階段はニケとみかんの遊び場と化しています。足音がう・る・さ・い!!
今日は野暮用と、荷物を取りに札幌に行って来ました。行きも帰りも高速は結構な混み具合です。相変わらずレンタカーは多かったですね。それと、バイク、随分多いですね。沢山の荷物を横に積んでのツーリング。疲れるけど楽しいんですよね。若さの特権というか、若い時しかできませんよね。私も山にはなるべくバイクで行ってます。30年も前のバイクですが、中々調子が良くて手放せません。
札幌から帰ってくると、辺りはもう暮れかかっていました。薄暮といいますが、すごく事故の多い時間帯です。
この夕暮れの時間を、黄昏(たそがれ)といいますが、これは、たれぞかれは(誰ぞ彼は?)からの転用だといわれています。又、かわたれ(彼は誰?)時とも、昔言われてもいたそうです。つまり、あちらから来る人・もしくはあそこに居る人が誰なのか見づらくて分らなくなる時間の事をそのまま言っていたんですね。
日本人の語彙の豊かさを感じますね。コマーシャルで、「風だけでも2000もある」と言っていますよね。2000あるのか知りませんが、日本語の表現はいいですよね。いま少しですが、中国語を勉強しています。中国語は独立語なので覚えるのが大変だそうですが、驚いたのは、男女による言葉の違いがほとんどないんですね。私と俺、君、あなたなどの区別がないんです。彼と彼女は文字では違いますが、話し言葉では同じです。
中国語の本を毎日読んでいます。(トイレの中でですけど、テヘッ)お尻の為には良くないんですけど・・・もう40年来の事なので・・・中々ね~・・止められません。もう本自体は5回読み返しているんですが、ちっとも憶えられないと言うか、頭に入ってきません。若い時とは違いますね。
また話が脱線しましたが、オフコースの小田さんも「たそがれ」と言う言葉が好きらしく、「たそがれ」という曲は勿論あるのですが、その他にも「一人で生きて行ければ」という曲や「秋の気配」でも使われています。「たそがれ」によって場面の転換を意識させますが、小田さんの「たそがれ」は見づらくなる事による、優しさというか柔らかさを思わせます。小田さんの影響もあるのでしょうが、私もこの時間は結構好きですね。見づらい、ぼやけるというのは結構日本的かもしれません。これは・・・結構いいと私は思っています。世界基準、先進国では・・・等々日本的なものを否定する事が多々ありますが、日本的でもいいのにな~と思うものが私的には結構ありますね。勿論グローバルスタンダードの方が良いこともありますが、絶対とは私は思いません。物を見るときは少し疑って(チト言葉が悪いですかね、多角的に色んな角度から見る)ということですかね。