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美しい自然とともに

粗犬ベティ

2011-05-13 23:19:58 | 日記
ひと頃から見れば暖かくなったとはいえ太陽の日差しがない雨の日は寒い。
仕事の打ち合わせで藤沢へ行き、バスに乗った。

最近は車内ではいつも本を読んでいる。
今日は、佐藤愛子さんのエッセイ集だ。

「粗犬ペティ」のページを開いて読み始めた。
これは著者が飼っているミニブルドックの話なのだが、
ミニブルドックなどという種類があるわけでなく、発育が悪くミニになってしまったらしい。

マイペースで、番犬の役に立たず失敗ばっかりしている話なのである。初めは、にくめない犬に軽い笑顔で読んでいたのだが、あまりの可笑しさに吹き出しそうになってしまった。

バスの中なので、ぐっとこらえて、私の事をへんな顔で見ているのではないかと周りを見回した。
すると、向かいでうつらうつらしていたオバサンの顔を見た時、我慢が出来なくなってしまった。

オバサンの顔はブルドックそっくりだったのである。
当然、本に目をやりエッセイが可笑しくて笑ったようにしたがわかってしまったのだろうか。



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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
まめお (ぺてぃ様)
2012-08-05 13:43:53
読んでいただきありがとうございます。
お尋ねの本は角川文庫の「一天にわかにかき曇り」佐藤愛子さんの本です。昭和54年出版の古い文庫本です。
ブルドックが出てくるお話ですので思い出の文章はこれかもしれませんね。
これからもよろしくお願いします。
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Unknown (ぺてぃ)
2012-08-01 20:55:48
突然すいません!!私は小学生の頃、塾の授業プリントで「ペティ」というブルドッグが出てくる文章を読みました。その頃、ちょっとした問題児だった私は、その時を機に「ペティ」というあだ名をつけられ、友達に呼ばれてきました。月日がたった今、その文章の出典が知りたくて、ずっと探しています。
もし良ければ、「素犬ペティ」が載っている本を教えていただけませんか?お願いします。
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