MTBルック車の時は気にもかけなかったタイヤですが、ルッククロスのAL-700Xの時はパンクが多く、ホイールをWH-T565にした際にSCHWALBEのMARATHONを履いたところ、それ以後、全くパンクがなくなりました。
初ロードのTCR2にはMICHELINのDYNAMIC SPORTSが装着されていたので、WH-6700を購入してからも、既存のホイールはDYNAMIC SPORTSのままという状況がしばらく続いていました。
WH-6700を購入した際、タイヤはMICHELINのLITHION2にしました。MICHELINのタイヤはゴム質が柔らかく、ウェットな路面での制動に定評がありますし、MICHELINのラテックスチューブとの相性も良く、しなやかで乗り心地も悪くありませんでしたので、CAAD10をフレーム組した際には迷わずPRO4をWH-6700に装着しました。
ところが春先から乗り始めたばかりだというのにサイドカットで「最悪」な経験をすることになってしまいました。PRO4はサービスクルスで1本200gと軽量でゴム質も薄そうだったで、耐久性には問題があるかもしれないとは薄々感じてはいたのですが、わずか半年でサイドカットとは・・・
確かに、DYNAMIC SPORTSでも貫通パンクや走行面の亀裂が入ることはあり、ゴム質の柔らかさの欠点が出ていましたが、ケーシングの高いPRO4には大きな期待をしていただけに残念な結果になってしまいました。
その点、LITHION2は意外と丈夫でタイヤ起因のパンクは一度もありません。最初は耐パンク性能を考えてKRYLION CARBONをと考えていたのですが、価格が高かったのでやむなくLITH
ION2にしたという経緯があります。23Cで220gとこの価格のタイヤにしては軽量ですが、意外なほど耐久性もあるようです。PRO4の半分ほどの価格ならコストパフォーマンスは上等だといえるでしょう。
PRO4のサイドカットで他メーカーのタイヤを使ってみようと思い立ち、wiggleで物色していたところ、Vittoria Rubino Proのクリンチャータイヤが1本2000円以下でありましたので、試してみることにしました。また、PRO4の登場で姿を消したPRO3の在庫がありましたので、併せて購入。価格は1本2538円でした。
Vittoria Rubino Proは150TPIという高いケーシング(MICHELIN PRO4 SCは110TPI)を持つ耐久性の強いタイヤで今のところタイヤに傷ひとつ付いていません。ただ、丈夫な分ゴム質が堅く、ラテックスチューブを入れていてもMICHELINのタイヤと比べるとゴツゴツした感じは否めない状況です。適正空気圧も7BAR-10BARとMICHELIN(6BAR-8BAR)より2BARほど高目の設定になっていることも影響しているようです。
同時に購入したPRO3はWH-R501-30に使用したのですが、2ヶ月足らずで接地面に亀裂が出来てしまいました。裏にBOOTを入れ、亀裂は瞬間接着剤で塞いでいますが、ロングライドにはとても使えそうもありません。ロングライドでの乗り心地の良さを考えるならPRO4が好みなのですが、荒れた路面での耐久性を考えたら当面の間はVittoria Rubino Proを使い続けることになりそうです。
ロードバイクの乗り心地を考える時、フレームやホイールのようにお金のかかるパーツを考えがちですが、インナーチューブやタイヤといった比較的安価なパーツでも乗り心地は結構変わるものです。個人的には低い空気圧で使用できるMICHELINのタイヤが好みですが、これからは色々なメーカーのタイヤを積極的に試してみようと思っています。
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