昨日、今日と、みかんがカリカリを完食してくれています。煮干を2本細かくして混ぜただけなのですが、どうも気に入ったようで、食いつきがいいです。缶詰を入れなくてもいいので楽ですね。飽きないでくれればいいんですけど・・・。
今日は肌寒くて、ついにストーブを入れました。本当ですと「焚きました」なんですが、我家は温水ヒーターなので、「入れました」です。ニケとみかんも寒かったのか朝私の布団の足元に入っていました。これから入って寝るようになるんでしょうね。チョッと楽しみです。
昨日空けておいた花壇にみかんの苗木を植えました。7本と聞いていたのですが、7鉢でした。うち2鉢はプランターで、その中に小さい苗木が10本以上あります。
苗を入れる穴を開けますが、けっこう昨日抜いたハイ松の根が残っていて、その度その根を抜いて・・・中々進みませんでした。
1時間で作業は終わりました。みかんは北海道では育ちません。多分越冬は出来ないのではないかと思いますが、何本かでも助かってくれればな~と思っています。
このみかんの木はアゲハチョウの幼虫の食料用に育てていました。アゲハチョウの幼虫って、緑色のモスラみたいのなんです。妻がカワイイとお気に入りで、幼虫の好物が、山椒やみかんの木のようにトゲのある木の葉っぱだということを知って、5年ほど前から毎年育てています。
アゲハチョウがやって来て幹に卵を植えているようです(この辺りは実際みていないので想像です)で、しばらくして孵化すると黒いこ汚い鳥の糞みたいのが、葉っぱの上をうろつきだします。段々大きくなると共に、白い模様が出てきます。この時期くらいから葉っぱをムシャムシャと食べだします。
そして黒いレオタードを脱ぐように、黒い幼虫の背中が割れて緑のモスラが現れます。1センチも無いようなモスラですが、バクバク葉っぱを食べて、5センチくらいまで大きくなります。この頃になると、葉っぱが食い尽くされて枝だけになる木も出てきます。そして寒くなる頃に一匹、また一匹といつの間にか旅に出ます。気づくと外階段の裏や壁に枯葉の巻いたようなものがついてます。これがサナギのようです。そしてそのまま越冬。翌年羽化するようです。
モスラはみかん農家の人や山椒を作っている人たちにとっては害虫以外の何物でもないようです。札幌市内では食べるものも無くて可哀相だったのですが、こちらは食べ物が多いのか、アゲハチョウを随分見たのですが、一向にみかんの木に卵を産み付けていません。
一昨日来た札幌の母さんは畑で野菜作りをしていて、人参の葉をモスラに食べつくされたと言っていました。人参も好物のようです。この辺りの家もみんな人参を作っているようですから、もしかしたら・・・・。