CYCLINGFAN!!

自転車をこよなく愛し、自分の脚と熱いハートで幾つになっても、可能な限り、どこまでも走り続けます~♪

ロードタイヤもついにエアロの時代に突入(2)

2024-12-18 14:51:44 | 自転車用品
 ボルテックスジェネレーターがリムからの気流剥離を抑え、層流がより長くリム表面に留まることで、角度がついた風によって前方への推進力が生まれる「セーリング効果」が最大化されることが、このタイヤがもたらす最も大きなアドバンテージなのです。コンチネンタルが公表したGP5000との比較データでは、あらゆる角度において抵抗の減少が示されているのですが、風の角度が大きくなるにつれ、その差は大きく広がっているのが良くわかります。

 AERO 111が最も効果を発揮するのは速度が”遅い”ときです。速度が遅くなると、タイヤとリム側面に対して、斜めから風が流れてくる可能性が高くなります。フロントタイヤで削減できる空気抵抗は1~2W程度なのですが、リムに対して空気の流れが斜めになる場合は10W以上抵抗が削減できる可能性があるというのです。

 従って、AERO 111の恩恵が得られるのは決してグランツールに出場するような速いライダーだけでなく、様々な速度域で走る人の中でも比較的遅いサイクリストにこそメリットがあるようです。タイヤにパフォーマンスを求める全てのライダーにとって、AERO 111を使うことでさらに速く走ることが可能になるのかしれません。
 これまであまり無かったアプローチでタイヤのエアロダイナミクスを向上させたAERO111ですが、タイヤとして重要な転がり抵抗やグリップ、耐久性といった要素もなおざりにされてはいないようです。コンチネンタルの誇るハイエンドレーシングタイヤであるGP5000Sに用いられたテクノロジーとマテリアルを承継し、トップレベルのレーシングタイヤに相応しい性能を確保しています。

 ナノ・カーボン粒子によって異次元のしなやかさと高いグリップを生み出すブラックチリコンパウンド、鉄の約5倍の引張強度をもつベクトラン製のアンチパンクレイヤーや、異物による損傷を抑えるためパンク防止層がビードまでを覆う強固なカーカス設計などはその最たるものです。
 タイヤの性能に空力という新たな軸を加えたAERO111。サイズおよび重量は26㎜が248g 、29㎜が280gとなり、フックレスリムにも対応するようです。チューブレスレディのみの展開となり、価格は19,800円(税込)。入荷時期は2025年の1月以降を予定しているとのことです。
 輸入代理店のMIZUTANIのWEBサイトには29㎜のサイズか表記がありませんので、26㎜サイズが正規輸入されるかどうかは不明ですが、もし26㎜サイズが手に入るのならSupersix EVOのHollowgramR45のフロントに装着してみたいと思っています。
 





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2025年UCIワールドツアー 日程

2024-12-18 08:45:29 | プロ・ツール
 1月21~26日  サントス・ツアー・ダウンアンダー(2.UWT/オーストラリア)
 2月2日  カデル・エヴァンス・グレート・オーシャン・ロードレース(1.UWT/オーストラリア)
 2月17~23日  UAE・ツアー(2.UWT/アラブ首長国連邦)

 3月1日  オムロープ・ヘットニュースブラッド(1.UWT/ベルギー)
 3月8日  ストラーデ・ビアンケ(1.UWT/イタリア)
 3月9~16日  パリ~ニース(2.UWT/フランス)
 3月10~16日  ティレーノ~アドリアーティコ(2.UWT/イタリア)
 3月22日  ミラノ~サンレモ(1.UWT/イタリア)
 3月24~30日  ボルタ・ア・カタルーニャ/カタルーニャ一周(2.UWT/スペイン)
 3月26日  クラシック・ブルージュ~ドパンヌ(1.UWT/ベルギー)
 3月28日  E3・サクソ・クラシック(1.UWT/ベルギー)
 3月30日  ヘント~ウェヴゥルヘム・イン・フランダース・フィールズ(1.UWT/ベルギー)
 4月2日  ドワールス・ドール・ブラーンデレン/フランダース横断レース(1.UWT/ベルギー)
 4月6日  ロンド・バン・ブラーンデレン/ツール・デ・フランドル(1.UWT/ベルギー)
 4月7~12日  イツリア・バスク・カントリー/バスク一周(2.UWT/スペイン)
 4月13日  パリ~ルーベ(1.UWT/フランス)
 4月20日  アムステル・ゴールド・レース(1.UWT/オランダ)
 4月23日  フレッシュ・ワロンヌ(1.UWT/ベルギー)
 4月27日  リエージュ~バストーニュ~リエージュ(1.UWT/ベルギー)
 4月29日~5月4日  ツール・ド・ロマンディ(2.UWT/スイス)
 5月1日  エシュボールン・フランクフルト(1.UWT/ドイツ)

 5月10~6月1日  ジロ・デ・イタリア(2.UWT/イタリア)
 6月8~15日  クリテリウム・デュ・ドーフィネ(2.UWT/フランス)
 6月15~22日  ツール・ド・スイス(2.UWT/スイス)
 6月22日  コペンハーゲン・レース(1.UWT/デンマーク)※NEW
 7月5~27日  ツール・ド・フランス(2.UWT/フランス)
 8月2日  ドノスティア・サンセバスティアン・クラシコア(1.UWT/スペイン)
 8月4~10日  ツール・ド・ポローニュ/ポーランド一周(2.UWT/ポーランド)
 8月17日  ベーマー・サイクラシックス(1.UWT/ドイツ)
 8月20~24日  レニューイ・ツール(2.UWT/ベルギー)

 8月23日~9月14日  ブエルタ・ア・エスパーニャ(2.UWT/スペイン)
 8月31日  ブルターニュ・クラシック・ウエストフランス(1.UWT/フランス)
 9月12日  グランプリ・ド・ケベック(1.UWT/カナダ)
 9月14日  グランプリ・ド・モントリオール(1.UWT/カナダ)
 10月11日  イル・ロンバルディア(1.UWT/イタリア)
 10月14~19日  グリー・ツアー・オブ・グアンシー(2.UWT/中国)
 



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