
あの頃は父も母も店からの帰りが遅く、僕は小学生の低学年、弟は入学したばかり、二人で何時も留守番だった。


街にジングルベルが響く中、父も母も喜んだり悲しんだりと感情の起伏が激しくなり、
僕たちの気持ちも寒さと相まって縮こまっていったのを思い出す。


僕たちもほっとして嬉しい気持ちだったのを覚えている。
その挙句の正月。曇りや雨の日もあっただろうが何故か思い出は何時も素晴らしい晴天だ。


不安な師走も味あわせていない代わりに、新年の喜びも与えていないのではないか。
師走を真剣に新しい年へ向かって送ることが、また 大好き




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