爺さんの独り言

雑木林から街中に帰ってきた爺さん

好きな作家

2011年03月23日 | 日記
 好きな作家は誰か。あまり意識したことはなかったが崩れた本棚の整理をしていてそんなことを考えた。藤沢周平の本が一番多く41冊あった。その次は司馬遼太郎のようだ。その次となると本の数はずっと少なくはなるが、吉村昭、遠藤周作、瀬戸内寂聴、曾野綾子といったところ。吉村昭、この人ははっきり自分の好きな作家と意識している。小説だと言っても、実際に存在した人物が登場する小説を書く場合、間違ったことを書いてはいけないとよく資料をよく調べ、それでも分からないときは現地へ何度も行って調べて書いている。幕末の頃の資料は現地へ行くとまだ結構残っているとのことで、我がふるさとにも何度も行っているようだ。

 学生時代に読んだ世界の古典も何冊か残っている。一夏かけて読了した ロマン ロラン "ジャン クリストフ” は我が愛読書と思っていた頃もあったが、それはもう昔のこと、あのような長編をもう一度読んでみようという元気は今はない。時々ペラペラとページをめくってみる程度になってしまった。ドストエーフスキイ ”カラマーゾフの兄弟” はもう一度読んでみたいと思っている。 "シラノドベルジュラック” と “即興詩人” が見つからない。引っ越しの時かなり本を処分したのでその時間違えて捨ててしまったのかも知れない。

 我が庭にも蕗の薹が一斉に目を出し始めた。山菜の中でもこの香り、苦味が最高に好みなのだがもう今年は食べない方が良いのだろうか。


    

 
コメント
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