今日は、私の父と母の命日でした。亡くなった年は違うのですが、同じ日に亡くなりました。先に行っていた母が、父を迎えに来た。と、父が亡くなった時に兄達が話していました。仲が良かったからとも、私達子供に父が迷惑を掛けないようにとも、いっていましたが・・・・。
命日が同じだと、墓参りも一回で済むので非常に助かります。と言いながら中々14日にはお参りできないでいます。(今日も行けませんでした)敬老の日が15日に固定されていた時は、その日に行くことが多かったのですが、最近は適当になっていました。お墓が旭川市内にあるので、明日の朝に行くことにしました。行かなくても・・・ま~心の問題なんですけどね。
今日民主党の代表に管さんが再選されました。どうでもいいような感じもしますが、私的には良かったかな、と思っています。選挙で惨敗した責任の一端は勿論、管さんの消費税発言にあるのは間違いないでしょうが、、その前段としての鳩山さんと小沢さんの問題もあったでしょうし、何より消費税に対するマスコミの対応が大きいのではないでしょうか。管さんもすぐに消費税を上げるとは一言も発言していなかったはずですが・・・(勿論総理の発言の重みはあるのですが)
私は基本的にマスコミはあまり信用しません。面白ければ何でもいい。自分達が正義だ。と言うマスコミ独自の論理が私には納得できません。報道関係の友人も何人かいるのですが、皆すごく優秀で、人間的にも温かい人が多いのですが、やはり、特ダネ病的な部分は多分にあると思います。
阪神大震災のとき、私が報道機関に失望した事が2つありました。一つはあの大惨事で、あの緊急事態でも、先陣争いをしていた事です。あれだけ大規模な災害になったら、伝えなければならない情報は膨大にあったはずなのに、どの新聞もテレビも、同じ現場の同じ情報を報道していました。その現場がどれだけセンセーションだったにしても、他にもたくさんの現場と、情報を待っている人がいるのに、スクープ競争のために現場の邪魔をしている姿は見ていられませんでした。ああいう大規模災害の時には報道機関で協議するなどして、みんなで分担するなどして、広範な情報を伝えて欲しいと思います。
あと一つは、あの緊急時に、やくざの親分が自宅の井戸を近所の住民に開放したり、パンなどを与えている。という実にくだらない報道でした。TBSのニュース23でも放送されました。ふだん謹厳なあの筑紫さん(まだ元気でしたね)も、何のコメントもしませんでしたが、非常に腹立たしく思いました。北海道新聞も何十年も購読していたのですが、この記事を掲載したので、すぐに購読を止めました。両社にはすぐに抗議の電話を入れましたが「伝えておきます」という型どうりの答えだけでした。
やくざの親分が良い事をすることは美談なんでしょうかね?その良い事をするための原資は、汗水流して、良い事をして稼いだお金なんでしょうかね。(多分・・人に迷惑をかけて、非合法で稼いだと思いますよ)
やくざの親分以上に人助けをした人は沢山いたでしょう。何より、沢山の行方不明者や連絡のつかない人がいる時期に、話題性だけで報道するその姿勢が信じられませんでした。
大相撲が暴力団との交際問題で非難を受けましたが、昔の興行形態を考えると当たり前という感じで、吉本も多くのプロダクションやボクシングやプロレス団体だって暴力団とつながっているのは、公然の秘密(秘密でもないですかね)です。だいたいテレビ局や新聞社だって、株主総会には右翼がついこの前までは公然と参加していたんですから、ま~何をや言わんやという感じです。日本中の社会に暴力団は結構浸透しているんですよね。困ったモンです。
話があらぬ方向に行ってしまいましたが、つまり、報道機関に踊らされない様にしなければならないという事です。政治に関して言えば、政権交代してそんなに簡単に全てが好転したり、変化したりできるものではなく、ある程度(期間が問題ですがね)見守る事が必要だと思います。
新聞を2紙読み比べると同じような記事でも違いがあります。報道だから真実とは思わずに、少し疑ってみる。少し斜に構えて見る。これが私の報道の見方です。勿論、ネットの情報もです。