私の音楽 & オーディオ遍歴

お気に入りアーティストや出会った音楽、使用しているオーディオ機器を紹介します(本棚8)。

懐かしのフォークソング

2013年04月02日 | ヴォーカル
 YouTubeを見始めると昔懐かしの映像の宝庫を前に止まらなくなりますね。

 アラフィフの私は同時代的にはグレープ解散後のさだまさしの洗礼を受けた世代です。
 かぐや姫、チューリップ、オフコースなどは大学時代に知り、振り返って過去の曲にはまりました。

 現在も活躍しているシンガーはリバイバルで昔の曲を歌っていますが、やはり発表当時のオリジナルが最高です。
 その時の思いが詰まったパフォーマンスは永久保存版。
 後で何回も聞きたくなるような動画(一部静止画)を発売当初の音源中心にセレクトしました;

【風】
□ 「22歳の別れ」1975年
□ 「22歳の別れ」1975年、コッキーポップ

【イルカ】
□ 「なごり雪」1975年
□ 「なごり雪
※ この曲はかぐや姫のアルバムの中に1974年に収録されています。

【かぐや姫】
□ 「神田川」1973年
□ 「赤ちょうちん~神田川」1975年ライブ

【チューリップ】
□ 「心の旅」1973年
□ 「青春の影」1974年
□ 「博多っ子純情」1977年
□ 「虹とスニーカーの頃」1979年
□ 「サボテンの花」1975年
※ フジテレビ系ドラマ『ひとつ屋根の下』の主題歌として広く知られますが、これは発売から18年が経った1993年にリバイバルヒットしたもの。

【ガロ】
□ 「たんぽぽ」1971年(デビュー前)
□ 「学生街の喫茶店」1972年
□ 「学生街の喫茶店
□ 「ビートルズはもう聴かない」1974年
「ロマンス」「君の誕生日」1976年ライブ
※ 番外編:大野真澄ロングインタビュー①「ガロ結成から解散まで」、②「ソロ以降

【松山千春】
□ 「季節の中で」1978年
□ 「恋~長い夜」1980年
1978年ライブ

【グレープ】
□ 「精霊流し」1974年・・・さださん若い!
□ 「無縁坂」1975年
□ 「フレディもしくは三教街
□ 1976年グレープ解散ライブ「童話作家」「縁切寺」「精霊流し」「無縁坂
【さだまさし】
□ 「主人公
□ 「交響楽
□ 「飛梅
□ 「転宅
□ 「案山子
□ 「雨やどり
□ 「檸檬
□ 「最終案内
□ 「つゆのあとさき
□ 「もう一つの雨やどり
□ 「セロ弾きのゴーシュ


・・・キリがないのでこの辺で。

老いてもなお・・・「沢田研二」のすごさ

2013年04月01日 | ヴォーカル
 クラッシックの声楽家は50歳を過ぎると声が枯れてくると本で読んだことがあります。
 あまたいる日本の歌謡曲シンガーも例に漏れず。
 若かりし頃を知るファンは哀しくなるほど声が出なくなり、それを誤魔化そうとためを作ったりしてかえって興冷めになりがちです。
 例として、歌唱力に定評のある男性シンガー二人を対比してみたいと思います。

 がっかりしたのは布施明
 曲をいじりすぎて聞きにくい・・・私は素朴に歌い上げる昔の方が好きだなあ。
シクラメンの香り・・・若かりし頃の勇姿
シクラメンの香り・・・最近のバージョン


 逆に目を見張ったのが沢田研二
 まずは若かりし頃の勇姿を:
時の過ぎゆくままに
 若いジュリーは「危ういセクシーさ」が売りでした。
 今のジャニーズ全盛の学芸会のような歌にうんざりしている私には、ほどよく毒が効いていて聴き心地良好です。
 
 同じ曲の別バージョンを見つけました:
時の過ぎゆくままに
 こ、これ、カッコ良すぎる・・・アラフィフのおじさんである私が見ても「ブラボー!」と言いたくなるほど。
 こんなシンガーが今現れたら、人気を一人で根こそぎ持っていきそう。

 そして、最近のバージョン;
時の過ぎゆくままに
 飾ることなく、静かに切々と歌い上げます。
 それにしても泉水のごとく沸いてくるような豊かな声量はどうだ。
 昔聞いた話ですが、ジュリーは歌えば歌うほど声に艶が乗るタイプで、声が嗄れるなんて事はなかったとか。
 外見は随分変わってしまったけれど(笑)、良い年の取り方をしたのですねえ。

 しばらく前に沢田研二のインタビュー記事を読みました。
 「アイドルは痩せていなくちゃいけないなんて誰が決めた?沢田研二が太って何が悪い!」と開き直って豪語していました。
 また、「反原発」と意思表明すると仕事が来なくなる芸能界(わかりやすい例が山本太郎)で、彼は反原発の歌を歌っています。
 アイドルの仮面を自らはぎ取り、良い意味で「ひとりの人間」に戻った印象があります。

 もう少し、彼の昔の歌唱を拾っておきます;
ザ・タイガース in 日劇WC 1968.1
花の首飾り~君だけに愛を(タイガース)
さらば宇宙戦艦ヤマト-愛の戦士たち-
勝手にしやがれ
危険な二人
カサブランカ・ダンディー
ストリッパー