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木の節は気になる? 気にならない?

2015年10月08日 | 『木』へのこだわり・マメ知識。

 節の多さは、値段の違いにも直結します。



というのも、
節の少ない部分というのは、

魚でいうと、トロに当たるので、
希少価値があり、

値段も高い!

ということになるのです。

しかし、
多少節があった方が、

無垢の木って感じがするし、
そっちの方が好きという方も少なくないと思います。

では「節」って何でしょう?

「節」とは、枝の跡です。

木が成長する過程で、生えた枝の跡なのです。

この「節」にも、生きた「節」と、死んだ「節」があって、
死んだ「節」は、割れたり、抜けたりするので、
補修が必要となります。

しかし、生きた「節」は、模様の一種なので、
補修も必要ないし、自然な感じになります。

まったく「節」の無い木を
「無節」とか「無地」といいますが、

値段も高いし、綺麗ですが、
ちょっとノッペリして、表情がないようにも感じます。

あくまで好き嫌いの問題ではありますが、
私は、ある程度、節があった方が味があって良いと思います。

しかも、節がある製品の方が安いのですから、
節が気にならない人なら、

絶対に「節あり」がお勧めです。

また、木には、
年輪がありますから、

カットの仕方によって、

違った「木目」が現れます。

その現れ方によって、
「板目」と「柾目」という木目になります。

これも、好みですが、
一般的に「柾目」の方が価格は高いと
いうことになります。

演劇のヒノキ舞台などは、
柾目の無節で綺麗ですが、

節が全くないので、
プリントした合板フローリングと間違うほどです。

しかし、やはりこれは、
好みとご予算次第ということになると思います。

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