茶陶遊人の部屋

日々の日記と、お茶と地元の歴史等を発信していきます。最近はk-popにはまっている韓国好遊人です。

日本人のしきたり「八十八夜」農家さんには重要な日です。

2017年05月02日 | Weblog
◆K23. 6月茶摘み(文部省唱歌)

よく知られている茶摘み歌に「夏も近づく八十八夜・・・」という歌がありますが、八十八夜とは、立春から数えて八十八日目に当たり、実際、この日に摘んだ茶の葉は最高の葉として人気がありますね。
まさに「夏も近づく」ということで、農村では田の苗代作りや、畑作物の種まきを始める重要な時期なのです。
とくに、「八十八夜の別れ霜」と言われるように、霜による農作物の被害から解放されるときであり、
「八十八」は漢字の「米」に通じ、末広がりの「八」が重なる縁起の良さも加わり、農事の目安としては欠かせない日でもあります。この日は、「田の神」に豊作祈願を致します。皆さん、今年も平穏な年であるよう今日は念じることにしましょう。


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