ぶちぶちワンコの日記

ダルメシアンと暮らすOLの徒然なる日記

ハラキリ犬②

2007-12-27 16:47:09 | うちのワンコ
三途の川
とにかく、無事で有ることにホッとし、りかさんに会わせてもらうことになりました。
まだ麻酔が効いていたので手術台の上でチューブにつながれたまま足を伸ばして横たわるりかさん。
と、それを見つめていたら何だか目の前が真っ暗になって、「貧血おこしそう」と思ってイスに座ったところまでは覚えているのですが、その後意識不明に・・・。

で、その間どこに行っていたかというとですね、オカルトみたいな話なんですが、私お花畑にいたんです。
で、多分エルちゃんに会ったんです。
多分という表現を使ったのはですね、確かめる前にこっちの世界に引き戻されたから。
私が見たものを正確に言うと、お花畑の向こうから白い犬が私に向かって走ってくるところで、
「もしかしてエルちゃん?本当に?」

ものすごく嬉しくて幸せな気分になったのははっきり覚えています。
そして両手を伸ばしたところで終わってしまったんです。

後でその場にいた母の話によると、声かけても、叩いても反応がなかったのに、突然ニンマリ笑ったので、ゾーッとしたそうです、(失礼な)

私にとっては、とっても幸せな気分から無理やり引き戻された上に、ものすごく気分が悪くて、その時は何でほっといてくれないのよー!という気分でした。正気に戻った後も私にとっては、いつもの貧血位にしか思っていなかったんですが、その場にいた人達が
「あれは普通じゃないですぅ。病院行ってください!」

というので、そのまま動物病院から市民病院の救急へ。そこで各種検査をされ、点滴。何か左右の脈の速さが違うとか言ってましたが。

先生:(カルテ見ながら)「倒れた場所は動物病院・・・ですか?」
私:「はい、そうです」
先生:「そこにお勤めなんですか?」
私:「いえ」
先生:「じゃあ、なんでそこに」
私:「そこに居たから」
悪いけどその時はしんどくて、経過を全部話す元気がなく、最低限の返答しか出来ませんでしたが、それがそんなに重要?

そしてさらに、国立循環器センターの先生に連絡をしておくので、今からそちらでもう一度診てもらってくださいとのこと。
「もしかしてそんな重症なの?

不安を抱えながら今日3つめの病院へ。
ここでも検査と診察を受けましたが、とりあえず一過性のもので大丈夫でしょうということでやっと帰宅。長い一日でした。
余談ですが、私はその前日に退職(病院!)したばかりでした。
保険証まだ返してなくて良かったー!

教訓:
保険証は書類上の離職日が過ぎるまで絶対に返却してはいけません!

ハラキリ犬①

2007-12-27 13:13:10 | うちのワンコ
事件
12月の年の瀬も押し詰まったある日、りかさんが初めてごはんを食べませんでした。
ごはんだけではなく、おやつも欲しがらない。
そして人が近づくと唸ります。これはどこかおかしい。
そして病院に連れて行くと、お腹に何かがつまっていて即効開腹手術をしなければならないとのこと。
でも、一体何が?あんなに気をつけていたのに・・・。
そしてその日の夕方、手術が終わったと病院から連絡が有り、駆けつけた私達に差し出されたモノ、それは緑色の指2本位の大きさの物体。
「腸閉塞で腹膜炎を起こしかけていて危ないところでした。これが胃と腸につまっていたのですが、何なのか分かりますか?」
「・・・。」

後できれいに洗ってじっくり見たところ、胃液か何かでカチカチになっていたので素材ははっきり分かりませんが、ワインレッド色の皮か合皮の様で、伸び縮みする上着の袖口とか裾の部分のような感じでした。
正直今だに何なのか分かりませんし、心当りもないんです。

ただその時思ったこと、「先生、洗ってから見せてください・・・。」
汚い話で申し訳ないですが、腸の中から出てきたということはですね、色々くっついているんです。それが上記の緑色のモノ。
きれい汚いの問題ではなく、そんなモノにまみれたモノを見せられても瞬時にそれが何かなんて分かりません。
先生、普通の人はあまり腸の中の消化途上のモノはあまり見たことないと思います・・・。