-25」とケンリックサウンドの「KR-ST4343」です。
 しかし問い合わせてみると、納品に数週間かかるとのこと。するとスピーカーが先に届いてしまいます。

 う~ん、困った困った・・・
 とそんな時に目に付いたのがヤフオクで出品されていた「JBL43XX用木製スタンド」。
 メーカー不明ですが、とにかくサイズが一致(W635mm×H200mm×D370mm)し、重くない(1台6.5kg)し、一体型だから移動/微調整も簡単と、条件をほぼ満たしています;



 「これしかない!」と勢いづいて2万円弱で落札。
 届いた品物は、しっかりしていて満足できるものでした。
 その上面にスパイダーシートを敷いてずれないように細工し、床面には家具を滑らせて床が傷つきにくくなる布製シートを貼り付けました。
 するとスピーカーとスタンドが一体化し、軽い力で床を滑らせることができるのでアラフィフの私にも移動が楽ちん楽ちん♪。
 実際に載せてみると特注したようにピッタリ合い、目論見通り。
 配達の店員さんも「これ、作ったんですか?」と驚く始末です。


サランネットのロゴは「Diatone」ではなく「Mitsubishi」です(↓)。時代を感じますね。




「これだ!オーディオ術」(村井裕弥著)

2013年04月07日 | オーディオ
音弓社、2008年発行。

オーディオライターとして活躍する村井氏が今までに雑誌に投稿した記事を再編集して収録した内容です。
本書の魅力は、基本理論よりも自分で経験してきたことが盛りだくさんで飽きさせないところ。
特に専門家やマニアとの交流記事が楽しく読めました。

<目次>
第1章:オーディオは高価な機器を買って自分を慰める趣味ではない
第2章:超ビギナーの質問に答える
第3章:オーディオ人に会いたい!
第4章:村井裕弥のオーディオ巡礼改めオーディオ探訪
第5章:現在使用中の機器とはこうやって出会った
第6章:音をよくしたあと、何を聴くかも肝心だ


以下に「なるほど!」と手を叩いた箇所を抜粋します;

■ 雑誌の「組み合わせ特集」でお勧めのセットを購入したが、いい音が出ない。
→ まったく同じ視聴環境を自宅で再現するのは難しい。試聴ルームで発揮されていた機器のベスト・パフォーマンスが読者の住宅の一室では真価を発揮できないだけ。

■ やってはいけない、オーディオのタブー
・部屋の隅に置いてあるタンスの上に機器を置くこと。
・一つ一つの結果を確認せずに進んで行くこと。
・オーディオチェックCDを絞る・・・できるだけシンプルかつストレートに録音されたアコースティック楽器と人間の声がお勧め。

■ オーディオ機器の使いこなしについて
→ まずは「どこに機器を置くか」。使いこなしというと、すぐアクセサリーに頼る人がいますが、アクセサリーの大半はサプリメントのようなもの。

■ スピーカー専用スタンドの必要性
→ 最大のメリットは、スタンド以外のものに載せた時の共振その他によってひどい音が発生する害を避けることができるところ。

■ ブックシェルフタイプのスピーカーは本棚に設置すべき?
→ ふた昔以上前のスピーカーは低音が出なかったので「うしろに回り込む低音を跳ね返す」目的で小型スピーカーを本棚の本と本との間に押し込むことが流行りました。いまでも小型スピーカーのことをブックシェルフタイプと呼ぶのはその名残です。
 現在はスピーカーの性能が向上し低音が出るようになったのでその必要性はなくなり、かえって本棚全体や棚板が共振して変な響きがついてしまうので逆に勧められません。

■ 20kHz以上の(人間に聞こえないはずの)超高域
→ 20kHz以上の超高域を単独で聞き取ることはできないけど、20kHz以上をカットした音と伸ばした音の違いはほとんどの人が聞きかけられることが実験の結果判明しています。SACDとDVD-Aは20kHz以上も再生可能なメディアとして開発されました。

■ JBL PS12というPA用(?)スピーカーについて
 ほとんどPA用といってもよいスピーカー(前面の保護ネットがパンチングメタル)。鳴りっぷりは豪快だがクラシックをじっくり聴こうという気には絶対になれない。ガサガサ、ボコボコ、カンカンといったような付帯音がどうしても気になる。
 要はスピーカーのエンクロージュア内部に貼られている吸音材の問題。圧倒的なシェアを鉾とグラスウールは中域・高域を吸っても低域を吸うことができない。そのため、エンクロージュアの中で低音が暴れ、妙なクセが付いてしまう。

■ SACDプレーヤー初登場
・・・手っ取り早くまとめると、SACDの音は予想以上に素晴らしかった。しかも、そのすばらしさはいわゆるナチュラル系であって、ボクたち(江川三郎実験室)が目指す方向とピタリ一致する。ちょっと聴いただけでは、むしろ地味でおとなしく、パッとしない。しかしその中に、信じられないほどのニュアンスを含んでいる。すごく乱暴な言い方だけど、「生音」に近い世界だ。

■ スピーカーのエージングとは「劣化」のことである、しかし・・・
(「菅野沖彦氏のお宅訪問」での菅野氏の言葉)エージング、エージングとよくいいますけども、スピーカーに関しては、あれは劣化なんです。劣化する途中でいいところがあるという、それだけのことで、あるところまでエージングしたら「その一番いいところでそれがずっと持続する」なんでことは絶対にない。

■ 鐘とオーディオの不思議な共通点
(「オーディオFSK」の藤枝氏のコメント)鐘の世界では、最高のものが金を混ぜた銅、2番目がクロム銅、3番目がリン青銅といわれている。純銅はその次、4番目だ。最近のコンセントの接点を見てみろ。前はリン青銅だったのに、いまじゃベリウム銅ばかり。プラグをしっかり挟み込むバネ圧が必要だからそうなったんだが、やつらはなにもわかっとらん。ベリウム銅よりひどいのは鉄だけで、ベリウム銅を使うくらいなら、まだ真鍮の方がマシだ。

■ SOULNOTEのCDP「cd1.0」のチューンドモデルを比較
※ SOULNOTEはフィリップス社のLHHシリーズの開発者である鈴木哲氏が起こしたブランド。
 「吉田苑モデル」と「サウンドデン・モデル」を比較した興味深い記事なのですが・・・もうCDPは買わないだろうなあ、と思う今日この頃なので省略。ちなみにサウンドデンモデルはそのHPで中古が現在も販売されているようです。

■ 村井氏の考える優秀録音盤
・ウェストミンスター・レーベルのバリリ四重奏団やウラッハ
・1950年代から60年代にかけてのEMI録音(特にARTリマスター盤)
・1950年代から60年代にかけてのハードバップ(プレスティッジ、ブルーノート、インパルス)
・赤川新一氏が録った遠藤響子や榊原大
・アコースティックサウンドクラブが収録した一連の「確認音源」(『土と水』や『ウッズトーク』)
・武久源造が弾く『鍵盤音楽の領域』シリーズ
<2チャンネルのSACD盤>
・『ハンス・リュッケルス ザ・ミュージカル・レガシー』
・木下伸市『承-SHOW』
・ジョルディ・サヴァール『ラ・フォリア』

「FUNKY MONKEY BABYS ライブ 2012 おまえ達との道~in 横浜スタジアム~」

2013年04月07日 | コンサート
 コンサートに行ったわけではなく、WOWWOWで観ました。
 もともとそれほど興味はなく「ヒーロー」を聴くまで観てみよう、くらいに考えて見始めましたが・・・その熱気・魅力に引き込まれ、気がついたらアンコールまでの2時間付き合ってました。
 
 出だしはDJケミカルが「不安悶」と書かれた特攻服に身を包んで会場を「自転車で」一周する演出に度肝を抜かれ、どうなることやらとハラハラしましたが、歌が始まると一気にテンションが上がり、横浜スタジアムを埋め尽くす3万人の観客と一体化した素晴らしいコンサートでした。

 ひたむきさを感じさせる応援歌的内容に「切なさ」というスパイスを振りかけた楽曲。
 ラップ調で歌詞は韻を踏んでいるもののメロディアスなので心地よく浸れます。
 同じような雰囲気の曲なのに、聴いていて飽きないのが不思議です
 
 観客も熱狂的というのではなく心から楽しんでいる様子で、1人1人の表情がキラキラしていてとても素敵でした。

 お目当ての「ヒーロー」は後半に歌われました。
 子どもと一緒に参加したノリノリのお父さん達が映し出されました。
 「満員電車のバンザイは降伏じゃないぜ冤罪対策」という下りはいつ聞いても笑えます。
 やはりいいですねえ。

 FMBの魅力を再認識させてくれたコンサートでした。

★ MUSICIAN NET より「FUNKY MONKEY BABYS 初の球場公演をWOWOWで独占放送

 東京八王子出身、「ファンキー加藤」「モン吉」「DJケミカル」の3人が、'04年元日に結成した2MC1DJのユニットFUNKY MONKEY BABYSが結成以来初となる球場公演を開催した。
 9月8、9日の2日間にわたり、横浜スタジアムで行われた「おまえ達との道~in 横浜スタジアム~」から、WOWOWでは9月9日に行われたライブの模様を10月21日(日)夜9:00~独占放送する。
 熱く激しいライブ・パフォーマンスに定評がある彼らだが、今回の公演はファンモン史上最大規模となるだけに、スペシャルな趣向も盛りだくさん。まずは爆音とともに特攻服姿のDJケミカルが登場。バイク風の自転車に乗ってアリーナを一周した後、ライブがスタートした。
 青空のもと、「ナツミ」「アワービート」など軽快なアップチューンで会場を一気に盛り上げ、ビリー・ブランクスをジャケットに起用して話題となった最新シングル「LIFE IS A PARTY」で早くもお祭り気分は最高潮に。スタンド席側に設けられたサブステージへは、野球選手のリリーフカーに乗って移動し、大勢の観客に手を振るメンバーに会場は大喜びだった。
 そして、おなじみのヒット曲も満載。「あとひとつ」「ちっぽけな勇気」「大切」など胸に響く熱いメッセージソングや、切なくもまっすぐなラブソング「告白」「LOVE SONG」「Lovin' Life」、気持ちを力強く鼓舞してくれる「悲しみなんて笑い飛ばせ」、そして“お父さん”への応援歌「ヒーロー」などが、花火や火柱など華やかな演出とともに次々と披露された。
 「いつもより倍疲れる!」と息をきらしながらも全力で広いステージを駆け回り、コール&レスポンスで観客との一体感を高めていく3人。聴く者を元気づけてくれる楽曲やMCに3万人が大声援と大合唱でこたえるステージは、ファンモンの熱い想いと温かさに満ちた感動的なものだった。
 圧倒的な熱いパフォーマンスで観客を魅了した今回の球場公演は、メジャーデビュー7年目を迎えた彼らの人気と実力を強く印象づけるものだ。「120%出し切った」とリーダーのファンキー加藤が語った渾身のステージからを10月21日(日)夜9:00~放送するWOWOWの番組から、明日への活力となる元気と勇気をもらえるはずだ。


★ YouTubeより(上記コンサートではありません)
FUNKY MONKEY BABYS ラブソング(サビ)メドレー
ファンキーモンキーベイビーズのメドレーPART1
ファンキーモンキーベイビーズのメドレーPART2
ファンキーモンキーベイビーズのメドレーPART3

伝説の MItsubishi「2S-305」を手に入れる

2013年04月03日 | オーディオ
 前回、Kripton KX-1000P について書きました。

 うん、このスピーカーあたりが、私のレベルではひとつのゴールかなあ・・・
 と思っていたところに、オーディオ関連本「これだ!オーディオ術」(村井裕弥著)を読んでいて件名のスピーカー「2S-305」に関する記事が目に止まったのでした。
江川三郎実験室の記録」(P43~)より一部を抜粋します;

 珍しく、イベント開始時から良い音が出ている!
 ほとんどの場合、最初は「なんてひでえ音だ。何とかしようぜ。」で始まり、対策を重ねたあげく、ハッピーな世界にたどり着くというのが常で、それがこのイベントの趣旨なのだからそれはそれで良いのだけれど、今日は例外のようだ。
 「何が鳴っているの?」と人垣をかき分けてみると、写真では何度も見ているが実物を見るのは初めての、大型スピーカーが姿を現す。三菱の2S-305じゃないか。伝説のNHKモニター!!
 この2S-305の、それも保存状態がいい個体の音を聞いたことがある人はほとんどいないのではないだろうか。
 かかっているのはチェチーリア・バルトリの「ゆかしい月よ~イタリア歌曲集」(DECCA)で、軽い振動板の大型ウーファーが鼻歌気分で奏でる音は、昨今の小型スピーカーが逆立ちをしても表現できない世界だ。念のためにいっとくが、「低音がよく出る」とかいう低レベルの話じゃないよ。


 こんな風に書かれたら、聞いてみたくなりますよね(笑)。
 ネットで2S-305を検索してみますと、NHKの現場で使うために開発された伝説のプロ用モニタースピーカーであることが判明しました。
 最初に発売されたのが1958年(私が生まれる前)、生産が終了したのが2001年という驚異のロングセラーを記録し、「スピーカーのダイヤトーン」という名声を得るに至った記念碑的作品です。
 数年ごとにモデルチェンジをしなければ売れない日本のスピーカーの中にあって、奇跡的なシーラカンス的存在という見方もできるかと。

 オーディオ評論家、菅野沖彦氏のコメント:
 「満開の桜を見るように、端正で、淡泊でいて豪華な響きの音は「はんなり」とでも形容したい上品な佇まいのバランスと音色

 ただ、大きいんですよねえ。
 ・・・W(幅) : 650.00mm  H(高さ) : 880.00mm  D(奥行) : 445.00mm 重量50kg弱。
 ちょっとした「家具」です。 

★ 参考になるHP/ブログ;
ステレオの産業史|ダイヤトーン
DIATONE 2S-305の仕様 ・・・価格がどんどん上がっていく不思議
□ audiosharing「過去のReview」(菅野沖彦氏、瀬川冬樹氏、井上卓也氏、岩崎千明氏のコメント)
ダイヤトーン 2S-305 (BTS R-305) モニタースピーカー
オーディオ・音の傾向「diatone 2s-305」

★ YouTubeより;
廿日市のコーヒーハウス・イシイへ名機R305(2S-305)がやって来た
スタジオモニター定番スピーカ 三菱 DIATONE 2S-305D(R-305)
スッと出る音My Audio test (2S-305,LHH1000,2A3-Z Amp & Preamp was made
Diatone Mitsubishi-R305
音楽喫茶「アヒルのジミー」開店 因幡晃のフランス語「わかって下さい」

 そ、そして、中古の2S-305をボチッ(パソコンのキーボードを押す音)と買ってしまった私。
 アフターケアも可能なショップ「ハイファイ堂」から購入しました。
 何せ古い品物であり、格安のオークション出品物ではキチンと稼働するかどうか不安が残りますので。

 そこで実働するようメインテナンスされ、かつ使いやすいように一部改造した品です。

メインテナンス内容
 外装研磨・全塗装 サランネット張替え コンデンサー交換(JRCオイルコンデンサー計4ヶ)
改造内容
 スピーカーターミナル背面バッフル加工取付け

 このスピーカーは本来「キャノンコネクター」というプロ用ターミナルしかないのですが、一般のバナナプラグも使用できるようにターミナルを増設してあるのです。
 なお、キャノンコネクターも従来通り使用可能であり、専用ケーブルも付属しています。



 側面にあるキャノンコネクターの形状(↓)

 本来は背面には何もないのですが(↓)

 バナナプラグ対応のターミナルが増設してあります(↓)


 年度末セールで「送料無料」「2年保証付き」というタイミングでゲットしました。
 相談したら、なんと2Fまで運び上げてくれるとのこと(よかった~)。
 4月中旬に届く予定で、どの位置に設置しようか、スピーカースタンドはどうしようか、と嬉しい悩みを味わっているところです。
 ああ、部屋中に広がるオーケストラの響きを早く味わいたい・・・。

 どうもピカピカの最新式よりも、いぶし銀のヴィンテージものに惹かれてしまう私。
 気がつくと周囲には古いものばかりが増えています。
 腕時計も50年前の機械式のものばかり。
 自分自身もそろそろ骨董品と化してきたかな・・・。

憧れの Kripton「KX-1000P」

2013年04月03日 | オーディオ
 私の昨年からのスピーカー遍歴は、トールボーイ型(JBL S3800)~フロア型(Onkyo Scepter 1001)~ブックシェルフ型(Sonus faber ELECTA AMATOR)と目まぐるしく変遷してきました。
 ELECTA AMATOR は良い音で気に入っているのですが、やはりバスレフタイプの低音のボアつき感が気になることがあります。
 まあ、壁からあまり離せないという狭い住宅事情があるのですが・・・。

 タイトで量感十分の低音が聞きたいなあ、と最近思うようになりました。
 ネットと雑誌で調べ上げ、最有力候補に上がったのがKriptonのフラッグシップである「KX-1000P」です。
 ブックシェルフ型の KX-5 の下に密閉型スーパーウーファーをダブルでくっつけた構造らしい。
 下記の情報からは、バスレフの低音とは一線を画す引き締まった低音が広がるとのことで、期待が膨らみます。
 でも約100万円と高価な品、試聴せずに購入するのは大変な勇気が必要です。

クリプトンのフラッグシップスピーカーKX-1000Pの音を聴いてきました
□ 秋トレ「6/24 クリプトンのKX-1000Pを聴いてみました」「今度はクリプトンのKX-1000Pです(^^♪
★ YouTube
開発者(渡辺氏)による説明
□ 完実電気「クリプトン KX-1000Pとは?」「KX-1000P
FOCUS 360 ⇒ ME100⇒SP100R⇒KX-1000P 同じCDで連続試聴