CYCLINGFAN!!

自転車をこよなく愛し、自分の脚と熱いハートで幾つになっても、可能な限り、どこまでも走り続けます~♪

ディスクブレーキローターの罠

2024-12-09 15:09:48 | 自転車用品
 北海道はすっかり根雪の時期に入りました。今のところ札幌の積雪は10㎝程度ですが、日本海側では50㎝以上の積雪が報じられています。この週末で根雪となると思い、MTBのタイヤをスパイクに交換することにしました。タイヤ交換は大変な作業になるので、私はスパイクタイヤ専用のホイールを用意することにしています。

 今回のMTB買い替えでフロントホイールがスルーアクスルからクイックリリース(QR)に代わっていたので、QR用のフロントホイールを新たに購入しました。その際にブレーキローターを前のホイールから転用したのですが、それが大きな間違いだと、ホイール交換の時に気付いたのです。

 スプロケットのあるリアからホイールを交換し、最後にフロントのホイールを嵌めようとすると、なかなか嵌らないのです。理由はディスクブレーキローターのサイズが違うのです。えええ~という感じでした。前のCujoは前後でブレーキローターのサイズが異なっていたことをすっかり忘れていたのです。

 ロードバイクでは良くあることのようですが、前後でローターのサイズが違うのはMTBでは珍しい。確かにCujoのスペック表にはローターサイズはフロント180mm、リア160mmとあるのです。Cujoの購入が2017年でしたから、私もショップも忘れていて陶然かもしれません。Trailは前後とも160㎜で統一されています。グラベルロードのTopstoneも第4世代のSupersix EVOも前後共160㎜なので、よもやCujoだけがフロント180㎜だったなんて、油断でした。

 あわててショップへ持ち込みましたが、急な依頼にも関わらず快く対応して頂きました。費用もローターのパーツ代だけで、定期メンテナンスの一環として対応してもらえました。この辺りが専門ショップのありがたさです。
 本来なら10分程度で済むはずのホイール交換に2時間を要してしまいましたが、無事冬用スパイクタイヤに換装できました。これで、どんなツルツル路面でも大丈夫です。これから3か月は雪の中の生活になります。今年は転倒で骨折の憂き目にあっていますので、とにかく怪我無く一冬が越せるように祈るばかりです。
 





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

タデイ・ポガチャルが2024年のVélo d’Orを受賞

2024-12-09 09:08:03 | プロ・ツール
 スロベニアのタデイ・ポガチャルが予想通り、2024年の最優秀サイクリストとして権威ある「ゴールデンバイク」賞(Vélo d’Or)を受賞しました。女子部門ではベルギーのロッテ・コペッキーが栄冠に輝いています。

 パリで開催された授賞式では、ロマン・バルデがシーズンの最優秀フランス人サイクリストに贈られるベルナール・イノー賞を受賞し、ポガチャルとコペッキーも、40人の専門ジャーナリストによる国際投票に基づき、最優秀クラシックライダーとしてエディ・メルクス賞を獲得しています。

 ポガチャルはUCI個人ランキングで4年連続の1位を達成し、2021年の受賞者でもありました。今年は事実上無敵の存在で、ツール・ド・フランス、ジロ・デ・イタリア、世界ロード選手権での勝利を収めています。このトリプルクラウンは1987年のステファン・ロッシュ以来となる快挙でした。「ゴールデンバイク」賞(Vélo d’Or)はサイクリング界で最も権威ある出版物「ヴェロ・マガジン」が授与する賞で、昨年と一昨年はツール・ド・フランスの覇者ヨナス・ビンゲゴーが受賞しています。
 ロッテ・コペッキーは、世界選手権とクラシックレースのパリ-ルーベで勝利を収めたことで初めて選出され、オランダのデミ・フォレリングを追い抜いての受賞となりました。
 1992年から授与されているトロフィーは、シャンゼリゼ通りのガブリエル・パビリオンでの授賞式で、サッカーのバロンドールと同じ形式で行われました。

 リエージュ-バストーニュ-リエージュ、ジロ・デ・ロンバルディア、ストラーデ・ビアンケ、そして世界選手権での勝利により、ポガチャルはエディ・メルクス賞も受賞しています。これはロンド・ファン・フラーデレンとパリ-ルーベの「モニュメント」で勝利したマチュー・ファンデルプールを凌ぐ成績と評価された結果でしょう。
 2019年のプロ転向以来、26歳のスロベニア人は88勝を挙げており、その最初の勝利はヴォルタ・アン・アルガルヴェでした。プロとしての5シーズンで、ツールを3回(2020年、2021年、2024年)制覇し、2022年と2023年もヴィンゲゴーに次ぐ準優勝、2019年のブエルタでは3位に入賞しています。来年はツールとブエルタでの2冠を狙ってくるはずです。
 ロマン・バルデはツールで開幕ステージを勝利し、リエージュ-バストーニュ-リエージュではポガチャルに次ぐ2位と奮闘していました。来年のドーフィネ・リベレで引退を表明しているバルデにとっては嬉しい受賞になったはずです。
 



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする