朝方しばらくぶりにみかんが私の髪の毛づくろいを始めました。甘えたくて来たのか、単に「早く起きろ!、起きろ!」という感じなのか。ま~、もうご飯の時間だもんね。
でも、髪の毛づくろいも随分と上手になりました。前にブログに書きましたが、前足で私の頭を抑えるのですが、爪が私の頭に食い込んで、痛くて仕方ありませんでした。又、髪の毛を舐めながら、たまに噛みつかれてそれもすごい痛みでした。ですが今回はそんなことは全然ありませんでした。私の頭を抑えるみかんの手はあくまでただ置いているという感じで、爪は引っ込めているのか、全く引っかかりは有りません。毛づくろいもあくまでゆったりと丁寧に舐めてくれます。痛みは無いものの、ずっしりとした重みを、みかんの手や嘗め回す舌に感じました。やっぱり大きくなったんですね。
舐め始めると、一心不乱に、わき目もふらずに、という感じで一生懸命に私の髪の毛と格闘していました。
「一生懸命」といえば、本来は「一所懸命」だったのをご存知ですか?現在は「いっしょうけんめい」が普通に使われていますが、昔は「いっしょけんめい」が普通だったそうです。
平安時代から室町時代に出来た荘園の土地を、命がけで守るというところから来ているそうです。
熊の様に縄張りを持って行動する生き物にとっては、やはり「一所懸命」という感じですね。昨日書いた上川町の熊のその後の動きがないか。と、ネットで調べて見ましたが、その後の記事はありませんでしたが、昨年も20頭位の子牛が被害を受けていたようで、同じ熊かは分りませんが、どうも執着しているようです。今回被害にあう前に、この牧場の人に目撃されて、ブルドーザーみたいので追い払われていたらしいので、やはり熊も命がけなのかもしれません。熊って縄張りが(行動範囲が)一説には80平方キロと言われています。実際には何頭かで重なる部分も多いでしょうし、もう少し狭いと思います。それにしても・・・食べていくと言うのは、熊も、われわれ人間も大変ですね。
今日は終戦の日。先人達も日本という「一所」を守るために命を懸けたのでしょうね。
戦争で亡くなられた全ての人の平安を、お祈りします。