木にはそれぞれ性質がある。その木の心(性質)をよくのみ込んで、用途によって
使い分ける。
それでなくちゃうそだ。
化粧材には化粧材なりの部材、下地には下地、構造には構造に適した部材がある。
木の心を読みとれないと、往々にして、本を殺して家を建てることになる。
木材に関しては、必ずしも値段が安ければ悪いということはない。
流通の関係で、品質に関係なく、豊富にあって安いというものがたくさんある。
家というのは本来、その土地で育っ
た木を使って建てるのが一番だ。木は刻んだからといって、死ぬわけじゃない。呼吸
をしている。
そのためにも、生えていた土地で、同じ風土気候の中で、使ってやるのが家の為にも一番いい。
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