CYCLINGFAN!!

自転車をこよなく愛し、自分の脚と熱いハートで幾つになっても、可能な限り、どこまでも走り続けます~♪

日帰り温泉効果

2014-09-24 13:18:35 | 自転車と健康

 昨日は朝里川温泉で日帰り入浴をして来ました。自転車で日帰り温泉・・?と思われる方も少なくないと思います。何せ、汗を流した後にまた一汗かく訳ですから・・Img_2705s
 個人的にはシャワー派で、のんびり湯につかるのが苦手で、温泉に行くこともほとんどないのですが、今回の日帰り温泉ツーリングにはある訳がありました。
 それは、なかなか取れない筋肉疲労です。今年は週2回程度の割合で坂トレをしたり、アウタートップでローラー台を回したりしているせいか、足腰の筋肉疲労が蓄積している感じなのです。
 ロードバイクで脚がつるようなことは今まで一度もなかったのですが、このところ時々太腿の内側やふくらはぎがつりそうになることがあります。自分なりにストレッチをしたり、マッサージをしたり、回復系のサプリ飲んだりしているのですが、一向に状況が回復する様子がないのです。
 そこで、時々インターネットで目にする「温泉効果」なるものを思い出し、WEBサイトなどを見て行くと、効能の中に「筋肉痛」という項目があるではありませんか。
Nyusan01  筋肉痛とは、「激しい筋収縮により、筋肉への酸素供給が間に合わなくなると、エネルギー源(ブドウ糖)が不完全燃焼を起こして、燃えかすの乳酸が残る。この乳酸が筋肉中に蓄積することにより痛みを生じる」ものなので、温泉につかることで、乳酸の代謝が早まるということらしいのです。
 普通なら、乳酸は血液に運ばれて取り除かれるため、こうした疲労感は時間が経てば回復するはずなのですが、年を重ねることなどにより、血液の循環が悪くなると、なかなか乳酸が消滅しないため、疲労も抜けにくくなるというわけのようです。
 つまり温泉で身体を温めることにより、全身の血行が良くなるからというのが一般的に知られているところです。ならば、自宅のお風呂でもいいはずですよね。
 最近では良い入浴剤なども市販されていますので、基本的にそれでもいいはずなのですが、浴槽が手狭でゆったりと手足が伸ばせなかったりするので、効果が薄れているのかもかもしれません。
 あれこれ考えていても仕方がありませんから、とりあえず自分の身体で試してみようというのが、今回のツーリングの目的でした。Img_2703s
 札幌の自宅から小樽の朝里川温泉まではロードバイクでも1時間半ほどの距離です。峠越えですが、さほどの距離ではありません。そこで、先日、登り切れなかった朝里峠に再チャレンジして、乳酸をしこたま溜めて効果の程を確かめて見ることにしました。
Img_2691s  朝里峠は朝里から定山渓へ抜ける600mを越える峠です。札幌からだと国道11号線で行くほうが早いので、比較的車の量も少なく、路面も荒れていない状況です。10%を越えるような激坂はありませんが、距離が長くほとんど登りっぱなしなので、結構キツイ峠でした。
 今年の夏に走って来た支笏湖も標高的には同じなのですが、支笏湖線はアップダウンがあり、途中で息が入れられる分楽かもしれません。Img_2668s
 走る前は勾配9%の九十九折の辺りが最もキツそうに思えたのですが、予想は裏切られ、九十九折を過ぎてからの方がむしろ厳しかった・・勿論、距離の長い登りでは後半がキツくなるのは当然ですが、今年は短めの激坂ばかり登ってきたので、長い登りでのスタミナが不足していたことが大きいと思っています。
 北海道は9月に入りかなり気温が下がったのですが、流石に紅葉には早過ぎたようです。とりあえず、第一トンネルまで無事登り切ることができました。登る楽しさはこの達成感なのかもしれませんね。
 急勾配の九十九折から頂上までは、凍結防止用の溝が切ってあり、路面の状況もあまり良くはありませんが、九十九折から朝里までの路面は良好で、ほぼノンブレーキで下ることができました。
Kannposet_01_2  苦しい登りと違って、下りはあっという間で、朝里川温泉に戻り、目指す温泉は「かんぽの宿」です。曜日によって入浴セットと称し入浴とランチが込みで1000円というセットがあるのですが、祝日だったにも関わらず、「カラオケの日」ということでランチセットはお預けとなってしまいました。日帰り入浴料は500円(税込)です。2Fには食堂もあり、ラーメンや丼物は一律640円(税込)です。Kannpo_03
 入口にコインロッカーがあり、貴重品をロッカーに入れ、スリッパに履き替え入館。最初に100円が必要ですが、鍵を開けると戻ってきますので、実質的に無料となります。風呂は2Fで、温泉としては浴槽は手狭ですが、露天風呂もあり、温度もぬるめで個人的には入り易い感じでした。浴室にはボディソープ・シャンプー・リンスが備えられ、脱衣所にはドライヤーもありましたので、持ち物はタオルだけでOKです。
 祝日だったにも関わらず、入浴客が少なく、のんびりと小一時間も湯につかり、もも裏やふくらはぎを入念にマッサージしてきました。
 湯上り後は30分ほど館内や周辺を散策し、帰路へつきました。「湯疲れ」という言葉がありますが、帰路はずっとそんな感じで、身体に力が入らない状態で心配していたのですが、朝起きると脚が軽いではありませんか!!腰の張りは残っていますが、脚は完全回復といった感じです。ランチつきで1000円なら毎週でも行きたいと思っているところです。
Img_2717s_2  ただ、北海道は来月には初雪が降り、どんどん冬へと向かって行くので、自転車で小樽へ行けるのも11月の上旬までになりそうです。
 自分の身体で体感したので、10月には仲間たちと一緒に行こうと思っているところです。近場で日帰り入浴のできる温泉があれば、是非一度お試しあれ。但し、あまり入浴客が多いところはゆっくり入浴できないので、避けた方がいいでしょう。「ぬる目の湯に手足を伸ばして長くつかる」これが筋肉痛解消に効果的ということをお忘れなく。

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1 コメント

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<めざせ>乳酸は疲労物質ではない!? (ももきち)
2014-09-27 13:50:48
<めざせ>乳酸は疲労物質ではない!?
http://www.yomiuri.co.jp/running/feature/20140915-OYT8T50015.html

※乳酸は悪者で疲労物質。乳酸がたまると筋肉は疲れ、翌日から筋肉痛に悩まされる――。それが常識だと思っていた。

 ところがマラソンを完走した直後の市民ランナーの脚を調べると、疲労しきっているはずなのに、乳酸はほとんどたまっていないという。なぜだろうか。

 「疲労物質どころか、乳酸はランナーにとって欠かせない“燃料”なんですよ」。そう話すのは八田秀雄・東京大教授だ。
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