こんにちは!
ブログ読んで頂きありがとうございます。
舞鶴市で創業80年、思わず深呼吸したくなる自然素材で
ほんまもんの木の家づくりをしています。
木を愛する・・・塩見工務店 塩見智則です。
塩見工務店で家づくりに使う木の産地にもこだわっています。
吉野桧といえば桧の産地材の中でも有名なんです。
そんな吉野ヒノキの特徴を書きたいと思います。
丁寧に手入れされ強度や美しさが評価される国産材の吉野桧は、
奈良県吉野郡全域、中でも吉野川、北上川、戸津川流域で産出される桧は「吉野桧」と呼ばれます。
その産出域は広く、面積は56,000ヘクタール程もあり、木曽桧を上回る蓄積量を誇っています。
木目が細かく、色目や光沢が美しいこと、よく手入れされて育っていること、
曲がりや節が少ないなどの特徴があります。
世界遺産の法隆寺はほとんど桧で作られており、粘り強い材のおかげで今でも丈夫に建ち続けていますが、その桧の山地は明らかではないものの、材質の似た産地で当てはまるのが吉野桧であると言われています。
苗を植えてから伐採するまで何十年もかかるため、その世話は何世代にも渡って行われることになります。その間大切に育てられ、守られているのが吉野桧です。
年輪の幅が細かく均一で、早くから枝打ちを行い、節を包み込ませるように入念に手入れをし、
50年ほどで伐採を行うことで、芯を中心に通直で節の少ない木目を得ることができます。
天然木の香りはそれだけでも清々しく、リラックス効果が認められていますが、
中でも桧の成分はアロマオイルとして利用されたり、樹脂液を浴槽に垂らし入浴する
ことでもその効果を得ることが出来ます。
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