リハビリライド～石狩灯台

　骨折から3ヶ月半近くが経過し、どうやら回復も順調らしい。未だ階段を降りる時に多少の不自由はあるものの、普通に歩く分には問題がなくなりました。今日は短装具も外し、サポーターだけで自転車に乗ってみることにしました。
　30kmほどの予定だったのですが、走り始めると楽しくて、ついつい石狩灯台迄来てしまいました。片道25km強で通常なら1時間半ほどの距離なのですが、グラベルロードで少し抑え目に走って約2時間。快晴で気温も25度以下と最高のサイクリング日和でした。

　行きは4mほどの向かい風。帰路は3mほどの追い風でした。ただ、40kmを越えた辺りから疲れで脚が動かなくなってしまいました。せっかくの追い風なのに、ギアもケイデンスも上げられず…想像以上に体力が落ちてる。
　信号で止まる度にギアを2～3枚落として踏み出し、クランクが回り始めるとまたギアを上げて行く。帰路の追い風の中30km/hを越えると、入れているギアが分からなくなり、信号で止まる度にリアスプロケットを確認する始末…ロードバイクに乗り始めた頃に戻った気がしてしまいました。

　これまではスピードとケイデンスでリアがどのギアに入っているかは分かったのですが、フラットペダルでケイデンスもバラバラなので、いちいち目視する羽目になってしまいました。たかだか50kmほどの距離なのに、100km以上走った時のようなギアチェンジ回数で、手も痛くなる始末…
　患部の痛みは無かったのですが。30kmを越えた辺りから足がむくみ、サポーターの締め付けも加わって、小指の外側が痛み出し、コンビニ休憩でシューズを脱ぎ、一時的に解消に成功したのですが、走り続けるとやはり痛みがひどくなるばかり…
　やっとの思いで無事帰宅。シューズを脱ぐと痛みは無くなり、患部に熱なども無く一安心です。やはり、自転車は足先の荷重がペダルの回転で抜けてくれるので、走っている分にはサポーターもいらない感じでした。歩く時には足先の荷重が地面で止まってしまうので、患部への負担が大きくなってしまうのです。
　もう少し踏み出しの不安がなくなれば、サポーター無しでも走れそうです。流石にビンディングはまだ先になりそうですが、フラぺならもう少し距離を延ばせそうです。ただ、明日の筋肉痛が不安です…